前回からのつづき
音楽(歌や楽器を奏でていくこと)の楽しみとは、どんなものなのでしょうか。
ちょっとイメージしてみてください。
本質的には、音楽の楽しみとは、簡単に言葉で言い表せないものだと思っています。
だからこそ素晴らしいのだと。
でも、それでは話が終わってしまうので、少し具体的に考えてみましょう。
達成感、ストレス発散、共有する喜び……。
どうですか?他にもいろいろありますよね。
楽しみを何もイメージできなかったら、それでも音楽をやる理由は、それこそ「モテたい」みたいなモチベーションじゃないかと思いますが、これはいったん置いておきましょう。(このことは、実はとっても大事だと思っていますが。)
で、楽しみですが。
上記の内、「共有する喜び」と言うのは確かにあると思います。バンドやセッションで、自分以外の人間と1つの音楽を共有するというのは、なかなか代用のない、素晴らしい感覚を味わえるはずです。
「ストレス発散」はどうでしょう。はい。こういう側面もあって良いと、私は思います。
ただ、これは「上手くやる」ことに意識がフォーカスしてしまっては、なかなか難しいのではないでしょうか。
声を出したり、楽器を使って発音すること自体に、シンプルな喜びは確実にあります。
技術が上がり知識が増えることで、この初期衝動的な喜びは薄れていきがちですが、忘れないで、また、思い出していきたいところです。
では「達成感」はどうでしょうか。