TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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30年以上前の教則本に再会

 

今年はゴールデンウイークに先駆けて少しだけ帰省してきました。

そして実家の自室にてこんなものを発見。

 

「クイック・マスター・シリーズ、ロックギター!」

 

1990年…。かれこれ30年以上前ですね。

私がギターを始めて間もないころに手にした本です。

中身はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、ごく初歩的なことが独特なイラストによって説明されています。

 

そういえばそれ以来、かれこれかなりの数の教則本を読み漁ってきました。

どの教則本でも一冊、書いてあることをしっかり理解し練習していけばそれなりに成果は出るはずですが、中にはピタッと自分に合う内容・語り口のものもあり、逆に言うとうでないものは買ってもほとんど手付かずという結果になることもしばしば。

 

とくに初心者のうちに読む教則本は、分かりやすく自分に合ったものであればラッキーですが、下手をすると音楽が楽しくなくなってしまうようなものもあるかもしれません。

なにも脅かすつもりで言っているわけではありませんが、ようはあまり堅苦しくなく楽しむことを第一に書かれた本がいいように思います。

 

ただ、一方でじつに奥が深いのも音楽の魅力です。

 

私もレッスンにあたっていつも意識していることですが、「間口は広く、敷居は低く、奥が深い」そんな風に書かれている教則本だとステキですね。

 

きっとこのバランスが難しいんですよね。

そういう意味では、気軽さに振り切ったり専門性に振り切ったりしてしまえば、比較的書き易いんでしょうけど。

 

そのうちまた私が読んでよかったと思えた本・教則本をご紹介してみたいと思います。

 

ひさしぶりの場所(居心地いいって大事だね)

 

今回は私ごとなのですが、昨日美容室に行って髪を切ってもらいました。

 

高円寺に10年ほどお世話になった美容室があるのですが、じつはここ2年ほど浮気をしまして近所の比較的安価な美容室を点々としておりました。

仕上がりは大満足とはいかないまでも、安価なことは嬉しいし「伸びた分だけ髪が短くなればそれでいいや」という気持ちでおりました。

 

しかし前回のカットが、こう言ってはなんですがダメダメで…。

こんなことならと、ひさしぶりに高円寺の美容室に予約を入れたしだいです。

 

約2年ぶりとあって正直ちょっとだけ後ろめたい気持ちもありましたが、気持ちよく対応していただき嬉しかったです。

気取らない店内は別段変わった様子もなく、好みの感じの音楽がちょうどいい音量で流れ、好きなマンガもたくさんあって居心地がいい。

同世代の店長さんともお互いの近況を聞き合って、楽しい時間でした。

 

あ〜〜やっぱりいいな。

 

うちの音楽スクールも、通ってくださる生徒さんにとってそういう場所でありたいな。

 

スクールではレッスンの前後にお茶やコーヒーをお出しして楽しく談笑しています。

ゆったり座って音楽を聴いていただき、スタジオが空いていたら練習に使っていただくこともできます。

遅い時間には生徒さんとご一緒にお酒を飲んだり、軽いセッションをしたりして楽しんでいます。

 

これからももっともっと居心地のいい楽しいスクールにしていきたい、とあらためて思いました。

 

さて、髪は後ろをがっつり刈り上げてもらい、大満足の仕上がりでした!

桜庭さんありがとうございました〜!

 

カッコ悪くても、正直に「分かりません」「できません」

 

音楽とひとことに言ってもジャンルや演奏スタイル、歌唱スタイルなどじつにいろいろなので、上手な人にも得手不得手があります。

当然レッスンをしている講師にも。

 

私もできるだけ知識をインプットし技術を磨いてレッスンに臨んでいるつもりですが、それでもレッスン中に生徒さんから聞かれたことに答えられなかったり、模範演奏が上手くできなかったりすることがあります。

 

そんなとき、ちっぽけなプライドを守ろうという思いから誤魔化したくもなるのですが、正直に「分かりません」「できません」と答えるようにしています。

だっておそらくは誤魔化してもボロが出るし、バレちゃうと思うんですよね。

そうなるとよけいに信用を落とすし、カッコ悪いじゃないですか。

 

ただ、「分かりません」「できません」のままにはしておきませんよ!

ちゃんと次までには調べたり練習したりしてお応えできるようにしています。

だからありがたいことに、自分が知らないこと、できないことを質問してきてくれる生徒さんのおかげでスキルアップさせていただいているわけです。

生徒さんにお応えしようと勉強したり練習したりすることは苦になりませんし、私自身いろいろな音楽やいろいろな演奏スタイルに関心があるので願ったり叶ったりです。

 

 

ところで講師は、自分が持っている知識や技術の枠の中でレッスンにあたる他ないのですが、もちろんすべての知識や技術を持っているわけではないので、勢い自分の得意分野に誘導してしまうことがなきにしもあらずです。

それが生徒さんが望むものと一致しているのならば問題はないかもしれませんが、そうでない場合もたくさんあるはずなので要注意です。

 

講師は生徒さんよりいくらか経験値がありますので、俯瞰した立場から生徒さんにとって有益な知識や有効な練習方法をお伝えすることができますが、大まかな方向性はあくまで生徒さん自身が決めるべきだと思います。

そういった主体性が音楽を楽しむうえでも上達するうえでも大切なような気がします。

 

festina-lente music schoolでは、生徒さんと講師で目標を共有し二人三脚で着実にステップアップしていける、それでいて楽しい(これ大事!)レッスンをご提供しています。

ご興味のある方はぜひ一度、体験レッスンをご受講ください!

trial lesson

サックス奏者:パトリック・バートリー

 

今回はサックス奏者をピックアップ。

 

パトリック・バートリー(Patrick Bartley)

 

アメリカの若手ジャズサックスプレイヤーで、今まだ20代かな?

自らYoutubeの配信やSNSなどもナチュラルに行う、新しいジェネレーション。

日本のアニメやゲーム、J-Popにもなかなか強い想いを持っていらっしゃるようです。

 

私は少し前にYoutubeで彼を見つけたのですが、最初は頭にザルを被っているのかと思いました。

というのも、彼の帽子が我が家にあるプラスチック製のザルに見えたんですよ。なんか似てて。

もちろん実際はザルじゃなくて、ニットキャップなのですが。

 

その最初に見た動画がこちら。

ディジー・ガレスピー作の「チュニジアの夜(A Night In Tunisia)」は、チャーリー・パーカーのソロのピックアップが有名ですね。

この手のプレイでパーカーの影響は受けないのが難しいかと思いますが、パトリックのアルトはそこからもっともっと自由に駆け巡ります。

音域もリズムもサウンドもワイドで自由です。

個人的にはエリック・ドルフィーを感じるところがあって、すごく耳が惹かれました。

 

上手い人は世の中にゴマンといますが、一流となるにはソツのない上手さより強い個性をともなっていることが大事なことなんでしょうね〜。

他の動画を見ても、どのプレイも思い切りがよくフレーズも淀みなくアイデアに溢れていて素晴らしい。

これなんかまさに楽器が歌ってますね。

 

つい先日、BIGYUKIさんのブルーノート公演にサイドマンとして来日、出演していたようです。

日本のサブカルチャーが大好きな彼の日本でのプレイはきっと熱かったことと思います。

今後の活躍にも期待大!です。

 

新生「Mides」のライブがあります。

 

明後日、4月2日(日)は渋谷でライブをします。

 

サックス、キーボード、ギター、ベースとエイブルトンライブを使っての演奏です。

ベースはいつもお世話になっている進藤大佑。

ギターはうちのスクールの講師でもある滝口徹。

私はサックス、キーボード、エイブルトンライブを使ったビートを担当します。

エイブルトンライブとは、シーケンスやエフェクトをその場で弄れるパソコンのソフトです。

 

今回はこのユニットに名前をつけました。

jami jami descarga から派生したユニットということで、本体の名前のまん中のところを取って「Mides」としました。

その大半は即興によるパフォーマンスになので蓋を開けてみないと分からないのですが、きっと面白いライブにします。

 

ゲストDJには、私が以前から参加しているバンドngomaのメンバーでもあるAWANE!

そして初めましてのNoctidaiceさん!楽しみです。

藤原一樹さんと石井亮さんも毎回刺激的な曲をかけてくれます。

 

さらに音響には「Acoustic Revive」さんのアクセサリーを使わせていただき、一段階鮮明なサウンドをお届け!

 

お時間がありましたらぜひ聴きに来てくださいませ!

よろしくお願いいたします〜。

 

∞ @渋谷Violetta

4月2日(日)17:00〜22:00

music charge 1,500yen

 

Guest DJ:

AWANE (the LEWD HERTZ / sonimage-Lab,inc)

Noctidice

 

Live:

Mides

高野はるき (Sax, Key & Beats)

進藤大祐 (Bass)

滝口徹 (Guitar)

 

DJ:

藤原一樹 a.k.a K-SWITCH (experimental base)

石井亮 (WAH! Radio)

 

More Info

https://note.com/yokohachi/

 

Violetta

https://violettatokyo.com/