初心者のための音楽理論⑤

はい、音楽理論講座の5回目です。

 

基準の音ともう1つの音との響きを半音ごとに確認して、それに名前をつけていきます。

 

11(つまり基準音とまったく同じ高さの音)

435つ隣)

327つ隣)

2112こ隣)

これらを完全音程と呼びます。

 

ということはですね、それ以外は不完全だということです。

 

 

と、ここで歴史を紐解いてみますと、みなさんがご存知の「ドレミファソラシ」なるものを最初に発見・提唱したのは、かのピタゴラスだとされています。ピタゴラスイッチのピタゴラス。

紀元前6世紀とかの大昔のことだそうです。

ただし、この時点では「ドレミファソラシ」と言った名前はまだなかったようです。「ドレミ」は、11世紀にイタリアの修道士グイード・ダレッツォという人が、キリスト教の聖歌「ヨハネ賛歌」のひと節ずつの頭文字から考案したそうです。

 

さて、ピタゴラさんは、響きの気持ちいい、つまり周波数比のシンプルな32に目をつけて、ある音①と周波数比が32である音②を見つけ、今度は②を基準にまた周波数比が32になる音③を見つけ、さらに③を基準に周波数比が32になる音④を見つけ……。という要領の繰返しで、ずーーーっと後に「ドレミファソラシ」と名付けられる音高の区切り目というか、関係性を作り(見つけ)ます。

 

ただ前述したように、これにはまだ「ドレミ」といった名前がつけられていませんでした。この関係性の中での11つの音がなんと呼ばれていたか、じつは分かりません。私が不勉強なだけかもしれませんが。

とにかく「ドレミ」でも「CDE」でもなかったとすると、考えられるのは……そうですね。「数字」ですね。

ピタゴラスっていう人は数学者ですもんね。

数字でいきましょう!

 

周波数比が11のところが「1

周波数比が21のところが「8

その間を埋めて、1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, とナンバリングします。

 

みなさん「オクターブ」という言葉を聞いたことありませんか?

もしくは普通に使っている言葉かもしれませんね。

「オクタ」ってのはギリシャ数字の「8」なんですよね。

 

てことで、周波数比が21の関係を「オクターブ」と言います。

 

日本語では、数字に「度」とつけて、さらに前回の最後にお話しした「完全」もつけて

「完全8度」と言います。

 

その要領で、

周波数比が11の関係を「ユニゾン」または「完全1度」と言います。

 

同様に周波数比のシンプルな完全音程は

周波数比が43の関係を「パーフェクト4th」または「完全4度」

周波数比が32の関係を「パーフェクト5th」または「完全5度」

と言います。

 

 

残りの 2, 3, 6, 7, は、前回の表に当てはめると、

2」は、周波数比が98の関係(2つ隣)

3」は、周波数比が43の関係(5つ隣)

6」は、周波数比が53の関係(9つ隣)

7」は、周波数比が158の関係(11こ隣)

となります。

 

実際には、ピタゴラスの作った音律の周波数比は、純正律とも平均律とも微妙に違います。前回お話ししたとおりこの講座の中では、分かりやすさを優先し、それぞれの微妙な違いを許容範囲としていきます。)

 

ここまでを表で確認してみてください。

 

見てみると、ナンバリングした「2, 3, 6, 7」の左側は、まだ名前がつけられておらず空欄のままですね。

ここを小数点を使って「1.5」や「2.5」としていく手もあったでしょうが、音楽理論では「長い/短い」という表現を使います

先に紹介した「2, 3, 6, 7」をそれぞれ長2度、長3度、長6度、長7度とし、それぞれの左側の空欄だったところは、短2度、短3度、短6度、短7度とします。

 

あと1ヶ所空欄がありますが、長くなったのでここまでです。

つづきます~~。

初心者のための音楽理論④

 

はい、音楽理論講座の4回目です。

 

前回は、一般的に気持ちが良いとされている響きと、そうでない響きとはどんなものか、聴きながら確かめてみました。

これが「一般的に」と言えるのは、多くの人に聞いて回ったというデータがあるわけではなく(あるかもしれませんが)、いちおう根拠があります。

 

それは周波数の比率です。

 

音というのは、物理的には空気の振動なんですよね。

物を叩いたり、弾いたり、擦ったりすると空気が震えるわけです。

その震えが一定時間の内で何回繰り返されるか、によって音の高さが決まります。

それを数値化したものを周波数と言います。(単位はHz(ヘルツ)を使います。)

専門外ですので、雑な説明でスミマセン。

 

で、基準とした音の周波数ともう1つの音の周波数の比率を見ていくとですね……

 

前回の最後に確認した、「12こ隣」の場合、21になるんですね。

基準音が1回波うつ時間で、もう1つの音はちょうど2回波うつことになります。

これ、とってもシンプルですよね。分かりやすい。

 

それに対して、不協和とされていると紹介した「6つ隣」の場合……4532だそうで。

……もうなんだか分かんない比率ですね。

 

その要領でいくと、前回確認した響きの周波数比はそれぞれ

 

1つ隣が、1615

2つ隣が、98

4つ隣が、54

7つ隣が、32

 

となります。

 

つまり、気持ちいいとされている響き合いは周波数比がシンプルで、気持ちよくないとされている響き合いは周波数比が複雑だということなんですね。

 

以下が12こ隣までを半音ごとに並べた表です。

 

 

【純正律と平均律】

 

いちおう補足です。

「だいたいそういうことなんだ」と思っておいていただければいいのですが、正確に言うと上記の表にある周波数比は、純正律というやつのものです。

11(基準音)から21(鍵盤で12こ隣)までの間を、基準の音との周波数比をなるべくシンプルにしつつ、12に区切っていったものになります。

なるべくシンプルに、ってことなので、それで得られる響きは気持ちの良いものとされています。

 

ですが、これによってできる区切りを低い方から順番に並べたもの(半音階ということになります。)は1段毎の高さがまちまちになってしまうんだそうです。算数に強い方は確認してみてください。半音、と言っても全てが同じ音程ではなくなってしまうと。

 

のちにお話ししますが、音楽には転調や移調なるものがあります。

純正律は、1つのキー(調)で演奏される分には純度の高い響きを得られますが、半音のステップがまちまちであるために転調や移調ができません。

 

ですので、現在は、とくにポピュラーミュージックにおいては純正律は使われないのが一般的です。

代わりに、11(基準音)から21(鍵盤で12個隣)までの間を均等に12分割した、つまり全ての半音が同じ音程になる、平均律が用いられています。

 

で、平均律においては、周波数比は上の表よりもどうしても複雑になってしまいます。

でも「近似値としては許容範囲だとして、転調や移調ができることを優先しよう」てことみたいです。

 

ということで、純正律と平均律はまったく違うものですが、ここでは分かりやすさを優先して、平均律でありながら純正律の周波数比表を用いています。

こだわる人からは当然の異論があるでしょうが、この講座の対象としている方はあまり気にしなくていいんじゃないかと思っています。

 

————————-

 

はい。で、話を戻すと、いちおう響きが気持ちがいいか否かの物理的な理由もなんとなくある、ということですね。

 

次にこの11つに名前をつけていきます。

 

響きの確認でとくに気持ちが良いとされているものを、完全音程と言います。

 

この中では、

 

11(つまり基準音とまったく同じ高さの音)

435つ隣)

327つ隣)

2112個隣)

 

が、それにあたります。

 

つづきます。

初心者のための音楽理論③

はい、音楽理論講座の3回目ですね。

前回の終わりに、鍵盤上の任意の2つの音の響きを聴いて主観により気持ちが良い響きか否かを判断してみましょうということで、やり方をお話ししました。

 

いかがですか?やってみました?

ちゃんと実際にやってみてくださいね。

実際に音を聴いて感じていくことをすっ飛ばして、読んで理解しようとしてもロクなことがない気がします。

「理論が難しい」となってしまうのは、音を聴かずに理屈だけを理解しようとするからなんじゃないでしょうか。

 

前回も言いましたが、音楽理論て言ったって響きについてがほとんどで、その響きの正体(構造)を知ったり、いろんな響きを整理して使えるようにする、ということなんで、もうホント聴かないと話にならないですから。

逆に、ちゃんとそのつど響きを聴いて確認していけば、そんなに難解なものじゃないです。

 

ところで音楽理論なんてものは、この世に音楽が生まれたと同時にポンっと出来上がったものではありません。

あたり前かもしれませんが、音楽の発展は理屈が先にあるのではなく、実際の音を使った様々な試みにより推進されたものです。

ここを勘違いしないようにしましょう。

たくさんある既存の楽曲や演奏をくまなく分析したら、ある種の同一性が見えてきたので、それを体系だてて理論と呼ぶことにしたんですね。ようするに後付けの理屈です。

だから、あくまでも理論はセオリーであってルールではありません

 

そこで「主観」についてなんですが、本来の音楽は人それぞれ自由に感じ取ればいいものなので、まさに主観が全てなのですが、音楽のような目に見えないものを理論と呼ばれるような体系だったものとして整理していこうとしたときには、多くの人が同じように感じていることがその指針になっています。

 

さて、基準の音ともう1つの任意の音との響き。

多くの人が気持ちが良いと感じたものでも、人によっては気持ち悪いと感じるということも、またその逆もあるかもしれません。

しかしそういう方がそのちょっと独特な主観をゴリ押ししてしまうと、それでは理論とはどうあっても相入れません。机上の空論てやつになってしまいます。

なので、たとえ自分は気持ちが悪いと感じても、「どうやら多くの人にとっては気持ちいいらしい」というように、つど折り合いをつけていくことが必要になります。

 

でも私は、そういう他人とは真逆の感性を持っている方ってすごいと思ってます。

そういう方には、それこそ理論(セオリー)なんて気にせずに、思いのままに歌ったり演奏したりしていただきたいですし、作曲したものなんかもぜひ聴いてみたいです。

 

まぁ、ですので、この音楽理論講座は、そういう突き抜けた人向けではないかもしれないです。

フツーの人向け。笑

 

 

では、多くの方が「そう」感じるであろう、基準の音ともう1つの音との関係を整理してみましょう。

 

その前に鍵盤ですが、白い鍵盤と黒い鍵盤がありますね。

これ、文字通り白黒はっきりしているんですが、いったんこれらを違いのない同じものとして捉えてください。いったん白も黒もないと。

鍵盤は理論を学ぶのにはとても適していますが、唯一「白黒があることがすべての半音関係を分かりにくくさせている」という難点があります。

白黒関係なく、1つ隣への音程が半音となります。

前回は適当に選んでいただいた「基準の音に対してのもう1つの音」が、右側に、もしくは左側に、基準の音から鍵盤の数でいくつ分離れたところにあるか、そして一緒に鳴らしたときその響きがどうなのか、確認していきます。

 

 

ということで、いくつかピックアップしていきますので、ご自分の主観と照らし合わせてみてください。

※基準の音は鍵盤上のどれでもかまいません。(極端に低かったり高かったりしない方がいいと思いますが。)

 

まず1つ隣。これは右隣でも左隣でもいいんですが、基準の音と一緒に鳴らしてみてください。

はい。

どうですか?

これはですね……気持ちいい……とはされてません。一般的に。気持ち悪い。不協和です。

大丈夫ですか?笑

 

 

では次はさらにもう1つ隣、つまり2つ隣ですね。右でも左でもいいです。また基準音と一緒に鳴らしてみてください。

はい。

どうですか?

これは……さっきの1つ隣に比べればだいぶ良いんじゃないでしょうか。

まぁ、気持ちいいか、と言われれば「ん~~~」という感じ。

 

 

では次は一気に4つ隣までいきましょう。とりあえず右にしましょう。右側へ4ついきます。で、基準音と一緒に鳴らしてみてください。

どうですか?

この組み合わせは今までの2つと比べて、はっきりと「気持ちがいい」と言えるんじゃないでしょうか。

 

 

さらに行きますよ。今度は6ついきましょう。また基準音と一緒に鳴らします。

これは

かなり気持ち悪くないですかね?さっきの4つ隣と比べてあきらかに。

これもいわゆる不協和です。

これが気持ちいいという方は、一般的には不味いと思われていると認識しておいてください。

 

 

さらに1つ隣にいって、基準音からは7つ隣ですね。

どうですか?

これは良いですよね。濁りがない。

 

 

最後は一気に飛んで、12個隣です。数え間違えないように。

はい。

こいつはなんと言うか、2つの音を鳴らしても、完全に1つに合わさっているような感じです。当然、気持ち悪くはないです。

 

 

これらの例を参考に、いま一度、基準音ともう1つの音の響き合いを、いろいろ試して聴いてみてください。

 

で、これらの関係それぞれに名前をつけていくんですが、それはまた次回に~。

初心者のための音楽理論②

内容に入っていく前に、以前のブログ記事から

 

「音名」と「階名」

「ピー」と「ポー」

まことに遺憾です

音名はCDE、階名はドレミ

「ファ」って……

トニックソルファで歌おう

半音を知れば音楽が見えてくる

全音は一段飛ばし

 

このあたりを未読の方は、さっと目を通していただければと思います。

ざっくりと…

 

・音の名前には音名と階名があり、それぞれ用途が違う

・音名にはアルファベットを使う 音名は音の高さごとに固有のもの(絶対的なもの)

・階名にはドレミを使う 階名は音の関係性を表すもので、基準が変われば相対的に変わるもの

・ファの半音上やミの半音下にも階名をつける

  上向きにDo  Di  Re  Ri  Mi  Fa  Fi  Sol  Si  La  Li  Ti

  下向きにDo  Ti  Te  La  Le  Sol  Se  Fa  Mi  Me  Re  Ra

・半音は階段の1段分、全音は2段分

 

といったあたりを、だいたい踏まえておいていただけると良いと思います。

 

 

では、音楽理論、いってみましょう!

 

音楽には、メロディハーモニーリズムという三大要素があり、さらにはダイナミクス(強弱)、音色、音場、言葉(歌詞)などのさまざまな要素が絡み合っています。

音楽理論などとたいそうな言い方をしていますが、実際にはいろいろある要素のうち、主にハーモニーについてのお話だと思ってください。

もう少し具体的に言うと、コード(=和音)の成り立ちとコード進行(コードの移り変わり)、そしてそれらのメロディとの関係性についてのお話です。

 

ようは「響き」についてです。

 

音楽理論とは、気持ちいい響き、逆に気持ちよくない響き、さらにはその響きの移り変わりを、その構造(音の重なり方)を整理しながら感じとっていきましょう、ということです。

それを整理し把握することで、演奏したり、耳コピしたり、作・編曲したり、セッションしたりする上でメリットがたくさんあるよ、というわけです。

 

 

ところでみなさん、鍵盤ってお持ちですか?

お持ちでなければ最初はスマホの無料アプリでもいいんですが、限度があるんで、小さくてもいいので1つ鍵盤を持っておくといいですよ。

鍵盤があるのとないのでは分かりやすさがかなり違うと思います。

 

なんでもいいんですが、一応2つほどピックアップしておきます。小さいのと普通のサイズのを。

CASIO 32鍵ミニキーボード

YAMAHA 61鍵キーボード

 

ま、とりあえずスマホのアプリとかでけっこうですので、その鍵盤のどれか1つを押して音を鳴らしてみてください。白い鍵盤でも黒い鍵盤でもどれでもいいですが、極端に低かったり高かったりしない方がいいですかね。

この音を「基準とする」と思ってください。

 

今度はその基準の音と、もう1つ適当に選んで(極端に離れすぎていない方がいいです。)、2つ一緒に鳴らしてみてください。

 

……

 

どうですか?

 

どうですかって言われても困るかもしれませんが。笑

その2つの音の響き合いは、気持ちがいいですか?それとも気持ちよくないですか?

主観でかまわないです。

はい。

 

そしたらあとは同じ要領で、基準の音は変えずに、もう1つの方をいろいろ変えてみてください。

その都度「基準の音+もう1つの音の響き合い」を聴いて、気持ちがいいか否かを判断してみてください。

しばらくやったら、基準の音を変えて、また同じようにやってみてください。

基準の音も、もう1つの音も白い鍵盤だけじゃなく、黒い鍵盤も分け隔てなく使ってみてください。

 

 

ということで、長いんで今回はここまでです~。

 

初心者のための音楽理論①

今回から新しいカテゴリーを作ってアレについてお話ししてみようかと。

 

アレとは…

 

「音楽理論」

 

です。

 

はい。

まぁ、そういうふうに言われているものがあるんですね。

 

世の中には理屈っぽいことが好きな方も、そうでない方もいらっしゃると思います。

とくに好きじゃない方、この時点でアレルギー反応出ちゃってませんか?大丈夫ですか?

音楽理論と言っても、ここでお話しすることはそんなに大変なものじゃないですし、なるべく分かりやすくしていきますので、がんばってついてきてくださいねー。

 

で、バランスってけっこう大事だと思うんですよ。

festina-lenteでは「音楽を楽しむための力を身につける」ということを大目標にしています。

そこへいくと、理論ばかりに関心が偏ってしまうのも、まったく無視してしまうのもあんまり良くないんですね。

 

festina-lenteで言うところの「音楽を楽しむための力」とは具体的に

・感覚(音感・リズム感など)

・運動(歌ったり演奏したりするためのスキル)

・知識(音楽理論、アンサンブルやセッションのHow To

などです。

 

多くの場合、この中で「運動(歌ったり演奏したりするためのスキル)」にばかり関心が向きがちですが、この力だけだと、演奏したい曲をパッと形にしたり、自由にアレンジしたり、音楽で他者とコミュニケーションを図ることは困難です。

もちろん、感覚だけでも知識だけでもダメですが、それらについてはなんとなく見て見ぬ振りをして運動の部分だけを練習していくのではなく、バランスよく力をつけていきたいわけです。

 

ちなみに感覚については動画でお話ししていこうと思っていますので、そちらも楽しみにしてもらえれば。

 

さて、音楽理論を知ることで、

・耳コピが速くなる

・作曲ができる(バリエーションが増える)

・編曲ができる

・他の演奏者とコミュニケーションが取れる

・アドリブ演奏への力になる

など、たくさんのメリットがあります。

 

「音楽理論なんて知らない方がいい」という意見を持っている方もいらっしゃると思いますが、実際は多くの人にとってそんなことはなく、有益なもののはずです。

でも、常に「理論的に正しいのかどうか」が気になってしまうのはあまり良いこととは思えません。

なんだか窮屈ですもんね。

そうならないためにもバランスよく音楽力をつけていくことが大切なのです。

何が正しく、何が間違っているかではなく、基本的には自由であり、そしてセオリーがあります。

それらを踏まえて、とにかく楽しんでいきましょう。

 

今回はイントロダクションということで、次回から中身に入っていきます。

お楽しみに~。

 

 

内容とは関係ない動画ですいませ〜ん。

新任講師のご紹介 ③ 七海良美講師

講師のご紹介、つづいてはフルートコースを担当します、七海良美講師です。

フルートというとクラシック音楽のイメージも強いですが、当スクールはポピュラーミュージックスクールですので、講師探しはけっこう難航しました。

七海講師は、クラシックをベースにした確かな演奏力と素晴らしい音色を持ち、ポピュラーミュージックの演奏もこなします。

また、スクールの方針に合った考え方を持っていましたので、講師をお願いしました。

活躍を期待しています。

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

YOSHIMI NANAUMI

七海良美

担当楽器(コース):フルート

 

幼少から音楽に触れ、4歳からエレクトーンと音楽教室、ピアノ、ソルフェージュ、フルートは10歳からレッスンを受ける。日本内外の多くの演奏家から本格的な指導を受け、現在フリーのフルート奏者として活動中。

スタジオミュージシャンとしてさまざまなアーティストのレコーディングやライブに参加する他、クラシックホールでの演奏、パーティやイベントでの演奏、ラジオパーソナリティーなど活動の幅は広い。

クラシック、ポップスなど、幼少から養った技術と生来の感性を活かし、自分らしい音を日々探しながらさまざまなスタイルの演奏を続ける。

特にフルートの繊細で深みのある音色に定評があり、某社鍵盤のフルート音にも起用される。

NPO法人「街角に音楽を」アーティストミュージシャンとして東京丸ビルなどでも多数演奏するほか、復興庁主催「心の健康サポートセミナー」東北8ヶ所公演の際、フルートソロで起用され演奏する。

オリジナル楽曲での作品もリリースし、一方ではレッスンにも力を入れている。

 

新任講師のご紹介 ② 板谷直樹講師

講師のご紹介、つづいてはベースコースを担当します、板谷直樹講師です。

板谷講師もアメリカ帰り、バークリーで学んでいます。

ジャズ、フュージョンを中心にいろいろな演奏現場や、セッションのオーガナイザーとしても活躍しています。

教則本も多数執筆して、動画サイトにもレッスン動画をたくさんアップしていますね。

落ち着きと知的な雰囲気があり、丁寧なレッスン、的確なアドバイスをしてくれます。

エレキはもちろんアップライトやウッドベースもOK。ジャンルも多様に対応します。

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

NAOKI ITAYA

板谷直樹

担当楽器(コース):ベース

 

ソウル、R&BAOR、ポップスに親しみ15歳よりベースをはじめる。

札幌での活動を経て渡米し、バークリー音楽大学を卒業。

本場のジャズやラテンミュージックに直接触れ、大きな影響を受けた。

ベーシストとして多数のアーティストのライブやレコーディングに参加し、20082015年まで活動したRFでは、5枚のアナログと7枚のアルバムを発表。

以降、アーティストのライブサポートやレコーディングの他、音楽講師としてレッスンに従事し、教則本やコラムなどの執筆も行う。

著書に「ベースラインで迷わない本」「一生使えるベース基礎トレ本」「一生使えるベース基礎トレ本・スラップ強化編」「一生使えるアドリブ基礎トレ本・ベース編」「ベーシスト 究極の選択60 2択が導くなりたい自分」「ベースのフィルインを究める本」(いずれもリットーミュージック刊)がある。

また著書に関連する動画は、YouTubeで見ることができる。

都内でセッションイベントを企画するなど、プロアマ問わずのコミュニティー作りにも意欲的に取り組んでいる。

 

新任講師のご紹介 ① 滝口徹講師

festina-lente music schoolでは新コース開設のため、昨年末から講師の採用を進めてきました。

とってもたくさんのご応募をいただきましたが全員を採用するわけにはいかず、厳選に厳選を重ねて契約させていただいた講師が、まずは3名稼働していきます。

今日から1人づつご紹介していきますね。

 

1人目はギター、ギター弾き語り、ウクレレのコースを担当します滝口徹講師です。

ジャズをベースにしつつも自由な発想で、自分らしいギタープレイを信条としています。

大人っぽく魅力的な歌声で弾き語りもし、ウクレレも得意としています。

長い間アメリカで学び、活動してきたせいで、ノリがアメリカ人です。

とてもフランクで話しやすい。

festina-lente music schoolのムードメーカーとしても期待してます。笑

きっとすぐに人気講師になるでしょうから、気になった方はお早めにお申し込みくださいね。

 

 

TORU TAKIGUCHI

滝口徹

担当楽器(コース):ギター、ギター弾き語り、ウクレレ

 

富士山の麓、静岡県御殿場市生まれ。ピアニストの母の影響で音楽に囲まれた環境に育つ。

12歳でギターに興味を持ち、20歳の時にニューヨークへ。Brooklyn Conservatory of Music及びThe New Schoolでジャズを学ぶ。

卒業とともに、ジャズ、ブラジリアン、ミュージカル、ゴスペルバンドと、ジャンルを問わず多くのグループ・プロジェクトに参加。

アメリカを代表するコンサートホールThe Hammerstein BallroomSymphony Space (New York)、

The Kennedy Center (Washington DC)、他に出演。その活動が認められ、アメリカ合衆国アーティストビザを取得。

2010年から作曲家、音楽家として、ジャズの枠を超え自身のグループ“Torujazz”をスタート。

Tomi JazzMiles CaféZinc Bar (New York)、World Café (Philadelphia)、Twins Jazz (Washington DC)、An Die musik (Baltimore)をはじめとする、東海岸のjazz Venueにて活動。

2015年よりニューヨーク・東京で活動中。

また、音楽の楽しさ、美しさを1人でも多くの人とシェアすべく、レッスンを行っている。

 

スタートシーズン

 

ちょっと油断してたら更新が滞ってしまいました

 

 

前回までのインターバルのお話はいかがだったでしょうか。

所謂「ドレミ」も半音と全音の組み合わせでできています。

 

いかなる音を基準としたときも、その音から半音・全音の上下のインターバルが、イメージでき、歌え、楽器をコントロールして発音することができる。

そんな状態を目標に、日々慣れ親しんでいただければ。

 

と、ここでお話したところで、ほとんどの方はこれを読んだだけで終わりでしょう。

いや、読んでいただけるだけありがたいんですけれども。とっても。

でも、ホントに騙されたと思ってやってみていただけたら幸いです。

 

 

というわけでいやー、

桜満開ですね!

春です。

新年度です。

新元号も発表されました。

 

何かを始めるにはもってこいの季節ですね!

 

どうですか?音楽始めてみませんか?

お問い合わせ、お待ちしてますね。

 

と、宣伝を差し込みつつ

 

自分も何か始めようかと思うわけです。

 

お仕事的には「コーチング」について、もう少し勉強したいなと。

コーチングというのは、先生や講師から一方的に教わるのではなく(それはティーチングと言うそうです。)、生徒と講師で目標を共有し、二人三脚でステップアップしていくような方法です。

生徒さん自身に道筋や方法を考えたりしてもらって、自発性を高めてもらうわけです。

そうすることで、同じ内容の練習でも効果が全然変わってくるんじゃないかと思っています。

 

音楽的には、あらためてリズムと向き合ってみようかと。

もともとリズムは好きですが、もっともっとリズムに強くなってコントロールしたいですね。

サックスで言うとニュアンスかな。

リズムとニュアンスですね。

 

私生活では……運動……ですかね……

ちょっとづつがんばります。

 

今回は自分のことばっかりですみませんーー。

全音は一段飛ばし

 

前回は半音のインターバルについてお話しました。

半音、階段の1段のイメージですね。これが全ての物差しになってくるので、とても重要だということでした。

 

 

今回は、その半音が2つ分のインターバルです。

階段でいうと2段分。一段飛ばしのイメージですね。

このインターバルを全音と言います。(長2度および減3度という言い方もありますが、今は全音としておきましょう。)

 

半音に少し慣れてきたら、全音にも親しんでいきましょう。

 

半音の時と同じように、全音のインターバルを感じていきます。

楽器で全音違いの音(何でもいいです)を交互に鳴らしてみてください。

半音との違いも確認してみてください。

 

全音のインターバルでも、運指(運動として)はもちろん、この音高の差も覚えていきましょう。

 

 

全音の動きもいくつか例をあげておきます。

 

全音で上がる

 

・君をのせて

歌い出し「あの地平線」の最初「あ」と「の」の2音間が全音で上がっています。

 

・空も飛べるはず

イントロのフレーズ最初の2音間が全音で上がっています。

 

・イエスタデイワンスモア

サビ「Every Sha-la-la-la~」の最初「E」と「very」の2音間が全音で上がっています。

 

・聖しこの夜

歌い出し「きーよーしー」の最初「き」を伸ばしながら全音上がっています。

 

全音で下がる

 

・桜坂

歌い出し「きみよずっと幸せに」の最初「き」と「み」の2音間が全音で下がっています。

 

Thriller

サビの「Cause this is Thriller~」の「Thri」と「ller」の2音間が全音で下がっています。

 

・アニーローリー

歌い出し「なつかし川辺に」の最初「な」と「つ」の2音間が全音で下がっています。

 

・海

歌い出し「うみは広いな」の最初「う」と「み」の2音間が全音で下がっています。

 

全音の上下動

 

The Rose

歌い出しが全音で上がりまた全音で下がる動きになっています。

 

My Revolution

歌い出し「さよならSweet pain」の最初「さよなら」は「さ」から「よ」に下がり、その後も全音で上下する動きです。

 

やはり既知の曲、馴染みのある曲の中にある全音を認識していくと覚えやすいかと思います。

 

 

前回と同じですが、ピアノやギターなどで練習するときは、声に出して音高およびインターバルを確かめていくと良いと思います。サックスなど管楽器ではそれができないので、よほど意識して頭の中で歌っていきましょう。

 

 

あくまで個人的なイメージですが、半音の上下動はなんだか煮え切らないイメージ。

それに対し全音ははっきりとした言い切り感があるようなイメージです。

 

 

で、インターバルはさらに階段の二段飛ばし、三段飛ばしと広がっていくわけですね。

それについてはまたゆっくりお話したいと思いますが、まぁ、同じ要領で広げていくだけです。

 

まずは、半音でどんどんどんどん階段を上がったり下がったりする半音階(クロマチックスケールとも言います)、そしてそれを一段飛ばしで行う全音音階※(ホールトーンスケールとも言います)を、サックスでも、ピアノでも、ギターでも、たくさんやっていく。そうして、運動も音感も、半音・全音に慣れていきましょう。

※常に隣り合う音同士が全音の関係にある音階です。全音階(ダイアトニックスケール)とは異なります。