耳コピ、ハードルの低いところから

耳コピについて、もう少ししつこく書いてみます。w

 

今回は、耳コピを始めるにあたって、こんなところからやってみると良いのでは?という内容で書いてみます。

 

私自身、耳コピが得意ではなかったので、トライしてもなかなかコードが分からなくてモヤモヤしたり、そもそもやってみようという気がなかなか起きなかったりしていました。

私の場合はなるべくハードルの低くくしておくことで、なんとか少しずつ慣れていくことができましたので、そんな体験も踏まえまして

 

 

・まずは簡単な曲から

何事においても同じだとは思います。何かを習得していく上では基本ですね。難しそうな曲はいったん置いておきます。いきなり難しいことをやろうとせず、簡単なところからいきましょう。

 

・一部分だけでも良い

曲の頭から終わりまでまるっと全部と思うと、なかなかヘビーです。がんばっても分からないところはすっ飛ばして、分かる部分だけを耳コピしましょう。Aメロだけ、サビだけ、でも十分です。

 

・答えがある曲を選ぶ

インターネット上や市販の楽譜など、(およそ)正解であろう情報が入手できる曲で練習しましょう。要は答え合わせができる曲ということですね。間違っていた部分があったら、正しいものと両方聴き比べて響きを確認しておきましょう。

ただし、ひとしきり自力で耳コピしてみるまでは簡単に答えを見ないようにしましょう。当たり前ですが、それでは練習になりませんので。

ある程度慣れてきたら、今度は逆にあえて答えを入手しづらい曲を選んでいった方が、自分の耳を信じていけるようになるかもしれません。

 

・だいたいで良い

ちょっと専門的な話になりますが、響きが似ているコードというのがあります。コードを構成している音がいくつも共通していたりするワケですが、こういうコードは曲の中の役目も同じだったりします。こういう似た役目のコード同士は聴き間違えやすいんですが、たとえ取り違えたとしてもOKということにしちゃいましょう。

また、ちょっと複雑な響きの場合は、「ベース音がなんの音か」と「メジャーコードかマイナーコードか」まで分かればOK!自分を褒めてあげましょう。

 

・ダイアトニックコードを知っておく

音楽理論をマスターしないと耳コピができない、なんてことは断じてありませんが、キーとダイアトニックコードについては、知っていると知らないとではだいぶ違いがあるでしょう。

ざっくり言えば、一曲の中でよく出てくる(よく使われている)コードというのは、いくつかに絞られている場合が多いということですね。シンプルなものだと、4つ~5つくらいのコードでできている曲もたくさんあります。

 

・ゆっくり再生して聴く

分からないとき、その理由として「速さ」はかなり大きいと思います。速くてききとれない。逆に言えば、ゆっくりであれば聴き取れることがかなりあると思います。

何度も言っている気がしますが、今どきはアプリ等を使えばいくらでもゆっくりにして再生できますからね。ぜひ活用してみてください。

 

 

いかがでしょうか。

 

手順としては

①ベース音を聴き取る → ②メジャーコードかマイナーコードを判別する

で、とりあえずはそこまでを目標にがんばれると良いかと思います。

※ベース音は1つのコード内でも移動して、いわゆるベースライン(ベースの旋律)になっていることがあります。そういう場合は、コードの切り替わりの1音目をがんばって聴き取るようにしてみてください。

 

 

3つほど練習用の曲をピックアップしてみます。

ぜひトライしてみてください!

 

1曲目はボブ・ディランの「Knockin’ on Heaven’s Door」です。

シンプルな繰り返しですが、前述の似た響きで役目が同じコードがあるので、ベース音をよく聴いて。

 

2曲目はザ・ビートルズの「Let it be」です。

2コーラス目(1’07″〜)からベースが入っているので、ここから耳コピしてみましょう。

 

3曲目はマルーン5の「Sunday Morning」です。

これも基本はずっと繰り返しです。

 

耳コピ、する必要ある?

 

耳コピについて、もう少し書いてみます。

 

前回書いたように、耳コピをスムーズにこなすには知識と相対音感、そして何と言っても物量(経験値)がものを言うわけです。

 

でもそもそも、「耳コピをすることが必要か?」「どれほどの重要性があるか?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

 

今は主だった曲であれば、ネットを検索するとコード進行くらいすぐ見つけられます。

ヒット曲やスタンダード曲であれば、ほとんどの場合はこれでこと済んでしまいます。

無料でなかったとしても数百円ほどで楽譜をダウンロードできたりもしますし。

そして、若干知名度の低いアーティストのシングルカットされていない曲(アルバムの中の曲)などは、ネットで探しても見つからないこともありますが、よほどその曲を演奏したい気持ちが強くない限りは、「あ~~、見つからないか……ま、他の曲にするかな」と諦めてしまうのではないでしょうか。

 

そうなってくると、耳コピの必要性がどれほどあるのか。

 

これは、一次的には

 

「さほど必要でもない」

 

と言うのが私の答えです。

だって、コード譜、リードシート、バンドスコアなどが手に入る曲を、それを見ながら楽しく演奏すれば良いですもんね。

 

 

ところで、私が音楽を始めた当時はインターネットなど無く、今のように曲のコード進行がすぐに判るというのは夢のような話でした。

だから何か曲を演奏したいと思ったら、楽譜を購入するか、耳コピをするか、諦めるか、の三択でした。

私よりも上の世代の方は、売っている楽譜の量ももっと少なかったはずで、耳コピするか、諦めるか、のほぼ二択だったんじゃないかと想像します。

 

 

当時の私は耳コピがとにかく苦手でした。もちろん最初から得意な人なんてそうそういるわけもないのですが、とにかく大変で苦痛だった。

だからほとんど耳コピをせずに、楽譜がある曲を演奏していました。楽譜がないものは諦めるというか持っている楽譜の中から演奏したい曲を選ぶ、と。それだけでしたね。

 

 

楽譜ってのはもちろん便利なものなんですけど、ある意味においては非常に危なっかしいものでもあります。

なぜか。

それは、音楽を「耳」ではなく「目」で捉えてしまうからです。

 

耳を育てることも並行して行えればいいのですが、「この曲が演奏したい!」という目先の目標を達成するためには「耳」はさほど重要ではなくなってしまう。

音楽なのに……ですよ?

 

 

さて、あくまで私の場合は、ですが、そうやって耳を使うことをおざなりにしたまま曲の練習だけを進めていたら、のちになっていろんな苦労が湧いて出てきました。

 

まず、曲をいくつも覚えていられない。新しい曲を覚えると、押し出されるように以前覚えた曲は忘れていってしまいます。

そもそも覚えるのに大変たくさんの時間を要する。

そして、人前で演奏するような緊張感のあるシーンでは、頭が真っ白になって覚えたはずのものがブッ飛んでしまう。

さらに、覚えたとおりに曲の初めから最後まで完遂する以外なく、万が一曲の途中で迷子になってしまう(今どこを演奏すべきか分からなくなってしまう)と、演奏に復帰するのがものすごく大変になってしまう。

応用が効かないので、セッション等にはおよび腰になってしまう。

 

どうですか?

思い当たる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

これらの症状は、「耳を使って音楽をする」ことで徐々に解消されていくはずです。

 

そして、耳を使って音楽ができるようにための最も有効な手段の1つが、耳コピをすることだと思うわけです。

 

 

ということで、一次的には、つまり演奏したい曲をとりあえず形にするにあたっては楽譜があるのであれば耳コピは必要ない。

けれども、その先ももっともっといろんな曲を演奏し、ライブやセッションをし、音楽を楽しんでいこうとするならば、ぜひ耳コピにトライしてみることをお勧めします。

 

音楽メディア④MD(ミニディスク)

 

90年代に入り、次世代の記録メディアとしてソニーが開発したのがMDことミニディスクです。

 

 

先に申し上げておきますと、一連の「音楽の記録メディア特集」において、私自身もっとも馴染みのないメディアなのがMDです。

もうホント、数えるほどしか触ったことがありません。

なので、自分の言葉で語れることなどほとんどありません。すみません。

 

 

MDはソニーが独自に開発した企画で、CDと同じ光学ディスクの一種ですね。

開発の時点で「カセットテープに取って代わるものを」という命題があり、「録音可能なメディア」として作られました。

 

デジタル情報を記録するMDは、音の劣化や再生速度の不安定さ、特定の曲へのアクセスの悪さといったカセットテープが抱えていた弱点を解消していました

1992年に製品化されると、フロッピーディスクのようなケースに入っていて扱いが楽なことや、手頃なコンパクトさもあり、若者を中心に普及が進みました。

 

当初はMDでの作品のリリースもありました。マライア・キャリーの2ndアルバム「エモーションズ」なんかがタイムリーに売り出されていたように記憶しています。

しかしMDは、データを軽くするために音声が圧縮されており、音質の点でCDに劣ったため、あえてMDで作品を買うメリットがあまりなかったようです。

そうしてMDは、開発時のコンセプトがそうであるように、録音の用途で使われることの方が多くなっていきます。

 

 

ところが90年代後半には、CD-Rにデータを書き込む(ようは録音)ということも徐々に一般化し、2001年にはもうiPodが発売されます。

そう考えると、MDの時代は10年に満たなかったかもしれなく、その間にカセットテープに取って代わることは完全にはできなかったようです。

むしろカセットテープにはアナログな魅力があり、今でも愛好家がいるのに対し、デジタルなMDはより高性能なものが出てくればすぐに取って代わられ、廃れていくのも早かったように思います。

そんなこんなで今ではほとんど見かけることもなくなってしまいました。

 

ただ、私の場合、カセットテープから一気にCD-RiPodMP3)に移行しましたが、MDはその間に挟まっているわけで、やっぱりその移り変わりの方が自然だったんだろうとは思います。

 

また、私にとっては馴染みの薄いメディアですが、人によっては多感な時期にたくさんの音楽に出会うための素晴らしいツールであったことも事実でしょう

 

 

 

ちなみに、MDと同時期に発売された競合メディアとして、DCCというものがありました。

DCCはデジタルコンパクトカセットの略。

デジタル式のカセットテープといった趣のもので、DCCプレイヤーで従来のアナログカセットテープが再生できる、ということでした。

デジタルのテープというとDATがありますが、高音質が売りのDATに対しDCCは、MD同様に音声データを圧縮しており、MDより若干音が良いかどうか、くらいの認識だったと思います。

DCCはフィリップス社(また!)と松下電器によって開発され、MDと全く同じタイミングで発表されました。当時、「どっちのメディアが勝つか!?」といったトピックもありましたが、蓋を開けてみればMDの圧勝。DCCは市場からス〜ッと姿を消しました。

 

ダンス×音楽 の映像作品

 

やややっ!

またしてもカッコイイやつを見つけてしまいました。

 

 

こちらをご覧ください。

 

 

どーですか?カッコよくないですか?

 

私はこの感じ、好きですね~。

 

 

動画の詳細を見てみると、Ksenia Parkhatskayaという人のプロジェクトみたいです。

このお名前はなんて発音するんですかね。クセニア・パラツカヤ?雰囲気的にはロシアの方でしょうか。

この方は、ダンサーであり振付師でありシンガーでもあるようです。

そして、旦那さんがベーシストのDavid Duffyという方だそうで。この方はロシアって感じじゃないですね。

 

Something Else」と聞くとブルーノートの名盤のアレを連想しますが、あっちは「Somethin Else」なんですね。

異なる曲です。

KseniaDavidによる作曲だそうで、こちらの「Something Else」は、キャノンボールやマイルスのそれよりももっと古いスタイルを狙ってるんですかね。

スペインはバルセロナのスタジオにてヴィンテージ機材を使って録音したそうで、参加しているのもバルセロナのミュージシャンとのこと。

 

 

これは映像とセットで楽しむ作品ですね。

 

モノクロの映像は、何もないシンプルなセットに3人のダンサーが。

ダンスはスウィング~ビバップのスタイルで、随所で、いわゆる「音ハメ」をビシッと決めてくるあたりは、さすがに音も振りも自作自演だけはあります。

 

演奏はスウィングマナーなアンサンブルやソロですが、所々に「今」を感じます。

それは演奏だけじゃなく、ダンスや映像、録音、衣装やヘアメイクにいたる全てで感じたことで、古さの中に今っぽさがある。

 

まぁ、この感じ、この手法自体は珍しいものじゃないですよね。

なんていうんですかね、こういうの。

レトロフューチャーでもなしOls Is New?いや、温故知新っていうより、古いものと新しいもののブレンドですね。そのブレンド加減が、かなり古い方寄りになっているんだけど、完全な単なるOldじゃないと言うか。

こういうのが好きなんですよ。ええ。単純に。

1930年代を舞台にした映画のワンシーン、となればその再現度は妥協したくないところですが、この手の作品はそうではない。

あくまでも「今」の表現なんですよね。

 

 

いや〜、ピアノ、気が利いてていいですね〜〜。

サックスも知らないプレイヤーですが、ひさしぶりに「おっ」と思う音色・ニュアンスの演奏でした。

クレジットによるとピアノはMarc Martin、サックスはGabriel Armagantという方でスペインの若手らしいのですが、調べてもあんまりよく分かりませんでした。

世界は広いですね~

 

 

Ksenia ParkhatskayaのYoutubeチャンネルから他の動画もいくつか貼っておきます。

音楽はありものの音源を使っていることが多いですが、選曲がニクイ。

そしてダンスが素晴らしいですね。

 

嬉しい報告(SPACEE COのインスト集)

今日は友人であり、レッスンを受けてくださっている生徒さんでもあるCOちゃんから、なんと「アルバムを作った」との報告が。

曲を作っていることは知っていたけど、いきなりアルバムとは驚きました。

 

ALL DAY MUSIC #13  “Home Grown Music”  by SPACEE CO

試聴はコチラから LIKE THIS SHOP

(カセットテープを模した、A・B面になっています。)

 

 

さっそく聴かせていただきましたが、とっても心地のいいインスト集でまたビックリ!

いや、ビックリなんて言うと失礼ですね。

なにしろ彼はレゲエバンドのギタリストで、ハイセンスなクリエイター集団「Gaimgraphics」の一員でもあり、ファーマーでもあるのです。

そんな彼が紡ぐ音は、彼を知る人であれば納得であろう、優しさや温かさ、繊細さで溢れていました。

 

アルバムとおして、音数も決して多くなくシンプルですが単調すぎるということもなく、11つの音が然るべき場所に自然に置かれています。ホントに自然に。

 

自分なんかは、つい音数を増やし作為的に展開させてしまうことも少なくないので……勉強になりました。

そうする必要がどのくらいあるのか、もっとちゃんと考えなければと。

そして良い刺激にもなりました。

 

フォーキーでダビーで、個人的に大好きな空気感のアルバム。

聴いてすぐに「レビュー書いていい?」って連絡しちゃいました。w

 

リラックスしたいときはもちろん、きっといろんなシチュエーションにハマる作品です。

ぜひ聴いてみてください!

 

雨の歌特集 32曲!

 

今日から7月!今年も半分が過ぎたことになりますね。

って、え……マジですか。

そして、今年もやってきました、この季節。

 

梅雨

 

雨、イヤですけど、今年はついに長靴をゲットしたのです!

不思議なもので、こいつがあると思うと、ドンと来いな気持ちになりますね。

雨が嫌いな方にはオススメです。長靴。

 

 

さて、雨の日には雨の曲を、ということで、去年の「雨の歌特集」でご紹介した曲をまとめてみました。(追加あり)

全32曲!

 

リンクを貼るだけでも大変だった…。

 

では、はりきってど〜ぞ〜〜。

 

 

雨のように泣いてやれ / NakamuraEmi

まずは、ちょう最近の曲です。この方はいいですね。ソウルトレイン!ハン-テン!

 

傘がない / 井上陽水

アンドレカンドレさんです。

 

雨の街を / 荒井由実

ユーミンのファーストアルバムから。

 

バチェラーガール / 大瀧詠一

Youtubeには稲垣潤一さんのやつしかなかったです。

 

雨音はショパンの調べ / 小林麻美

これはイタロディスコのカバーですね。

 

いつか晴れた日に / 山下達郎

達郎さんで雨の曲といえば、名曲「2000トンの雨」などいろいろありますが、個人的にはこちらをプッシュ。なんとYoutubeにMVが!

 

Walking In The Rain / 尾崎亜美

ヒットメーカー尾崎亜美さんが自身で歌った名曲。シンプルで雰囲気最高です。

 

Rain / MADONNA

個人的にマドンナ師匠がもっともイケていたと思う、90年代の曲。MVには坂本龍一さん(若い!)が出演してます。師匠がすばらしく美しいです。

 

優しい雨 / 鈴木祥子

本当はドラマの主題歌になったKYON2の方を挙げたかったのですが、Youtubeになかったので、作曲者の鈴木祥子さんの方を。作詞はKYON2です。素朴ないい曲。

 

好きになってよかった / 加藤いづみ

この方はシンガーで、ソングライティングは(少なくともこの曲では)してないんですね。中村あゆみさんらを世に送った高橋研さんのプロデュース。

 

TIMEシャワーに射たれて / 久保田利伸

日本のファンキープレジデント久保田利伸さんの2ndシングル。おそらくは今回の一連の雨の歌特集において、もっともアッパーな1曲でしょう。

 

だいすき / 岡村靖幸

と思ったら、続いてもアゲな曲。当時、和製プリンスとも言われた、岡村ちゃんの代表曲の1つです。和製プリンスかどうか分からないけど、私はどちらも好きです。

 

虹をみたかい / 渡辺美里

あれ?…続く曲もアッパーでした。岡村ちゃんつながりで。

 

みずいろの雨 / 八神純子

あれ?…続く曲もアッパーでした。ベタですが、外せないということで。

 

Purple Rain / Prince

みずいろの雨、ときたら紫の雨でしょう。ベタですが、外せないということで。

 

10%の雨予報 / H2O

アニメ「みゆき」に使われた曲です。H2Oは「想い出がいっぱい」の方が知られてますかね。アニメでは、サビの掛け声が「みゆき!」となっており、なんとも締まりませんが……。

 

 / 三善英史

ぐっと歌謡曲寄りですね。難しいメロディですが、歌詞とマッチして世界観がよく表されています。

 

雨の御堂筋 / 欧陽菲菲

ベンチャーズ作曲、だのにこの詩に不思議とマッチ。

 

冷たい雨 / ハイファイセット

ハイファイセットというか山本潤子さんですね。詞と曲はユーミンによるもので、フォークグループのバンバンがオリジナル。(「いちご白書をもう一度」のカップリング)

 

こぬか雨 / 伊藤銀次

達郎さんも歌っていますが、伊藤銀次さんの作品です。個人的には銀次さんのバージョンが好きです。

 

たどり着いたらいつも雨降り / ザ・モップス

鈴木ヒロミツさんがボーカルのロックバンド。詞と曲は吉田拓郎さん。

 

どうぞこのまま / 丸山圭子

ボサノヴァのアレンジがバッチリハマった歌謡ボサの名曲。

 

ミッドナイト・ラブ・コール / 石川セリ

石川セリさん最高です。詞と曲は南佳孝さんで、最高に決まってます。佳孝さんが歌ったバージョンもステキでした。

 

Singing In The Rain / Gene Kelly

洋楽で雨の歌といえば、これでしょう。有名な映画のワンシーン。あらためて見ると、けっこうなどしゃ降り……。

 

Come Rain Or Come Sunshine / Ray Charles

大スタンダードですが、オリジナルが誰だかわからず調べたら、やっぱり誰だかわかりませんでした。いろんな人に歌われていますが、今回はレイ・チャールズを。

 

Raindrops Keep Fallin On My Head / B.J. Thomas

敬愛するバート・バカラックの作品。子供の頃に使っていた目覚まし時計のアラーム音がこれでした。

 

Rainy Days And Mondays / The Carpenters

こういうしっとりした曲をドラム叩きながら歌うって、なんだかすごい。

 

Les Parapluies De Cherbourg / Michel Legrand

あぁ…亡くなってしまいましたね。ミッシェル・ルグランの代表曲。すばらしい。

 

Crying In The Rain / The Everly Brothers

スタンダードかという点では他の曲に1歩譲りますが、エヴァリーブラザーズ、良いですよね〜。

 

Walking In The Rain / The Ronettes

フィル・スペクター!ウォール・オブ・サウンド!

 

Rhythm of the Rain / The Cascades

これも雷鳴から始まるスタンダード曲。しかし、こんなベースがデカかったかな。

 

Laughter in the Rain / Neil Sedaka

ニール・セダカ節ですね。コーラスが気持ちいい。

 

 

耳コピに必要なのは

 

先日、「耳が良い」とは、というテーマでブログを書きましたが、それ以来スキマ時間を見つけては耳コピの練習としてコード進行のコピーをしています。

パッと判るのもあれば、なかなか難しいものもありまして……まだまだです。

 

 

ご参考までに私の場合は

 

①キーを確認

②ベース音の聴き取り(ベース音をドレミの階名で聴く)

③コードの判別(ダイアトニックコードかそれ以外か)

 

という手順で耳コピするのですが、トライアド(3声)か7thコード(4声)かは、かなり適当です。シンプルっぽければトライアド、そうでなければという感じ。

あと、オンコードがクセモノですね

なかなか判らないときはがんばって聴きますが、ハーモニーのトップノートやメロディノートから推察したりもします。

 

 

ということで、もっともっと純粋に耳が良くなりたいとは思っていますが、一方で、ある程度決まったセオリーの上に成り立っているポップスなどの耳コピでは、知識や経験則によって「アタリ」をつけていくことができるんですね。可能性を絞っていけるというか。

逆に音感が多少強くても(複雑なコードが一瞬で聴き取れるほどでもないかぎりは)、まったく知識がないとすれば、コード進行の耳コピにはなかなか苦労するのではないでしょうか。

 

 

音感(相対音感)と知識(コード理論)の両方(と経験も、ですね)があってこそ、スラスラと耳コピできるのだと思います。

 

このうち、音感を強くするというのはどうしても一朝一夕にはいきません。コツコツ練習することで徐々に(確実に)強くなる感覚です。

 

どちらも大切には違いありませんが、そういう意味では、知識というのは「知って覚えるだけ」です。だけ、といってもそれはそれで大変なのは分かりますが、いったん入ってしまえばすぐ活用することができます。手っ取り早い。

この曲はキーが◯◯だから、ダイアトニックコードがこうなって、ベース音がこう動いてたらここのコードは◯◯になるな。

と言った具合に。

 

どうですか?キーについて、コードについて、知りたくなってきませんか?

 

こういうのは他人から促されてやると、どうしても「お勉強」っぽくなってしまうような気がします。

ちょっとでも関心があったら、ご自分から扉を開いてみてください。

理論とか言って難しく書いたり話したりすれば、なんだって難しくなりますし、つまらなくなってしまいます。

でも、「音楽のこと」ですからね。本来は、楽しいこと、楽しい知識だと、私は思っています。

 

音楽メディア③CD(コンパクトディスク)

 

そしていよいよCDことコンパクトディスクの登場です。

 

CDは、レコードやカセットテープなどのアナログ式記録メディアとは異なり、デジタルの情報を記録するもので、以降音楽は「デジタルで録音しデジタルで再生する」というのが当たり前になっていきます。

 

そのメディアは光学ディスクという、光の反射具合によって情報を記録・再生する仕組みです。

後のDVDBlu-rayディスクもこれに属するものです。

光学ディスクの「はしり」は、CDに先んじてオランダのフィリップス社とアメリカのMCA社によって発表されたレーザーディスクです。音声のみならず映像も記録できたレーザーディスクですが、その情報はアナログのものでした。

 

そして1970年代の後半、フィリップス社はCDの開発に乗り出します。

このフィリップスというのはカセットテープを開発しライセンスをオープンにした太っ腹な会社です。さらにレーザーディスク、CDの開発と、記録メディアにおいて革新的な役割を果たしてきました。現在では電気シェーバーや電動歯ブラシなどが主みたいですが。

 

フィリップスの開発にソニーも加わり、ついに1982年、主要各社が発表したCDプレイヤーと共にCDの発売が開始されました。

一番最初に生産されたタイトルは、ビリー ・ジョエルの「ニューヨーク52番街」だったというのはよく聞く話。

 

CDはレコードに比べ、ノイズが圧倒的に少ないこと、繰り返しの再生による劣化がないこと、ボタン操作で簡単に任意の曲を再生できること、コンパクトであることなど、一次的にはメリットと言える特徴がありました。

この新しいメディアへの期待から、プレイヤーを作るメーカーもソフトを作るメーカーも、レコードよりCDに力を入れていったようです。

日本ではちょうどバブル景気に重なるこの時期、様々なプロダクトの高性能・便利化・小型化はごく自然なニーズであり、CDはレコードの生産・売り上げを上回っていくことになります。

 

CDには当初の12cmディスクの他に、8cmの規格もありました。

主にシングルCDとして使われていましたが、2000年頃から「マキシシングル」といった12cmディスクでのシングルリリースが増え、8cmディスクはほとんどその姿を消してしまいます。

厚紙のペラペラした表紙に、真ん中で折るようになっている謎のプラスチックトレー懐かしいですね。

 

再生にあたっては非常に優れていたCDですが、録音を出来るものではありませんでした。そういう意味ではレコードと同じですね。

ですから、CDがレコードに代わっていっても、カセットテープの存在価値は変わりませんでした。

その後、MDなるものが登場するわけですが、ついにはCDに書き込み(録音)が出来るようになる日も来ます。CD-Rは厳密にはCDとは異なるメディアですが、ほぼ同じ環境で再生も可能なため「録音できるCD」という認識となりました。もっともCD-Rは、音楽用途だけでなく広くデータを書き込むためにも使われましたが。

 

 

 

さて、ポスト・レコードの未来的メディアだったCDも、2020年現在、いよいよその役目を終わろうとしています。

 

現在はもうほとんど、CDという「モノ」で音楽作品がリリースされそれを購入して聴く、という文化から、mp3などの音楽データをダウンロードして聴く、という文化に移り変わっています。いや、サブスク(サブスクリプション・サービス)に至っては、特定の曲やアルバムを購入する、という概念すら無くなってしまいました。

 

それでもここ日本では、今もなおCDでの新譜リリースがあります。

おそらくは海外ではCDはとっくに「過去のもの」となっているでしょうけど

 

この「CDを生産・販売することを続ける日本」については、いろいろな見方、考え方があるでしょうが、個人的には「いいこと」なんじゃないかと思っています。

今やサブスクも含め、レコード、カセットテープ、CD、ダウンロードと様々な買い方・聴き方があるわけですが、私が「この曲が(このアルバムが)聴きたい」と思ってお金を払って買うのはCDで、です。(DJやサンプリングをしなくなってから、レコードを買うこともほとんどなくなってしまいました。)

けっきょくはCD世代とでも言いましょうか、ね。

 

でもまぁ、これは時間の問題だとは思っています。

物質的な魅力はやっぱりレコードの方がありますし、便利さで言ったらサブスクなんてヤバイくらい便利ですから。

その間に位置するCDは、利便性を求める多くのユーザー、アナログな質感を求めるユーザー、大きなジャケットにこだわるユーザー、収集家いずれにとっても中途半端なものになっていくでしょう。

 

そう考えると、

いずれ消え行くことが見えていながら、つかの間、余韻に浸っているかのような

ちょっと寂しいですね。

 

やっぱり私は、モノとしてのレコード、モノとしてのカセットテープ、モノとしてのCDが好きです。

 

そろそろウクレレ

 

今年の夏ももうそこまで来ていますね!

 

夏はウクレレが似合う季節です。(断言)

 

 

しばらくスクールでの企画はお休みしていましたが、ウクレレ同好会もまた再開したいですね。

 

 

私はと言えば、昨年、惚れ込んで買ったフェンダーのウクレレを最近はあんまり弾けておりません

やっぱりケースにしまっちゃダメですね。

ケースになどしまわず、パッと手が届く距離に置いておく。

 

これにかぎります。

 

(私はどの楽器に関してもそう思ってます。楽器を大切にしまう派の人には怒られそうですが。)

 

 

 

同好会用にウクレレのアンサンブル・スコアでも作ってみようかしら。

ソプラノ1、ソプラノ2、コンサート、テナーの四重奏とか。

楽しそうかも!

しかし、そうなるとウクレレベースも欲しくなってくる…。

 

 

 

未経験からでもホントにとっつきやすいウクレレ。

ギターの前のステップとしてもお勧めできますが、やっぱりウクレレにはウクレレにしかない良さがありますね。

この夏、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

festina-lenteではウクレレの老舗「キワヤ」さんのカタログを置いてます。

キワヤさんは、日本のトップブランド「Famous(フェイマス)」のウクレレを作っている工房&お店です。

カタログに掲載されているウクレレは、弦などの周辺パーツ・グッズも含め、スクールでもご注文いただけます。

ご希望であれば、ご一緒にキワヤさんへ行き、楽器の選定もいたします。

キワヤ商会HP

 

 

 

 

 

音楽メディア②カセットテープ

歌手やバンドが作品を発表するにあたって、レコードでリリースする、という時代は1980年代まで続きます。(前回も書きましたが、そこで完全に途絶えるわけではなく、今現在もレコードでのリリースはあります。)

 

そんな中、新たな音楽記録メディアが世界を席巻します。

 

そうです、

カセットテープ

です。

 

正確にはコンパクトカセットというらしいです。

 

 

じつはレコードが普及するのとほぼ同じ頃、レコードとはまったく違う仕組みで音楽のみならず様々な情報を記録する仕組みが生まれます。

磁気記録と呼ばれるその仕組みは、当初はテープに、後にディスクにも使われており、ご存知ハードディスクもこれに含まれます。

 

当時の技術では、レコードの方が容易に精度の高い録音ができ、プレイヤーが普及しており、流通もし易かったのだと想像するわけで、磁気記録による磁気テープが一般化するのは1960年代後半からのカセットテープの登場を待たなければなりませんでした。

その前はと言うと、オープンリールという、むき出しの大きなリールに巻かれたテープ(映画のフィルムのような)がありました。また、カセットテープと同時期に発表され、当初はカセットテープより性能がよく、カーステレオやカラオケなどに使われた8トラック(通称ハチトラ)というものもありました。

 

カセットテープ(コンパクトカセット)はオランダのフィリップ社が1960年代の初頭に開発し、1965年にライセンスをオープンにしたため、たくさんのメーカーが製造に乗り出し、その性能も飛躍的に伸びていきます。

その結果、1970年代に入るとオープンリールや8トラックはほとんどその姿を見かけなくなりました。

 

 

カセットテープがレコードと決定的に違っていたのは、家庭で容易に録音ができたことでしょう。

カセットテープの普及とともに、60年代末から70年代にかけて多くの家庭に、再生だけでなく録音もできるテレコことテープレコーダーが普及したのです。

一方のレコード盤は、今もって一般家庭で録音・作成(カッティング&ヴァイナル盤のプレス)することは現実的ではありません。

 

「録音ができる」という強みもあり、広く普及したカセットテープ及びテープレコーダーですが、むしろその特性ゆえか、レコードに代わり作品をリリースする上での音楽メディアの主流にはなり得なかったようです。

もちろんカセットテープでの作品のリリースもありましたが、多くの人にとってカセットテープは、レコードやCDにとどまらずテレビやラジオの音、はたまた自分たちの歌声や演奏を録音するためのメディアという向きが強かったのでしょう。

 

 

ちなみに、カセットテープにはノーマル(タイプⅠ)の他に、ハイポジション(タイプⅡ)、メタル(タイプⅣ)といった種類があました。懐かしいですね。ノーマル<ハイポジ<メタルの順で音質が良くなると当時は思っていたけど、それぞれに対応したプレイヤーで聴かない限りほとんど優劣は無いらしいです。

 

プレイヤーでは、ラジオとセットになったラジカセが爆発的に売れ、テープの片面が再生し終わると自動的に逆面を再生し始めるオートリバース機能付きのもの、2つのカセットテープを入れられるダブルデッキ、トリプルデッキなんてのもありました。

 

さらに、ソニーのウォークマンシリーズに代表されるポータブルプレイヤーの登場もエポックな事件でした。それまでは自宅の他、バーや喫茶店、遊技場など屋内で聴くことが当たり前だった音楽が、場所を選ばずに聴けるようになったのです。

 

しかしカセットテープには、繰り返し聴いていると徐々にテープが伸びてしまったり、特定の曲へアクセスするのに早送りや巻き戻しの時間が必要だったりと弱点もありました。

 

80年代に入るとデジタル化の波が押し寄せ、磁気テープにアナログ方式じゃなくデジタルで音声を記録する「DAT(ダット/デジタルオーディオテープ)」といったものも出てきました。DATは今にしてみても非常に高音質なメディアだったため、レコーディングスタジオなどの現場では良く使われましたが、一般には普及しませんでした。

 

そして1990年代に入ると、MD(ミニディスク)が登場し、ついでCD-R(書き込みできるCD)が一般的に使われるようになると、カセットテープは徐々にその役目をとって代わられ、2020年現在、ちまたではほとんど見かけなくなってしまいました。

 

 

 

ですが、

そんなカセットテープが私は好きです!

 

なんならレコードよりも好きかもしれない。

あのカチャカチャした感じ、モッサリした音

いろんなものがデジタル化し高性能になった今、そのホッコリしたたたずまいが何とも愛おしく思えるのです。

 

そんなワケで、わが家にはけっこうな数のカセットテープがあります。

あえてレコードやCDではなくカセットテープで持っている作品、いわゆるミックス・テープと呼ばれるDJによる作品、自分で作ったオリジナルミックステープ、甘酸っぱい過去の自作曲やバンドのデモテープ。一所懸命インデックスを書いたやつとか。w

大事にしていたソニーのテープデッキが壊れてしまって、今はちゃんとした再生機器がないのですが、ぜひまた欲しいと思っています。

 

もっとも世の中には、私なぞ「カセットテープが好き」などとは気安く言えないような本物(マジモン)のカセットテープ愛好家の方々もたくさんいらっしゃいます。ライトなファンもいることと思いますが。

また、ちょいちょい「カセットテープの人気が再燃」といった話は聞きますし、ここ数年、カセットテープの売り上げが伸びているらしいのです。ホントだったら嬉しい!

さらに、こだわりの強いアーティストは、カセットテープでも作品をリリースしたりもしていますし、なんならカセットテープでのみリリースしているアーティスト・作品もあります。

 

 

 

今でもひっそりと愛され続けているカセットテープ。

この先も無くならないでいてほしい。

 

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