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初心者のための音楽理論②

内容に入っていく前に、以前のブログ記事から

 

「音名」と「階名」

「ピー」と「ポー」

まことに遺憾です

音名はCDE、階名はドレミ

「ファ」って……

トニックソルファで歌おう

半音を知れば音楽が見えてくる

全音は一段飛ばし

 

このあたりを未読の方は、さっと目を通していただければと思います。

ざっくりと…

 

・音の名前には音名と階名があり、それぞれ用途が違う

・音名にはアルファベットを使う 音名は音の高さごとに固有のもの(絶対的なもの)

・階名にはドレミを使う 階名は音の関係性を表すもので、基準が変われば相対的に変わるもの

・ファの半音上やミの半音下にも階名をつける

  上向きにDo  Di  Re  Ri  Mi  Fa  Fi  Sol  Si  La  Li  Ti

  下向きにDo  Ti  Te  La  Le  Sol  Se  Fa  Mi  Me  Re  Ra

・半音は階段の1段分、全音は2段分

 

といったあたりを、だいたい踏まえておいていただけると良いと思います。

 

 

では、音楽理論、いってみましょう!

 

音楽には、メロディハーモニーリズムという三大要素があり、さらにはダイナミクス(強弱)、音色、音場、言葉(歌詞)などのさまざまな要素が絡み合っています。

音楽理論などとたいそうな言い方をしていますが、実際にはいろいろある要素のうち、主にハーモニーについてのお話だと思ってください。

もう少し具体的に言うと、コード(=和音)の成り立ちとコード進行(コードの移り変わり)、そしてそれらのメロディとの関係性についてのお話です。

 

ようは「響き」についてです。

 

音楽理論とは、気持ちいい響き、逆に気持ちよくない響き、さらにはその響きの移り変わりを、その構造(音の重なり方)を整理しながら感じとっていきましょう、ということです。

それを整理し把握することで、演奏したり、耳コピしたり、作・編曲したり、セッションしたりする上でメリットがたくさんあるよ、というわけです。

 

 

ところでみなさん、鍵盤ってお持ちですか?

お持ちでなければ最初はスマホの無料アプリでもいいんですが、限度があるんで、小さくてもいいので1つ鍵盤を持っておくといいですよ。

鍵盤があるのとないのでは分かりやすさがかなり違うと思います。

 

なんでもいいんですが、一応2つほどピックアップしておきます。小さいのと普通のサイズのを。

CASIO 32鍵ミニキーボード

YAMAHA 61鍵キーボード

 

ま、とりあえずスマホのアプリとかでけっこうですので、その鍵盤のどれか1つを押して音を鳴らしてみてください。白い鍵盤でも黒い鍵盤でもどれでもいいですが、極端に低かったり高かったりしない方がいいですかね。

この音を「基準とする」と思ってください。

 

今度はその基準の音と、もう1つ適当に選んで(極端に離れすぎていない方がいいです。)、2つ一緒に鳴らしてみてください。

 

……

 

どうですか?

 

どうですかって言われても困るかもしれませんが。笑

その2つの音の響き合いは、気持ちがいいですか?それとも気持ちよくないですか?

主観でかまわないです。

はい。

 

そしたらあとは同じ要領で、基準の音は変えずに、もう1つの方をいろいろ変えてみてください。

その都度「基準の音+もう1つの音の響き合い」を聴いて、気持ちがいいか否かを判断してみてください。

しばらくやったら、基準の音を変えて、また同じようにやってみてください。

基準の音も、もう1つの音も白い鍵盤だけじゃなく、黒い鍵盤も分け隔てなく使ってみてください。

 

 

ということで、長いんで今回はここまでです~。

 

初心者のための音楽理論①

今回から新しいカテゴリーを作ってアレについてお話ししてみようかと。

 

アレとは…

 

「音楽理論」

 

です。

 

はい。

まぁ、そういうふうに言われているものがあるんですね。

 

世の中には理屈っぽいことが好きな方も、そうでない方もいらっしゃると思います。

とくに好きじゃない方、この時点でアレルギー反応出ちゃってませんか?大丈夫ですか?

音楽理論と言っても、ここでお話しすることはそんなに大変なものじゃないですし、なるべく分かりやすくしていきますので、がんばってついてきてくださいねー。

 

で、バランスってけっこう大事だと思うんですよ。

festina-lenteでは「音楽を楽しむための力を身につける」ということを大目標にしています。

そこへいくと、理論ばかりに関心が偏ってしまうのも、まったく無視してしまうのもあんまり良くないんですね。

 

festina-lenteで言うところの「音楽を楽しむための力」とは具体的に

・感覚(音感・リズム感など)

・運動(歌ったり演奏したりするためのスキル)

・知識(音楽理論、アンサンブルやセッションのHow To

などです。

 

多くの場合、この中で「運動(歌ったり演奏したりするためのスキル)」にばかり関心が向きがちですが、この力だけだと、演奏したい曲をパッと形にしたり、自由にアレンジしたり、音楽で他者とコミュニケーションを図ることは困難です。

もちろん、感覚だけでも知識だけでもダメですが、それらについてはなんとなく見て見ぬ振りをして運動の部分だけを練習していくのではなく、バランスよく力をつけていきたいわけです。

 

ちなみに感覚については動画でお話ししていこうと思っていますので、そちらも楽しみにしてもらえれば。

 

さて、音楽理論を知ることで、

・耳コピが速くなる

・作曲ができる(バリエーションが増える)

・編曲ができる

・他の演奏者とコミュニケーションが取れる

・アドリブ演奏への力になる

など、たくさんのメリットがあります。

 

「音楽理論なんて知らない方がいい」という意見を持っている方もいらっしゃると思いますが、実際は多くの人にとってそんなことはなく、有益なもののはずです。

でも、常に「理論的に正しいのかどうか」が気になってしまうのはあまり良いこととは思えません。

なんだか窮屈ですもんね。

そうならないためにもバランスよく音楽力をつけていくことが大切なのです。

何が正しく、何が間違っているかではなく、基本的には自由であり、そしてセオリーがあります。

それらを踏まえて、とにかく楽しんでいきましょう。

 

今回はイントロダクションということで、次回から中身に入っていきます。

お楽しみに~。

 

 

内容とは関係ない動画ですいませ〜ん。

新任講師のご紹介 ③ 七海良美講師

講師のご紹介、つづいてはフルートコースを担当します、七海良美講師です。

フルートというとクラシック音楽のイメージも強いですが、当スクールはポピュラーミュージックスクールですので、講師探しはけっこう難航しました。

七海講師は、クラシックをベースにした確かな演奏力と素晴らしい音色を持ち、ポピュラーミュージックの演奏もこなします。

また、スクールの方針に合った考え方を持っていましたので、講師をお願いしました。

活躍を期待しています。

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

YOSHIMI NANAUMI

七海良美

担当楽器(コース):フルート

 

幼少から音楽に触れ、4歳からエレクトーンと音楽教室、ピアノ、ソルフェージュ、フルートは10歳からレッスンを受ける。日本内外の多くの演奏家から本格的な指導を受け、現在フリーのフルート奏者として活動中。

スタジオミュージシャンとしてさまざまなアーティストのレコーディングやライブに参加する他、クラシックホールでの演奏、パーティやイベントでの演奏、ラジオパーソナリティーなど活動の幅は広い。

クラシック、ポップスなど、幼少から養った技術と生来の感性を活かし、自分らしい音を日々探しながらさまざまなスタイルの演奏を続ける。

特にフルートの繊細で深みのある音色に定評があり、某社鍵盤のフルート音にも起用される。

NPO法人「街角に音楽を」アーティストミュージシャンとして東京丸ビルなどでも多数演奏するほか、復興庁主催「心の健康サポートセミナー」東北8ヶ所公演の際、フルートソロで起用され演奏する。

オリジナル楽曲での作品もリリースし、一方ではレッスンにも力を入れている。

 

新任講師のご紹介 ② 板谷直樹講師

講師のご紹介、つづいてはベースコースを担当します、板谷直樹講師です。

板谷講師もアメリカ帰り、バークリーで学んでいます。

ジャズ、フュージョンを中心にいろいろな演奏現場や、セッションのオーガナイザーとしても活躍しています。

教則本も多数執筆して、動画サイトにもレッスン動画をたくさんアップしていますね。

落ち着きと知的な雰囲気があり、丁寧なレッスン、的確なアドバイスをしてくれます。

エレキはもちろんアップライトやウッドベースもOK。ジャンルも多様に対応します。

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

NAOKI ITAYA

板谷直樹

担当楽器(コース):ベース

 

ソウル、R&BAOR、ポップスに親しみ15歳よりベースをはじめる。

札幌での活動を経て渡米し、バークリー音楽大学を卒業。

本場のジャズやラテンミュージックに直接触れ、大きな影響を受けた。

ベーシストとして多数のアーティストのライブやレコーディングに参加し、20082015年まで活動したRFでは、5枚のアナログと7枚のアルバムを発表。

以降、アーティストのライブサポートやレコーディングの他、音楽講師としてレッスンに従事し、教則本やコラムなどの執筆も行う。

著書に「ベースラインで迷わない本」「一生使えるベース基礎トレ本」「一生使えるベース基礎トレ本・スラップ強化編」「一生使えるアドリブ基礎トレ本・ベース編」「ベーシスト 究極の選択60 2択が導くなりたい自分」「ベースのフィルインを究める本」(いずれもリットーミュージック刊)がある。

また著書に関連する動画は、YouTubeで見ることができる。

都内でセッションイベントを企画するなど、プロアマ問わずのコミュニティー作りにも意欲的に取り組んでいる。

 

新任講師のご紹介 ① 滝口徹講師

festina-lente music schoolでは新コース開設のため、昨年末から講師の採用を進めてきました。

とってもたくさんのご応募をいただきましたが全員を採用するわけにはいかず、厳選に厳選を重ねて契約させていただいた講師が、まずは3名稼働していきます。

今日から1人づつご紹介していきますね。

 

1人目はギター、ギター弾き語り、ウクレレのコースを担当します滝口徹講師です。

ジャズをベースにしつつも自由な発想で、自分らしいギタープレイを信条としています。

大人っぽく魅力的な歌声で弾き語りもし、ウクレレも得意としています。

長い間アメリカで学び、活動してきたせいで、ノリがアメリカ人です。

とてもフランクで話しやすい。

festina-lente music schoolのムードメーカーとしても期待してます。笑

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

 

TORU TAKIGUCHI

滝口徹

担当楽器(コース):ギター、ギター弾き語り、ウクレレ

 

富士山の麓、静岡県御殿場市生まれ。ピアニストの母の影響で音楽に囲まれた環境に育つ。

12歳でギターに興味を持ち、20歳の時にニューヨークへ。Brooklyn Conservatory of Music及びThe New Schoolでジャズを学ぶ。

卒業とともに、ジャズ、ブラジリアン、ミュージカル、ゴスペルバンドと、ジャンルを問わず多くのグループ・プロジェクトに参加。

アメリカを代表するコンサートホールThe Hammerstein BallroomSymphony Space (New York)、

The Kennedy Center (Washington DC)、他に出演。その活動が認められ、アメリカ合衆国アーティストビザを取得。

2010年から作曲家、音楽家として、ジャズの枠を超え自身のグループ“Torujazz”をスタート。

Tomi JazzMiles CaféZinc Bar (New York)、World Café (Philadelphia)、Twins Jazz (Washington DC)、An Die musik (Baltimore)をはじめとする、東海岸のjazz Venueにて活動。

2015年よりニューヨーク・東京で活動中。

また、音楽の楽しさ、美しさを1人でも多くの人とシェアすべく、レッスンを行っている。