【ヴォーカル】誰が上手い?

 

「歌が上手い」についてもう少し考えてみます。

 

 

日本でもここ20年くらいで、いわゆるR&Bのスウィートかつパワフルな、そして細かくフェイクが入った歌唱をする人たちが増えましたね。

 

そして、歌が上手い人、というとそれ系のシンガーの名前がたくさん上がってくると思います。

 

もちろん、私もブラックミュージックは大好きですので、そういう歌い方は好きです。

 

ですが、そういうスタイルの人が多くなってきて食傷気味だという気持ちも正直ありまして。

 

たしかに、なんだか上手く聞こえるというか、思えるんですよね。パッと聴きは。

でも中には、表面的なテクニックだけで、あとは雰囲気で持っていってる人もいるような気がするんです。

誰とは言わず……

 

 

日本でもR&B、ソウル、ファンク、ブラコンといった音楽がポピュラーになって日が長いですがら、ジャンルとしてのそれらを歌っていなくても、それ系の歌唱スタイルの影響というのは、ポップスを歌うほとんどの歌手が多かれ少なかれ受けているかもしれません。

 

が、いわゆるそれ系でないスタイルで、この人は上手いな~、という歌手は誰かと考えると……

 

誰かな。

 

難しいですね。

 

何が難しいって、上手い人いっぱいいますからね。

 

ホント、歌手のみなさん歌上手いわ。さすがプロ。

 

 

ちらっとネットで、歌の上手い歌手、と調べてみますと、たくさん出てきますね。

ランキングとか。みんなランキング大好きですね……

この手のランキングはけっきょくは人気がある人ばっかりですね。今、流行っている人。

 

誰かな。

 

あ、

あんまりランキングには入っていませんが、

 

渡辺美里さんは上手いですね!

 

発声、ピッチ、リズム、どれも素晴らしくて、ごまかしのない歌唱をしています。

 

 

 

 

男性だと誰かな。

 

あ、

 

松山千春さんがいますね!

 

ライブや歌番組では、スローテンポな曲でのリズムのフェイクが(タイミングを前後にズラす)が多くて、若干聴く側のリテラシーが問われますが。

好き嫌いはあるかもしれませんが確実に上手いです。

 

 

 

 

よし、こんな感じで次回も行ってみよう。

【レコメンド】お宝発見!

 

我が家にはテレビがありませんで、代わりにYoutubeはわりとよく観ています。

昨日もちょこちょこと気になる動画を観ていたら……

 

 

スゴイの見つけちゃいました!

 

チョーお宝。

 

 

 

大瀧詠一さんと山下達郎さんのデュオによる弾き方りスタジオライブです!

 

静止画で音源のみですが、これは貴重だ!と聴いてみると……

 

も~~~

素晴らしすぎ!ステキすぎ!

 

曲は、ビートルズ前夜の50年代後半に活躍した、アメリカの兄弟デュオ「エヴァリー・ブラザーズ」のもの。

たっぷり9曲もやってくれてます。

 

本家に勝るとも劣らない、相性バッチリの歌声とハーモニー。

 

2人の、この時代のアメリカンポップスに対する深い想いが感じられて、思わずジーーンときちゃいます。

 

1981年、NHK-FMでの放送とのことです。

ぜひ聴いてみてくださいー。

 

【ヴォーカル】「歌が上手い」について考えてみる

 

今日から9月です!2学期!

個人的にはまだまだ夏気分に浸っていたいですが……。

 

さて今日は「うた」について、です。

 

 

歌が上手いってのは憧れますよね。

 

私も歌が上手くなりたいと常々思っています。

 

でも、歌が上手いってのはどういうことなのか、これはしばしば物議を醸します。

 

 

カラオケバトルなる番組がありますね。

あれに出てる方たちは、音程や強弱などをもとに採点する機械によれば、かぎりなく100点に近い点数を叩き出していて、かなり正確な歌唱をしていると言えると思います。

 

でも、いかに正確に上手く歌えるか、を競うというこの手の歌唱に対して、よく見聞きするのは、「ああいうのはあくまでカラオケ的な歌唱で、心に訴える(響く)ものはない」といった旨のネガティブな反応です。

 

???

「心に訴えない(響かない)=上手くない」なんでしょうか?

 

確かに「極限にまでコントロールされた身体の運動」は、それだけで心に訴えるかもしれませんが、それでも、心に訴えるかどうかなんて受け手の心持ちしだいだし、ほとんど個人の好き嫌いですよね。

それに「上手い=心に訴える」ならば、心に訴えさえすれば、音程やリズムはメチャクチャでも上手いということになるのでしょうか。……それはないですよね。

上手いかどうかというテーマに対して、心に訴えないからダメってのは、なんだか話のすり替えのような気がします。

 

 

機械による採点と人間の耳や脳による判断が同じなわけがないし、機械の方が正確で良いとは一概に思いませんが、カラオケバトルに出ている方たちはみんな上手だなーと、私は素直に感心しています。

 

というかはっきり言って、テレビやラジオから流れてくる歌唱のほとんどは、一定水準以上には上手いと思います。

歌手の誰それを指して「あいつは下手くそだ」という声も聞かれますが、それでもおそらく一般のアマチュアレベルからしたら相当に上手いはずです。(まー、今やアマチュアでもむちゃくちゃ上手い人がゴロゴロいますが。)

 

音程やリズム、抑揚を正確にコントロールするってことは、けっして容易くはないですもんね。

 

 

ただ、そもそも、この手の番組のように

「上手さを競う」ということについては大いに疑問はあります。

こと音楽を楽しもうとする場合には。

 

上達欲を否定しているわけではないですよ。切磋琢磨とかそういうのだったら良いのかもしれませんが。

 

 

は~~、歌が上手くなりたい。

でも心に響かないとも言われたくない。

 

……ま、楽しく歌うのが一番ですね!

ライブのお知らせ

 

当スクール講師の丸山(chie)と高野によるライブがあります。

お世話になっている新宿のレゲエバーOPENにて。

平日ですが、お越しいただけたら嬉しいです。

チャージフリーです!(ドリンクオーダーお願いします。)

DJのジェレミーさん、チーさんの選曲も素晴らしいです!

 

 

GOT TO BE A LEADER

@新宿OPEN

2019年  99日(月) 18:0024:00

No Charge

 

DJ :

Scratch Famous (Deadly Dragon from N.Y.)

Chii Irie (Paradiso)

 

Live :

Jami Jami Descarga

Vocal&Piano – chie

Sax&Flute – 高野はるき

Bass – 進藤大祐

Drums – 篠木春輝

ピアノ&ヴォーカルのchieとサックスの高野はるきによるセッションユニット。

仲間と一緒に、ジャズとカリビアンミュージックを混ぜて音遊び。

今回のお友達はベースの進藤大祐さんとドラムスの篠木春輝さん。

 

Reggae/Dub club OPEN

TEL : 03-3226-8855

東京都新宿区新宿2-5-15 第一山興ビルB1

https://blogs.yahoo.co.jp/club_open

 

【フルート】楽しむためには?(教本について)

 

フルートのレッスンを受けると、よく先生から勧められる教本やエチュード(練習曲)がいくつかあります。

 

アルテ(アルテス)

ソノリテについて / マルセル・モイーズ

17のメカニズムの日課 / タファネル&ゴーベール

フルートのための35の練習曲 第13 / ケーラー

フルートのための18の練習曲 Op.41 / アンデルセン

などなど。

 

1冊ずつのご紹介はここではちょっと省略しますが、初級~中級者、おそらく上級者にとっても基本を押さえ確認するうえでは、とっても有効な良い教材だと思います。

素晴らしい教材です。ええ。

 

しかし!

 

これからフルートを楽しんでいこうとする人にとって、これらはちょっと大変な、窮屈な練習素材なのではないでしょうか。

とくに「楽器は初めて」という方には。

 

また、普段聴いている音楽もポップス系ばかりで、クラシックはあまり聴かないなという方は、もっと聴きなじんでていて、頭の中にイメージできる、すぐに歌えるようなメロディーを吹いた方が良いように思います。

だって、その方が単純に楽しいでしょう。

 

 

ところで、なぜ上記の教本を先生が勧めるか、というとですね……

先生がそれを使って練習してきたから

なんですね。それしかありません。当たり前と言えば当たり前ですね。

自分がやってもいないことを勧められても、ね。

 

では、どうして先生はこれらの教本を使ってきたかというと、

先生の先生に勧められたから……いや、勧められたんじゃないですね、やらされたんですね。

なぜ?

それはきっと、音大に入るためだったり、将来フルートを吹く仕事ができるようになるためだったりします。

ようは、趣味で楽しむためではなく、専門的にガチでやるためです。

その道はけっこうな過酷な道です。それすらも楽しめるような人がその道を極めていくのでしょうが。

ましてや、そんな先生も、いきなりこれらの教本と向き合ったのではなく、おそらく先に吹奏楽部で辛くも楽しい思いをして、音楽やフルートを大好きになっていて、それから、なんじゃないでしょうか。

 

 

さて、これからフルートを始めようとする、もしくはすでに吹かれているあなたは、なんのために吹くのでしょうか。

どんなメロディーや曲を吹きたいですか?

 

もちろん「上達していくこと」は素晴らしいです。

私の人生の大大大先輩が「人間の喜びは習得していくことだ」と言っていました。

だから練習は大事です。

 

まわり道することも、時に必要だと思います。

 

でも、フルートの楽しみ方、音楽の楽しみ方はいろいろで、必ずしも上記の教本をやっていったその先にしか楽しみがないワケではないのではないでしょうか。

 

 

festina-lenteのレッスンでは、個々の生徒さんのレベルに合った、そして個々の好きな曲、吹きたいメロディーを題材にしていきます。

その中でも基礎を大切にし、しっかり積み上げて上達していけるよう、カリキュラムを組み、指導も工夫していきます。

 

まだまだ夏!ドライブ用のアルバム

少しだけ涼しくなってきましたね。

あぁ、夏が過ぎていく……。なんとも寂しい気持ちになります。

 

でも、まだまだ夏気分は味わえますね。

 

ドライブしたいな~。

 

てことで、今日はドライブに気持ちがいい曲(アルバム)をピックアップ!

 

 

Kamakiriad / ドナルド・フェイゲン

大名盤ナイトフライはもちろん最高ですが、ドライブということで車ジャケのこちらをチョイス。

よく聴けばやっぱりめっちゃ凝っていますが、耳当たりも良く爽快です。

 

 

In Between Dreams / ジャック・ジョンソン

海岸線のドライブにはピッタリです。

聴く人を心地よくさせるための曲、歌、アレンジがすべて揃っています。

 

 

Traveling Without Moving / ジャミロクワイ

ヴォーカルのJKがフェラーリをかっ飛ばす絵が浮かびます。

ベタですが、やっぱりイイ。

 

 

Heavy Rhyme Experience: vol.1 / ブランニューヘヴィーズ

UKのジャズファンクバンドとUSのラッパーたちのセッション。

ファーサイドのSoul Flower、今も大好き。

 

 

Highway To Hell / AC/DC

やっぱコレでしょ。

 

 

マリエ / ブレッド&バター

これはセルフカバーアルバムって言うんですかね。

夏の海を思わせる曲と、軽快なコーラスワーク。素晴らしい。

 

 

ドライブだったら、難しいこと考えずに、楽しい、爽快な曲が良いですよね。

一緒に歌えるようなのとか。疾走感があるのとか。

ま、各々好きな曲聴けばいいですね。

てことで、けっきょくオススメっていうよりは個人的なリストになっちゃいました。

【ベース】ベーシスト②スクエアプッシャー

 

あれやこれや書いていたら、ベーシストのご紹介が滞ってました。

 

 

1人目はミシェル・ンデゲオチェロでしたので、2人目は……

 

う~~~ん……

 

スクエアプッシャー

 

にしましょう!爆

 

一般的な押さえておくべきベーシストを軒並みすっ飛ばしてのスクエアプッシャー。

我ながら良いと思います。

 

 

スクエアプッシャーは、テクノなどのいわゆるクラブミュージックのシーンにおいては、ビッグネームに違いないんですが、一般的な知名度はいかほどなんでしょうか。

ましてやベーシストとして、となると。

 

しかしながらですね……

 

むちゃくちゃ上手いんですよ!ベースが!

 

 

あ、スクエアプッシャーというのは、トーマス・ジェンキンソンというイギリス人のユニットです。

1人のユニット、ていうか個人の芸名ですね。

主にドラムンベースエレクトロニカと言われるジャンルで作品を残してきています。

 

変態的とも言える緻密な打ち込み、エクスペリメンタル(実験的なディープな音楽)とポップの間を自由に行き来するバランス感覚、そして超絶技巧のベースプレイ……

 

ライブではベースを弾きまくっています。

 

スラップも速弾きもコード弾きもバリバリです。

そこだけ見ると、個人的に思う「良いベーシスト像」とはかなりかけ離れているのですが、弾きまくりのベースもジェンキンソン一個人の創造する音楽の一部だと考えると、これはアリなような気がしてくるのです。

 

作曲してベースを弾くだけじゃなく、トータルクリエイターであること。

そのことが他のベーシストとは決定的に違うところであり、スクエアプッシャーの音楽を唯一無二のものにしているように思います。

 

 

 

【フルート】初心者にオススメの楽器とは

 

フルートの仕様について色々お話ししてきましたが、今回は初心者にオススメの楽器をいくつかピックアップしてみたいと思います。

 

 

中高生の時分から吹奏楽などでフルートを始めた方には、何本かのフルートを吹き渡ってきているという方も多くいます。

その場合、最初の楽器からすると徐々に高価な楽器になっていくのが一般的。徐々に、いわゆる「グレードアップ」していくんですね。

 

ですが、大人の方が、ある程度のモチベーションを持って「よし、フルートを始めてみよう!」と思うのであれば、長く使える1本を選んで大事に吹き込んでいく、というのもアリなんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、他の楽器の項でも書いていますが、「初心者用の楽器」というのは基本的には「ない」と思っていただいていいと思います。

よく売られている初心者用の楽器とは「値段が安い楽器」のことです。

「初心者が演奏するにあたって適切なもの」というワケではありません。

 

ただ、フルートの場合、リングキーとカバードキーでは最初の扱いやすさに違いはありそうです。

とくにこだわりがないのであれば、カバードキーの楽器を選んだ方がスムーズに楽しめるかもしれません。

 

で、安い楽器ってのはどのくらいを言っているかというと……6万円以下ですかね。定価で。

 

そもそもフルートのような非常に細かくも高い精度と耐久性が求められる楽器を丁寧に作って、23万円で売って、利益を出そうとまで考えたら、割に合わないことは想像に容易いです。ということはどういうことかというと、23万円の楽器はそれなりの精度や耐久性にならざるを得ないということです。

 

すぐやめてしまうかもしれないから、とりあえず最初は安い楽器で……ということ以外に初心者用として売られている楽器を求める理由はありません。

 

一方、フルートの値段は素材によって青天井ですが、何千万円もするフルートのその価値は音色や演奏性とは無関係です。

 

ではどのくらいの値段のものが良いかと聞かれると、これはもちろん好みもありますしひとくちに言うのは簡単ではありませんが、ざっくりと

10万円前後くらいでどうでしょうか。

 

オケで吹いたり音大に進学したりするような人からしたら、10万円くらいの楽器でも安いと感じるかもしれませんが、10万を切る価格帯でも良いものはあります。

 

素材としては洋銀製か頭部管のみ銀製といったあたり。(管体がすべて銀製で、キーやキーポストなど管についているパーツが洋銀製と言う仕様もありますが、やや中途半端な気もします。どうせなら総銀製が良いかと。)

 

 

YAMAHA YFL-212

楽器なんでも屋さんのヤマハ。他にもれずフルートでもトップメーカーです。ヤマハ、ほんとすごい。

ヤマハのフルートの中ではもっとも安いモデルですが、品質は折り紙つき。

洋銀(白銀を含む)製で、吹き心地の軽さが魅力です。

カバードキー、オフセット、Eメカ付

 

 

REARL PF-525E

ドラムのメーカーとして有名ですが、フルートも作っています。

なぜドラムとフルートなのかまったくの謎ですが、これがかなり良い出来なのです。

洋銀製ですが、リッププレートとライザー(ようは吹き口の部分)のみ銀製です。

カバードキーorリングキー、オフセット、Eメカ付

 

 

10万円を切るフルートとしては、もうこの上記の2択でも良いくらいに思います。

 

 

YAMAHA YFL-312

ヤマハのYFL-212をベースに、頭部管を銀製にしたモデルです。

吹き込みに対しての許容が大きく感じられます。

こちらは10万円を若干オーバーしますが、予算があればこちらがよりオススメ。

カバードキーorリングキー、オフセットorインライン、Eメカ付

 

 

REARL PF-665E

パールの頭部管銀製のモデル。

優等生のヤマハに比べてややキャラが立っていて、個人的には好きです。

丈夫なところもいい。こちらも10万円はオーバーします。

カバードキーorリングキー、オフセット、Eメカ付

 

 

国内メーカーでは他に、ムラマツ、サンキョウ、アルタス、ミヤザワなどがありますが、コスパの面ではヤマハとパールが少し抜け出ています。

 

どのメーカーも少しずつ違った個性を持っていて魅力的ですが、とくにムラマツは「フルートといえばムラマツ」というイメージを裏切らない、味わい深い音色を持っています。

海外に目を向ければ、ヘインズ、パウエル、ブランネンなど、ちょっとお高いブランドもあります。

高価な楽器も、ある程度の値段までは、「やっぱり高いだけはある」と思える、ようは単純に楽器として(装飾品や貴金属としてではなく)質の高い楽器であることは確かです。

そういう楽器を持つことが、ご自分のフルートライフをより充実させるのなら、初めからお求めになっても良いかと思います。

 

 

あ、あとですね、今すでに6万円以下の楽器を持っている方もいらっしゃると思いますが、そういう方に、6万円以上の楽器に買い替えた方がいいですよ、と言っているわけではありませんので悪しからず。

今吹けている楽器なら、それを大切に、たくさん吹いてあげましょう。

そうしていって、もし将来的に何らかの不満が出てきたら、そのときに買い替えを考えれば良いと思います。

 

 

あ、あと、中古楽器については、また改めて記事を書いてみたいと思っていますのでお待ちください。

【ピアノ】キーボーディスト②ジョー・ザヴィヌル

 

キーボーディストと言って、この方を挙げないわけにはいかないでしょう。

 

ジョー・ザヴィヌル

 

です。

 

ジャズフュージョンで、ピアノに限らずキーボードを積極的に使ったプレイヤーには、当然ハービー・ハンコックがおりますが、やはりハービーにはモダンジャズおよびピアニストとしての出自が強くあります。

チック・コリアという声もあるかもしれませんが、ことエレクトリックなジャズに限っては、もしくはキーボーディストとしては、ジョー・ザヴィヌルが筆頭ではないでしょうか。

 

ジョー・ザヴィヌルは、アルトサックス奏者のキャノンボール・アダレイのバンドでプレイしていた頃からローズ(エレクトリック・ピアノ)を弾いています。

帝王マイルス・デイヴィスのエレクトリック期より前です。

 

その後の彼は、マイルスに招集され一連のディープな録音を残し、伝説のバンド「ウェザー・リポート」を作ります。

ウェイン・ショータージャコ・パストリアスピーター・アースキンなどを擁したウェザー・リポートは、ジョー・ザヴィヌルのシンセサイザーによって、ただアグレッシブなだけではない先進的な演奏を展開します。

 

ウェザー・リポート解散後は、晩年まで自身のバンドでアフリカのリズムやワールドミュージックに接近し、壮大なサウンドスケープを聴かせてくれました。

 

 

 

 

 

【フルート】細かな仕様がいろいろあるんです

フルートの素材についてお話ししましたが、それ以外のもう少し細かいことも書いておきます。

 

 

C管とH

一般的にフルートと言われているコンサートフルートには

管の長さがほんの少しだけ違う、CHという2種類があります。

C管は最低音がC(ピアノの真ん中のC)になります。

H管はC管よりも足部管がほんの少し長くて、最低音がC管より半音低いH(ドイツ音名です。英音名でBのこと。)になっています。

曲によっては、ごく稀にH管の最低音のHB)が必要なことがあります。

最低音のことだけじゃなく、若干の音のキャラクターの違いから、C管を好む人とH管を好む人がそれぞれいます。

どちらでも良いと思いますが、個人的にはH管は重くなるのでC管が良いかな…。

 

カバードキーとリングキー

フルートには指先を置いておくキーに、カバードキーリングキーという2種類があります。

キーに穴が空いているのがリングキー、穴が空いていないのがカバードキーです。

リングキーはキーの穴を指先でしっかり塞いでいく必要があります。隙間が空いていると鳴らないか音が鳴りにくくなってしまいます。

その点、カバードキーはラフに押さえてもパッド(タンポ)がしっかりトーンホール(管に空いた穴)を塞いでくれるのでイージーです。

その理由のみで、個人的には、初心者の方がフルートを楽しむ目的で楽器を購入するのであれば、カバードキーの楽器が良いかと思います。

ただ、初心者がカバードキー、上級者はリングキーというわけではないです。プロでもカバードキーを好んで使う人もいますし、初心者でも気に入ったのならリングキーから始めてもよいと思います。

リングキーの方が音抜けが良い……という話も聞きますが、実際のところ大差ないのではないでしょうか。

 

インラインとオフセット

キーの配置が一直線上にあるものをインライン、左手で押さえるGキーが少し外側にズレているのがオフセットと言います。

カバードキーの楽器は基本的にはオフセットです。リングキーの楽器はインラインもオフセットも見かけます。

この違いは、単純にフォーム、つまり手の大きさや指の長さによって選ぶべきです。

これまた、インラインの方が音抜けが良い……という話も聞きますが、実際のところ大差ありません。

 


↑カバードキー

 


↑リングキー/オフセット

 


↑リングキー/インライン

 

 

どうも世間的には

C管、カバードキー、オフセットが初心者向け

H管、リングキー、インラインが上級者向け

と思われているようですが、明確な理由はなく、べつに気にすることはないです。

 

 

Eメカ

フルートという楽器は構造上、どうしても音が当たりにくい(鳴らしにくい)ところが部分的に出てしまうのだそうです。

例えば、第3オクターブ(高音部)のEの音。

その音を当たりやすいように工夫した仕組みが「Eメカニズム」です。

今やほとんどの楽器には最初から付いています。

私の楽器は古いので付いていませんが、さほど苦労したことはありません。

 

リッププレート

どれも同じように見えるリッププレートエッジ(息を吹き当てる部分)ですが、各メーカー、モデルによってビミョ~~に異なります。

最初のうちはこれが意外に大きく影響するかもしれませんが、一概にどれが良いということは言いづらいです。

ただ、どれであったとしても1本選んで購入したなら、その楽器に吹き方を合わせていくしかないので、鳴るポイントがつかめてしまえば問題ありません。

 

 

他にもトーンホールの作りとかいろいろありますが、マニアックになってくるのでこのへんで。