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映画音楽×手嶌葵

 

映画って毎年何本くらい世に生まれているのでしょうね。

すごい数ですよね、きっと。

まぁ日々作られる音楽の数はもっともっとハンパない数でしょうけど。

 

とにかくたくさんある映画作品。

そして映画において重要な要素のひとつに音楽があります。

名画とは名映画音楽とともにあるものかもしれません。

 

映画音楽はひと昔前で言うと、アカデミックにポピュラーミュージックを勉強する人のひとつのゴールでした。

古今東西のポップス、民族音楽、ジャズ、クラシックなどあらゆる要素を巧みに混ぜ合わせ、映画のシーンをいっそう引き立てる。

素晴らしい映画音楽を作ってきた作曲家たちには、本当にリスペクトの念しかありません。

 

さて今日はそんな素晴らしい映画音楽をリラックスして楽しめるアルバムをご紹介します。

手嶌葵さんの「The Rose」というアルバムです。

 

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手嶌葵といえばジブリ映画「ゲド戦記」のテーマ曲でデビューし、その柔らかく純朴な歌声が話題になりましたね。

そんな彼女がお気に入りだという映画音楽を、やはりとても素朴にシンプルに歌い綴ったこのアルバム。

まさに名曲揃いで捨て曲などもちろんありません。

 

ギター、ピアノ、コントラバス、控えめなドラムといったアコースティックで生々しいアレンジに、歌が心地よく乗る。

そのまったくと言っていいほど声を張らない、しかしながら真の強さを感じるヴォーカルは、憑き物を落としてくれるかのような浄化作用があります。

 

ぜひ彼女の歌で素晴らしい映画音楽を味わってみてください。

Youtubeで聴く

 

NewJeans……イイです!

 

最近はこの人たちの曲をよく聴いています。

 

「NewJeans」

https://www.newjeans.jp/

 

韓国の5人組のグループで、メンバーはみな10代の女の子。

いわゆるK-POPのシーンには今まであまり関心がなかったのですが、

NewJeansの曲を聴いて目から鱗ならぬ耳から鱗。

私の周りにも夢中になっている人がたくさん。

デビュー1年にして国外フェスの目玉のひとつになるほど、人気が沸騰しています。

 

そもそもカラや少女時代、東方神起のころはそのK-POPのムーブメントが脈々と続き、ここまで大きなものになるとは想像できませんでした。

 

ブレイクの記憶も新しいBTSの楽曲もそうですが、昨今のK-POPのサウンドイメージというと、USのメジャーシーンを意識した派手なものが多い印象を持っていました。(実際はそんなこともないのかもしれませんが。)

そこへ持ってきてNewJeansの楽曲群はとてもクールで、ともすれば地味と言えなくもないサウンド。

なにしろほとんど歌とドラムとベースの3点で曲を構成しており、そこにサラッとシンセが足される程度のストイックさ。

しかし耳障りのよさは抜群で、よく聴くと非常に繊細で丁寧な音作りがなされています。

しかも、Trap、2Step、Jungle、Future Bassなど既存ジャンルの美味しいところをいい塩梅で織り込みつつ。

このセンスはポップスにおいて世界でも最先端と言ってもいいのではないでしょうか。

 

もちろん本人たち(メンバーの5人)の歌やダンスのクオリティもメチャメチャ高いです。

ただ、どうしたってバックにいる大人の仕掛けが気になる。仕掛けがよすぎる。

 

仕掛け人はミン・ヒジンという女性ディレクターだそうで、不勉強でして最近まで存じ上げなかったのですが、なにやら相当なやり手のようです。

また、曲作りにはそんな彼女に召集された韓国内外の優れたタレントがたくさん参加しているようです。

 

BoAちゃんが活躍していた2000年代初頭は、韓国の音楽業界も日本のマーケットをかなり意識していたように思いますが、今彼らが見ているのは完全に世界(とくに欧米)なのでしょうね。

べつに音楽は競争するものではないと思うので、日本は日本の、もっと言えば個人個人の好きなもの、いいと思えるものを追求していけばいいのでしょうけど。

 

とにかく、NewJeans。

私が聴くかぎり、ほとんどの曲がイケている。

未聴の方はぜひ。

 

【ギター】ピックがズレてすっ飛んでしまう、を改善

 

今日もギターのワンポイント講座です。

 

今回は、「ギターを弾いているとピックがすっ飛んでしまう」ことについて考えてみましょう。

 

ピック弾きでコードをジャカジャカ弾いていると、ピックが回転したりズレたりてきて、しまいにはすっ飛んでいってしまう。

という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

これ悩ましいですよね。

 

まず原因なのですが、ひとつはピックの持ち方、そしてもうひとつはピックの弦への当たり方にあります。

 

ピックの持ち方

 

ピックがズレたり飛んでいったりしないようにと指先にギューっと力を入れて持つのは、かえってズレる原因になります。

それは力のかかり方が「点」になりやすいためです。

 

試しに指先に力を入れて持った状態で、ピックの先端を横からつついてみてください。

何度もつつくと徐々に先端が回ってきてしまいませんか?

 

では今度は、親指の腹をベッタリたくさん使って持ってみましょう。

あまり力は入れすぎず。

それでピックの先端を横からつついてみるとどうですか?

回転しませんよね?ズレませんよね?

 

回転しないように「点」ではなく「面」でピックを挟むわけです。

はい、というわけで改善方法のひとつ目は「親指の腹で力を入れすぎずにピックを持つ」となります。

 

ピックの弦への当たり方

 

ダウンストロークのときに手を外側に払うように振っていると、弦に対してピックの側面が当たっていくことになります。

前述の横からつつくのと同じ力がピックにかかって回転してしまうわけです。

とくにアップストロークの際には横からの力を受けて回転しやすいかもしれません。

 

ということで2つ目の改善方法です。

基本的には、手を弦に対して垂直に振って、ピックの面に対してまっすぐに力がかかるようにしましょう。

視点となる肘や手首の位置が高いと、どうしてもピックの当たり方に角度がついてしまいますので、フォームも見直してみるといいでしょう。

 

 

この2つのポイントを意識していけばかなり改善されると思いますが、それでもまれにピックがズレたりすっ飛んでしまうことがあるとすれば…

それはもう気にしない方がいいです。

前述のように、ピックがズレないように力を入れて持つことは逆効果ですので、考え方を変えましょう。

ズレたら持ち直せばいい。

別にすっ飛んでしまってもいい。

 

あ、そうだ、ピックってたくさん持ってますか?

お気に入りの形や暑さの物を10枚くらいは持っておいてくださいね。

それを並べておいて、ピックがすっ飛んだらすぐに代わりのピックを使ってください。

いちいち腰をかがめて拾わないように。

いちいち拾っていると、それがめんどくさくてまた、ズレないように、すっ飛ばないように…と無意識に力が入ってしまいます。

「すっとぶならすっ飛べ!」くらいの気持ちで思い切りよく手を振っていきましょう。

 

【ギター】押弦する指の第一関節よ負けないで!

 

今日もギターのワンポイント講座です。

 

コードの音がキレイに鳴らないとお悩みの方にちょっと意識してみてほしいポイントです。

それは押弦する指の第一関節です。

いちばん指先に近い関節ですね。

 

この第一関節、他の第二、第三間接に比べるて弱いので、簡単に逆反りしてしまいます

こうなってしまうと隣にある触れたくない弦に不用意に触れてしまい、キレイな音が鳴りません。

押さえ方によってはあえて逆反りさせることもあるのですが、基本的に指の関節はアーチを描くように手のひら側に曲げていきます。

 

とくに第一関節はしっかり押弦しようと力をかけると、ペコッと逆反りしがちなので気をつけてみてください。

押弦しようとする力(第二・第三関節の力)に負けないように、第一関節にグッと(適度に)力を入れます。

むしろ第一関節を固める力で押弦するようなイメージとも言えるかもしれません。

 

第一関節が伸びきっている場合も同じようなことが言えます。

たとえば人差し指のセーハであっても、ピーンと指を伸ばしきりはしません。

どちらかといえば、ほんの少しですがやはり手のひら側に自然に曲がっています。

 

第一関節についてはなにもギターにかぎらず、ピアノ、ベース、ヴァイオリン、サックス、フルート、トランペットなど多くの楽器で同じように考えられます。

 

試しにちょっと注意してみてください~。

【ギター】コードフォームは手首の角度がポイント

 

今日はギターのワンポイント講座です。

押さえにくいコードに苦労していませんか?

 

押弦する側の指がある程度動くようになってきてもなお、押さえにくいコードってありますよね。

中には「こんなの不可能じゃね??(怒)」なんて場合も。

私も幾度となく「なんで上手く押さえられないんだ〜(涙)」と悩んでまいりました。

 

音を省略してしまえば簡単な押さえ方になることもあるのですが、それにはちょっとした知識が必要になってきます。

それになんか悔しいじゃないですか、押さえられないの。

 

そこでちょっと気にしていただきたいのが、手首や手の甲、前腕の向き・角度です。

コードが押さえにくいと言っている方の多くは、どのコードも同じ手首や手の甲、前腕の向き・角度で押さえようとしています。

ダイヤグラム(押さえる場所に印がついている表)に書かれている場所だけに気を取られてしまうと、指だけでそのコードを押さえようとしてしまうのですが、指の稼働範囲なんてたかが知れています。

上手な人の指はめちゃくちゃ稼働範囲が広いかといえば、そんなことはありません。同じ人間ですからそこまで違わない。

上手な人の中には比較的手が小さかったり指が短かったりする方もいらっしゃって、それでも彼らは巧みにコードを押さえています。

 

上手な人がどうやって、不可能とも思えるコードをたやすく押さえているのか。

それは、コードによって手首や肘を柔軟に動かして向き・角度を変えているからなんですね。

「フォーム」って言葉がありますけど、ギターでコードを押さえるフォームっていうのは、ダイヤグラムどおりに押さえるということ(つまり指先の場所)というより、むしろそのコードを押さえるのにもっとも適した手首や手の甲、前腕の向き・角度のことだと思っていただいていいかと思います。