絶対音感

 

絶対音感

 

という本があります。

20年ほど前にベストセラーになったので、ご存知の方も多いかもしれません。

生徒さんと話してる中でこの本に触れたので、なんとなくブログにも書いてみました。

 

最相葉月さんという方が絶対音感という言葉に関心を持ち、200以上という数の取材を行い、その実態に迫るというノンフィクションです。

 

こと細かな内容はあんまり覚えていないのですが、「音感」というものに対していろいろ考えさせられていた当時の私にとっては、意味のあるものだったと記憶しています。

 

絶対音感にコンプレックスを持ち、それでも音楽をやっていきたいと思っていた、20歳過ぎの私。

この本に書かれていることが全てダイレクトにというわけではありませんが、この本や、他の資料、人からのお話によって、絶対音感の絶対優位だという刷り込みをなくし、相対音感の重要性や、なにより音楽を楽しむことの大切さに気づくことができました。

今ではかなり考えもまとまり、つまらないことで悩まず、音楽を楽しみながらも生業とすることができるようになりました。

 

 

絶対音感は、音楽を楽しむうえでは必要ありません。

一方、相対音感はできるだけ強くしていった方が良いです。

 

相対音感は大人になってからでも身につきます。

コツコツやっていれば徐々に確実に。

 

楽譜に書いてある音だけでなく、頭の中にあるイメージを音にできたとき、きっと音楽が楽しくて仕方がなくなっているはずです。

 

 

でも、とっても歯がゆいことに、相対音感を強くするためのトレーニングをやっている教室や、本や、サイトや、アプリなどは、絶対音感訓練の関連のものに比べ、まだまだ少ないのが現状です。

 

・音名と階名の使い分け移動ドで考える

・移動ドによるソルフェージュ簡単な短いメロディーを聴いて階名で歌っていく

12の階名によるソルフェージュ(トニックソルファ)臨時記号の#やがついた音にも、ドレミと同じように階名をつけていく

 

スクールの体験レッスンにいらしていただければ、このあたりのお話もさせていただき、ぜひご一緒にトレーニングしていきたいと思います。

 

遠方だったり、なかなかレッスンに行けないよ~という方のために、本をご紹介しておきます。

てきとうに音感トレーニングの本を買うと、だいたいが絶対音感を身に付けさせようとして(固定ドで)書かれている物なのでご注意を。大人になってからは身に付かないとされています。

 

 

ジャズ ソルフェージュ/宇野重行

著者・宇野重行さんのバークリーでの経験とご自身の考えをまとめた、移動ドによるソルフェージュの説明と練習メニュー。トニックソルファを使って、12音それぞれに名前をつけて歌います。

 

 

大人のための音感ドリル(CD付)/リットーミュージック・ムック

おそらく大手出版社では唯一の、移動ド、トニックソルファでの練習ドリル。筆者・友寄隆哉さんによる一連の「大人のための音感」シリーズから。

 

 

正しいドレミの歌い方/アルテスパブリッシング

著者の鳴海史生さんと大島俊樹さんはともにクラシック畑の出でありますが、まっとうな正しい見識で「固定ド」に異を唱え、この本を書いています。

 

 

相対音感を育てるー 移動ドのドリル/共同音楽出版社

アマゾンで調べてたら出てきました。持ってないのでポチッといってみます。

 

 

あ、この記事は、絶対音感そのものを否定する意図はありませんので、誤解なきようお願いします。

 

過去のブログ記事から、こちらもどうぞ。

絶対音感は必要か

やっと本題の「○○音感」について

ソルフェージュをしよう

「音名」と「階名」

まことに遺憾です

音名はCDE、階名はドレミ

「ファ♯」って……

トニックソルファで歌おう

 

【ベース】初心者のベース選び⑥その他のアクセサリー編

 

エレキベース本体とベースアンプの他にも必要なもの、あると便利なものをご紹介していきます。

 

 

ピック

 

私個人はエレキベースを弾くのにピックを使うことはあまりありませんが、ジャンルやプレイスタイルによってはピック弾きは必須だったりします。

ピックで弾くと、ハッキリした硬い音が鳴ります。

なので、どちらかと言うとロックとか、8ビート系のテンポの良い曲に使う印象です。

 

ピックはいろいろな形、大きさ、厚さ、素材があります。

とくにどれでなければってことはないので、いろいろと試していただければ。100円くらいなので。

 

オススメは

一般的なセルロイド製で、やや大きめのオニギリ型というやつ。厚さは0.71.0mmくらいかな。

 

 

 

シールド

 

エレキベースとベースアンプを繋ぐケーブルです。

ノイズが入らないようにシールド加工されているから、シールドって呼ばれています。

 

いろいろな長さと、プラグの形状(I型、L型)があります。

製品としては質も値段もピンキリで、質の良いものは確かに音も良いですが、お値段もそれなり

最初は安いもので十分。音質とかより、むしろ丈夫なやつが良いんじゃないかな。

短すぎても長すぎても扱いづらいので、3mくらいでどうでしょうか。

 

オススメは

LC03 / CANARE

ド定番、カナレの3メートルです。プラグも丈夫で耐久性があります。

 

 

 

チューナー

 

ベースの弦はペグと呼ばれる糸巻きで、ちょうど良い張り具合まで巻いていきます。

ベースの4本の弦は、細い方から1弦、2弦、3弦、4弦となっていて、それぞれにGDAEの音高となるように調節します。

このことを「調弦=チューニング」と言います。

 

チューニングは、しばらく弾いていると自然にわずかに、また、ペグに触れてしまったり、変な弾き方をしたり、熱によっても狂ってきます。

とくに新しい弦に張り替えた直後は狂いやすかったりします。

その度にチューニングをし直して、正しいピッチ(音高)、正しい音程で練習するようにしましょう。

 

でも、慣れないうちは各弦のピッチが正しいかズレてきているかが分かりにくいと思います。

そんなとき、このチューナーという機械を使うと便利です。

 

弦を弾くと、針(またはLEDランプ)が振れます。その針(ランプ)が目盛りの真ん中に来るようにペグを回していくわけです。

べつだん難しいことはないのですがポイントを挙げるとすれば、音が少し低いところから巻いていってちょうど良いところで止めるようにします。音が高いところから巻きを緩めていって合わせると、狂いやすくなってしまいます。音が高くなりすぎてしまったら、いったん低いところまで下げて、また巻いていきましょう。

 

ベース本体のヘッドにクリップで付けて振動を拾うタイプと、チューナー本体内蔵のマイクもしくはシールドをジャックインして使うタイプとがあります。

スマホのアプリもあります。チューナーって調べればいくつか出てくると思います。

 

オススメはクリップタイプですかね。使えればなんでも良いと思ってます。

Pitch Clip 2 / KORG

安いので

 

 

 

メトロノーム

 

ベースはリズムの要でもありますので、メトロノームは練習のお供としてマストです。

弾くときは常に必ず、というのはちょっと大変かもしれませんが、「練習するぞ」と思ったときは、なるべくメトロノームを使うようにしましょう。

 

早いうちからメトロノームに慣れ親しんでおけば問題ないのですが、最初のうちに好き勝手弾いていて、後になってリズムの大切さに気づきメトロノームを活用しようとするも、最初の好き勝手が仇となりメトロノームにアレルギー反応が出てしまう、ということになると大変です。

 

メトロノームも使えればなんでも良いですが、しいて言えば、物理的に遊錘(おもり)が左右に振れるタイプじゃない方が良いかもしれません。

というのも、リズムやテンポに関して練習するとき、「目で見て反応する」というのが良くないからです。

遊錘(おもり)の動きを極力見ないようにして練習するのであれば、どの製品でも問題ないですが、動いているとつい見てしまいがちかな、というだけです。

 

メトロノームもスマホのアプリでいくつかあります。

 

TM-60 / KORG

チューナーとメトロノームがセットになったやつです。

 

 

 

スタンド

 

弾かないとき、楽器を壁に立てかけておいたりすると、何かの拍子に倒してしまうかもしれません。

バターーん!と倒すと、最悪の場合、ネックがポッキリ折れてしまったりすることもあります。

最悪でなかったとしても、良いことなんか1つもありません。

楽器は、専用のスタンドに立てかけるようにしましょう。ちょっとした時間でも。

 

少し話が逸れますが、楽器を弾かないとき、大切にケースにしまっている方もいらっしゃると思います。

ですが、個人的には、ケースにしまわずに常にスタンドに立てかけておくのを推奨します。

すぐ手が届くところに、すぐ弾ける状態で置いておく、ということですね。

 

保存という意味では、衝撃に対してはやはりハードケースに入れておくのが良いですが。

あと、湿度管理とかは本当は大事なんですが、あまり神経質になるよりも、多少ラフにでも頻繁に触って楽器と仲良くなっていきましょう。

 

 

 

ヘッドフォン

 

夜間練習のお供に。

なんでも良いですが、ちゃんとしたバランスで低音を鳴らしてくれるものじゃないとダメですよね。

ケーブル先端のプラグが、大きいタイプ(標準ステレオフォーン)と小さいタイプ(ミニステレオフォーン)があります。アンプのヘッドフォンアウトを確認してみてください。大きいタイプと小さいタイプを、互いに変換する(アダプタ)プラグも売っています。

 

あ、あと、ヘッドフォンを繋いでも、弦を弾いたときの生音は、当然、鳴ります。

ものすごく静かな環境だと、この生音もけっこう気になる人は気になるかもしれないのでご注意を。

 

TH-02 / TASCAM

録音機材メーカーのタスカム製。

折り畳み可能。ケーブルが片方だけから出ていて、耳当ても動くので取り回しが良いです。

プラグはミニですが、標準フォーンのアダプタプラグ付き。

 

 

 

替えの弦

 

エレキベースはギターに比べれば、弾いている最中に弦が切れてしまうということは、ほとんどないと思います。

なにしろ弦がぶっといんで。

まぁでも、替えの弦を1セットは用意しておきましょう。

切れなくても長く使っているとハリが無くなってきてしまうので、そろそろかな、というタイミング(個人差あり)で交換します。

 

弦にもいろいろありますが、まずは太さの違いがあります。

あらためて楽器のセッティングについてはお話ししようと思いますが、初心者の方は少し細めの弦を選んだ方が、押弦が多少でも楽なので良いかもしれません。

10.45インチから41.0インチのセットか、より細い10.40インチから40.95インチのセットあたり。

 

楽器のスケールによって弦の長さが変わってきます。もちろん、楽器がロングスクールならロング用、ショートスケールならショート用をどうぞ。

 

あと、弦の表面がツルツルした、フラットワウンドという種類があります。輪郭の取れた丸っこい音になります。ジャズっぽいスタイルならこれもありですが、それ以外だとラウンドワウンドという表面がザラザラしている弦を使うのが一般的です。

 

ということでオススメをピックアップするなら

 

EXL170 Nickel Wound Bass Light 45-100 / Daddario

ド定番のダダリオ。やや細めの標準的な弦です。

 

 

EXL220 Nickel Wound Bass Super Light 40-95 / Daddario

上記ダダリオのより細いセット。

 

 

Super Slinky Bass / ERNIEBALL

2つ上のダダリオと同じ45-100の太さ。こちらも定番。

 

 

 

ストラップ

 

最終的に立って演奏するのをイメージしているのなら、早いうちから少しずつ立って弾くこともしていきましょう。

見た目で選べば良いですが、楽器が重いと感じるようなら幅が広めのものが良いかも。

 

 

 

クロス

 

弾き終わったら最後に楽器を拭いてあげましょう。

私はあんまり拭かないですが……汗。楽器のコンディションを維持するためにも拭いてあげると良いです。

とくに弦および指板を拭くのと、放置するのでは、弦の保ちもぜんぜん違ってきます。

 

 

 

工具

 

弦を交換するとき、弦を切るニッパーが必要です。

ペグをクルクル回すワインダーもあると便利です。

【ベース】初心者のベース選び⑤ベースアンプ編

 

さて、これからベースを始める方は、楽器本体以外に何が必要になるでしょうか。

 

エレキベースやエレキギターというのは、張ってある弦を弾くと音が鳴りますが、それはコントラバスやアコースティックギターと比べると、響きがなく音量も小さなものです。

エレキ楽器は実際には、シールドと呼ばれるケーブルでアンプにつなぎ、ピックアップで拾った音を増大させてスピーカーから鳴らします。

厳密に言えばシールドの種類などによっても音が変わってきますが、

まずはアンプについてお話しします。

 

アンプと呼ばれているものにもいろいろな種類(オーディオ用のステレオアンプとか)がありますが、

エレキベースを繋ぐのはベースアンプです。

当たり前だろ!と思われるかもしれませんが、昔は情報がなく、なんだかよく分からないカラオケ用のアンプにムリやりベースを繋いだりしていたことを思い出しました。

 

ベースアンプは、プリアンプ(音量や音色をコントロールする部分)、パワーアンプ(音の信号を増大させる部分)と、音を外に出すスピーカーから成り立っています。

それらが1つの箱の中に収められているものをコンボタイプのベースアンプと言います。

逆にそれぞれに分かれていて、別々の製品として売られているセパレートタイプもあります。別々になっている場合、プリアンプとパワーアンプを合わせた部分をヘッドアンプ、スピーカー部をキャビネットと呼んでいます。

 

初心者の方がお家で練習することを想定すると、

小さめのコンボタイプが、大きさ的にも音量的にも扱いやすさ的にもオススメです。

 

ここで、ベースに関しての以前の記事でも書きましたが、スピーカーのサイズやアンプ出力の違いが大事になってきます。

悲しいかな、あまりに小さなアンプの小さなスピーカーでは、アンサンブルの土台となるようなベースらしい低音を十分に鳴らすことができません。

練習だとして、ベースらしい低音を出して弾いていないと、ギターとさして変わらない感覚になってしまいます。

音量というよりもこの低音感が出せているかどうかがポイント。

せめて8インチ以上のスピーカーがあると良いかと思います。

 

ただし、スピーカーのサイズやアンプ出力が大きすぎると、当然アンプで鳴らした時の音や振動が大きくなってしまい住宅事情によっては厳しくなってきます。

音が出せるときは出し、難しいときはムリをせずヘッドフォンを使うなどして練習しましょう。

 

ではオススメをピックアップ。

 

 

 

BA-108 V2 / AMPEG

老舗のベースアンプ専門メーカー、アンペグのスモールコンボアンプ。

20Wの出力と、8インチのスピーカーを有し、自宅練習には十分すぎるほどの音圧と低音感。

メインボリュームの他に、高音、中音、低音をそれぞれにコントロールする3バンドイコライザー、外部からの入力が可能なAUX INと、その外部入力のボリューム調節、ヘッドフォンアウトが付いています。

フロアモニターのように、斜め上に向けて置くこともできます。

 

 

 

RUMBLE15 V3 / Fender

フェンダーはアンプにおいても素晴らしい製品をたくさん作ってきました。

これはフェンダーの現行のベースアンプではもっとも小型ですが、ベースらしくは鳴ってくれます。

8インチスピーカーですが、出力は上記アンペグより少しだけ低く15W

メインボリュームの他に、3バンドイコライザー、AUX IN(外部入力)、ヘッドフォンアウトが付いています。

シンプル、実直で良い作りです。

 

 

 

BC20 / Warwick

ベースメーカー、ワーウィックのスモールコンボアンプ。

コンパクトながらかなり音が良く、コストパフォーマンスが高いアンプです。(上記2つよりは若干高いですが。)

リミッター回路が入っていて、音量を上げても歪みが出ません。

出力は20W、スピーカーは8インチ。

メインボリュームの他に、3バンドイコライザー、AUX IN(外部入力)、ヘッドフォンアウトが付いています。

楽器のインプットが、パッシブ用とアクティブ用で分かれています。

 

 

とりあえずこの3つをオススメしておきます。

 

エレキベースは、基本的にはアンプラグド(アンプに繋がず、生音でペチペチ弾く)では練習しない方が良いように思います。全然違うので、音が。

でも、スペース的にも、音量的にも、自宅にアンプを置くことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、こんなものもあるのでご参考までに。

 

 

amPlug2 Bass / VOX

実際サイズは手のひらに収まるくらいの大きさです。

楽器本体のアウトプットジャックにこれを差し込んで、これにヘッドフォンを繋ぐと、ベースアンプで鳴らしたような音が聴こえる、という代物です。

メトロノーム機能として、ロック、ポップス、ジャズなど9つのリズムパターン内蔵。(テンポ変えられます。)

外部入力のAUX IN付き。

夏が来ました

 

いや~、来ましたね。夏が!

 

好きです。夏!

 

今年の夏も、なりますように。思い出に残るステキな季節に!

 

そして、夏には欠かせません。音楽が!

 

したいです、ドライブ。お気に入りの曲を集めたテープをかけながら海岸線を。

 

 

ということで、夏到来の嬉しさを倒置法で表現してみました。

 

 

スクールではウクレレ同好会の動きがにわかに活発化しつつあります。

もちろん同好会だけでなく、ウクレレのレッスンコースもあります。

 

その他にもいろいろ企画してみたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

また、この夏、新たに音楽生活を始める方を応援する、サマースターターキャンペーン実施中!

入学金と初月レッスン料がお得です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

今日は達郎先生を。

 

 

 

【ベース】初心者のベース選び④その他のメーカー編

 

初心者にオススメのエレキベース。

前回、フェンダーを3本ご紹介しましたので、今回は他のメーカーからいくつかご紹介します。

 

 

 

RAY34 / Sterling

フェンダー系以外でよく見かけるベースに、MUSIC MANというメーカーのスティングレイというモデルがあります。

ジャズベース、プレシジョンベースよりも後年に作られたスティングレイの特徴は、アクティブ回路です。楽器本体にプリアンプを内蔵し、音色を高音、中音、低音に分けてコントロールできる、3バンドイコライザーを搭載しています。(乾電池が必要)

ピックアップはシングルコイルを2つ並べた構造でパワフルかつノイズが少ない、ハムバッカータイプを1つマウントしています。

とてもプレイアビリティが高いスティングレイですが、その廉価版がこのRAY34です。SterlingMUSIC MAN直系のブランドです。

ボディ材はアッシュという木で、やや重めです。

ネックはやや細め。

スティングレイと同じタイプのハムバッカーピックアップ。

コントロールノブはボリュームと、3バンドイコライザーの高音、中音、低音。

 

 

 

WB RB CORVETTE BASIC4 / Warwick

スティングレイよりもさらに後年になって、ベースという楽器のシェアで地位を築いたワーウィックというメーカーがあります。エレキギターは作っていないんじゃないかな?ベース専門のようなイメージです。

多数の有名ベーシストも使っていますし、ベースという楽器に踏み込んでみたい方にはオススメです。

ロックベースシリーズはワーウィックではもっとも安い部類のモデルですが、コストパフォーマンスの高い楽器です。

ボディ材はアルダーで軽め。

スケールはやや短いミディアムスケール。ボディも小ぶりで取り回しが容易です。

この手のベースではアクティブ回路が当たり前のようになっていますね。

ピックアップはジャズペースと同じく、シングルコイルをフロントとリアに1つづつ。

コントロールノブはボリュームと、イコライザーの高音、低音。さらにフロントとリアのピックアップをブレンドするバランスコントロールが付いています。

 

 

 

BB434M / YAMAHA

楽器ならなんでも作っているんじゃないかという、日本が世界に誇る総合楽器メーカー、ヤマハ。どの楽器でも高水準の質をキープするあたり、さすがです。

エレキベースでも、このBBシリーズは以前から高い評価と根強い人気を保っています。個人的にはヤマハは、エレキギターよりはエレキベースの方が良いものが多い気がします。

ちなみに、私が一番最初に買ったベースは90年頃のBBでした。

選んだのは現行のBBシリーズで5万円を少しオーバーするモデル。

ボディ材はアルダーで、やや大ぶり。

スケールはロングスケール。

このベースにはアクティブ回路は使われていません。そういうのをパッシブと言います。

ピックアップは、フロントにプレシジョンベースの、リアにジャズベースのピックアップをマウントした、PJタイプ。

コントロールノブはフロントピックアップのボリューム、リアピックアップのボリューム、音のカラーを変えるトーンコントロールの計3つ。

 

 

 

ということで、初心者にオススメのベースはこんなところで。

また思いついたら追加します。

次回はエレキベース本体以外について、最初に買い揃えるべきものをお話ししていきます。

【ベース】初心者のベース選び③フェンダー編

 

今回は初心者にオススメのベースをピックアップしてみようと思います。

 

 

 

 

Player Jazz Bass / Fender

 

個人的にはベースを1本選べと言われれば、迷わずこのフェンダーのジャズベースです。

やや細めでプレイアビリティの高いネック、2つのシングルコイルタイプのピックアップを搭載したことによる音作りの幅広さ、左右非対称のカッコいいルックス……

後述するプレシジョンベースと比べると、低音だけでなく、中音域にもハリがある印象です。

由緒正しいフェンダーブランド。その中ではもっとも安い部類のモデルですが、基本を押さえたフェンダーの名に恥じないモデルです。

スケールはロングスケール。

ボディ材はアルダーという木で、これもフェンダー系では王道。比較的軽めです。

音を拾うピックアップはシングルコイルを、フロントとリアで計2つ。

コントロールノブはフロントピックアップのボリューム、リアピックアップのボリューム、音のカラーを変えるトーンコントロールが1つで計3つ。

ここでは指板がローズウッドという木のモデルを選びましたが、メイプル指板のモデルもあります。若干弾き心地が違いますが、見た目で選んでもいいと思います。

 

 

 

 

Player Precision Bass / Fender

 

元祖エレキベース、プレシジョンベースの現代版。

どっしりとしたルックス、太めのネック、スプリットシングルコイル(段違いになったシングルコイル)による太いサウンド。

ジャズベースと比べると、力強く、より無骨な、ベースらしいベースと言えるかもしれません。

上記のジャズベースと同じラインで、フェンダーではもっとも安い部類のモデルですが、基本を押さえたフェンダーの名に恥じないモデルです。

スケールはロングスケール。

ボディ材はアルダー。比較的軽めです。

音を拾うピックアップはスプリットシングルコイルを1つ搭載。

コントロールノブはボリュームと、音のカラーを変えるトーンコントロールが1つずつ。

ここでは指板がメイプルという木のモデルを選びましたが、ローズウッド指板のモデルもあります。若干弾き心地が違いますが、見た目で選んでもいいと思います。

 

 

 

 

Mustang Bass PJ / Fender

 

フェンダーのエレキギター、ムスタングのベース版。

ムスタング同様、コンパクトなボディとショートスケールが特徴です。

このモデルはオリジナルのムスタングベースと違い、ピックアップがPJタイプ(フロントにプレシジョンベースの、リアにジャズペースのピックアップを搭載する)ですので、音作りの幅が広くなっています。

手の小さな方、小柄な方にはオススメのベースです。音はやや軽めですが、前回お話ししたように、アンプや音創りを工夫していけば大丈夫です。

ショートスケールは音程に関しては若干不安定になりがちですが、使い物にならないというわけではないのでご安心を。まずはしっかりチューニングすることが大事です。

ボディー材はアルダー。コンパクトで軽い楽器です。

コントロールノブはボリュームと、音のカラーを変えるトーンコントロールが1つずつ。

使うピックアップを選ぶ、3段階のピックアップセレクタースイッチが付いています。

 

 

 

 

それぞれボディーカラーは何色かバリエーションがあります。

もちろんお好みでどうぞ。

もしお悩みでしたら、ジャズベース、プレシジョンベースなら、サンバーストという木目を活かしたカラー(カラーというか塗装)がいいんじゃないでしょうか。

 

 

今回はフェンダーの3本でした。

エレキベースでもエレキギター同様たくさんのメーカーがたくさんのモデルを出しています。

その中でもフェンダー社とそのモデルの担うシェアおよび歴史的重要度は、群を抜いて高いと思います。

王道を行きたければ、フェンダーのベースを選んで後悔はないと思います。

 

 

ちなみに、フェンダーのライセンスを使って日本で作られ売られていた、フェンダージャパンというブランドは今現在はなくなっています。

アメリカ製のフェンダーの廉価版という位置付けではありましたが、さすがメイドインジャパン、かなり質の高い楽器でした。

まだ市場には残っていたり、中古はたくさん出回っています。

中古楽器については、またあらためて書いてみたいと思います。

 

【ベース】初心者のベース選び②

 

前回は初心者がエレキベースを買うときのオススメを、見ため優先ということと、価格帯の観点からお話ししました。

 

ということで、5万円以上の自分が気に入った見ための楽器がオススメです。

 

が、これじゃあんまりにもざっくりなので、いろいろある楽器にはどんな種類があって、それによってどう違いがあるのかをお話ししてみます。

 

見ため以外で大きな違いというと、サイズ重さ音色などが主だったところでしょうか。

 

 

・サイズ(スケール)

ここで言うサイズとは、弦が張られている端から端までの長さを指しています。この長さをスケールと言います。

ざっくりと、これが長いものと短いものがあります。

本来のベースらしい音を得ようとするならば、また、より音程を安定させようとするならば、スケールは長い方がいいのですが、その分、弦の張り(テンション)が強くなって押弦が大変になります。

また、スケールが長いと、指板に打たれているフレットの間隔が広くなるので、よほど手が大きな方でなければ、ショートスケールの方が運指しやすいと思います。

 

・重さ

これは上級者でも人によっては気にするポイントだったりします。

重さは主に使われている木の種類(材質)によって変わってきます。

重い楽器というのは演奏時のみならず、移動のときにもとっても大変です。こなきじじいです。

でもこれまた、重い楽器の方がずっしりした低音が出ると言われています。

実際に比べるとそうかもしれないが、うーーむ。

 

・音色

これに一番影響を及ぼすのは演奏そのものです。そう思いたい。

それを抜きに考えると、アンプとそのセッティングが大事になってきます。アンプにはいろいろなツマミがついていて、それをいじくることで音の感じがかなり変化します。

あ、エフェクターという、思いっきり音を加工したり変化させたりする道具もありますね。

でも、これらはエレキベースの本体の外の話。

エレキベースの本体で言えば、ピックアップという音を拾うパーツによって違いが出てきます。

しかしその違いは、演奏、アンプやそのセッティング、エフェクターの使用などによる違い(変化)にくらべれば小さなものかもしれません。

 

 

サイズや重さのところでも言いましたが、ようは「ベースらしい音、ずっしりとした低音」「弾きやすさ、扱いやすさ」とで天秤に掛けるということなのですが、アコースティックならいざ知らず、エレキベースの場合は音に関して本体だけに依存するわけではありません。

ですので、初心者の方は「弾きやすさ、扱いやすさ」の方を重要視しても良いように思います。

とくに女性や小柄な方は、軽く、小ぶりで、押弦や運指がしやすい楽器を選ぶのも一考です。

 

スケールが長いことや、ある程度の重さがあることが気にならないようであれば、後々のことを考えると、オーソドックスなタイプにしておくと良いかと思います。

 

次回は具体的に、メーカーやモデルをピックアップしてみます。

【ベース】初心者のベース選び①

 

ベースが、ベーシストが、いかにカッコいいかをお話ししてきました。

いきおい「ベースをやってみようかな」と思ったそこのあなた!すばらしい!

 

そんなあなたに、ベースを始めようとしたときに揃えるもの、あると便利なものをご紹介していきます。

今回はエレキベース(ベースギター)に絞ってお話しします。コントラバスはあらためて。

 

まずは楽器ですね。これがないと始まりません。

 

手前味噌ですが、当スクールではレッスン時に楽器の無料レンタルをしています。

試しに少しやってみたい、という方は楽器がなくても始められます。ぜひ。

 

と宣伝をはさみつつの、楽器です。

初心者の方は何を買ったらいいか分からないですよね。

でも、はっきり言ってですね……

「見ため」で選べば良いと思います。

 

好きなベーシストがいるなら、その人の楽器と同じような見てくれの楽器とか。

その人の楽器と同じメーカーの楽器とか。

 

楽器はピンキリなので、当然、質の良し悪し、サウンドキャラクターの違いなどありますが、まったく弾けないうちは、そういうことより「見ため」の方が大事な気がします。

抱えているだけで嬉しくなるような見ための楽器は、実際に弾いて練習していく気持ちを後押ししてくれると思います。

 

 

ここで1つ。

よく「初心者用」という言葉を聞きますが、はっきり言って、ベースに限らず楽器には「初心者用」というものは基本的にないと思っています。

(初心者向けのセッティングというのはありますが。)

本来であれば、初心者だろうが上級者だろうが、質の高い(丁寧に作られた精度の高い)楽器を使うに越したことはありません。

 

ただ、質の高い楽器はおのずとある程度高い値段になってしまいます。

やったことのない人にとっては、その買い物はなかなか気合いが必要です。

そういう意味で「安価な楽器」の価値もあるわけで、ようは「初心者用」はニアイコールで「安価な楽器」ということになります。

 

そういう楽器が作られ売られていること自体は、楽器を楽しむ人を増やしていくためにも良いことですよね。

ただ、メーカー側が激安を追求すると、どうしても質という点で妥協していかなくてはならなくなります。

すると、いわゆる安かろう悪かろうの楽器も出てくるわけです。

 

ようは程度の問題ですが、ここの見極めが初心者の方には難しいですよね。

 

どうすればいいか……

 

ズバリ、定価で5万円以上するものをお求めになるのが良いと思います。

5万円という値段はエレキベースとしてはけっして高くはないです。そもそも、楽器は安いものじゃないです。

これからがんばろう!というモチベーションの表れとして、5万円の楽器を買うことは悪くないと思いますし、5万円する楽器であれば、極端に質が悪いということはなく、当分は、いや、丁寧に弾いていけばずっと使える物だと思います。

 

 

逆に楽器には、装飾的な要素によって、もしくは付加価値によって、メチャクチャ高い値段がつけられているものもあります。

極端なのだと何千万円とか何億円とか。

そこまでじゃないにしても、5万円と言わずもっと高いのも買えるよ、というお金持ちな方もいらっしゃるかもしれないですね。

羨ましい限りです。

でも知識がないのに、歴史的価値の高い楽器とか持っててもしょうがないですからね。

そうですね~、エレキベースだったら、20万円前後でかなり質のいい(プロや上級者も使うような)楽器が買えるんじゃないでしょうか。

 

 

あと、5万円と聞いて、「え!こないだ25千円のベース買っちゃったよ~」という、5万円より安い楽器をすでにお持ちだという方も当然いらっしゃるでしょう。

それは、もう、まったく問題ありませんので。安心してください。

しっかりメンテナンスして、ご自分に合ったセッティングにしていただければ、よほどでない限り使えない楽器はありませんから。

けっきょくは値段ではありませんので、ご自分の楽器を大切に、そして思い切りよくどんどん弾いてください。

 

【ギター】ギタリストをピックアップ⑤ブラジル編

 

好きなギタリスト、ということで書き始めたこの記事ですが、もはやただの紹介コーナーになってしまいました。

今回は天才、鬼才、奇才の宝庫、ブラジル編です。

いってみましょう。※順不同

 

 

ローリンド・アルメイダ

ブラジル音楽としてより、ジャズの文脈で知りました。若い時にジャンゴ・ラインハルトに影響を受けたそうです。

 

 

バーデン・パウエル

ジョビンやジョアン・ジルベルトと同じく、ボサノヴァが生まれる前から活躍した人で、ヴィニシウス・ヂ・モライスと素晴らしい作品を残しました。演奏のタッチ、シンコペーションが最高です。

 

 

ハファエル・ハベーロ

ボサノヴァやジャズよりも歴史が古いショーロというスタイルで主に演奏をしました。いや〜、まさに天才的な技巧です。ですが1995年に、とっても悲しい形で亡くなってしまいました。

 

 

ギンガ

この方、知らなかったんですが、ヤバいっすね。エリントン卿もビックリのハーモニーワーク!美しいです。

 

 

エグベルト・ジスモンチ

ギタリストの項だけで語って良いものなのか、ブラジルが生んだ鬼才。ピアノと多弦ギターで宇宙に連れて行ってくれます。

 

 

エルメート・パスコアール

極めつけ!ギタリストの項で語って良いものなのか、ブラジルが生んだ奇才。あらゆる楽器、この世の様々な音をすべて音楽にしてしまいます。

 

 

ヤマンドゥ・コスタ

はっきり言って最強です。最強のギタリストです。もう信じられないくらい最強です。

動画も2つ貼っちゃいいます。てか、YouTubeをやってるんですね。

 

 

いや〜〜〜、ヤバいっす。ブラジル。

ボサノヴァの神

 

ジョアン・ジルベルトが亡くなってしまいました。

悲しいです。

 

Wikiには………

作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノヴァを創成したとされている。特にジョアンのことを「ボサノヴァの神」、「ボサノヴァの法王」などと呼ぶこともある。

とあります。

ボサノヴァのオリジネーターですからね。偉大すぎます。

 

ボサノヴァやジャズサンバは聴くのもやるのも好きですが、ブラジル音楽はディープすぎて、なかなか奥に踏み込めずにおります……。

 

そんな私は、ジョアン・ジルベルトというと、どうしてもこのアルバムです。

「GETZ/GILBERTO」Stan Getz & Joao Gilberto

いろいろ曰くもあり、純粋なボサノヴァのアルバムとは言えないんじゃないかという声もありますが、私はこの折衷感はとても好きです。

 

すばらしい音楽をたくさん残してくださり、ありがとうございました。

やすらかに……。

 

 

 

追悼のつもりで「イパネマの娘」を録音してみました。

ここはポルトガル語で歌うべきところでしょうが、わからなすぎて英語バージョンです。すみません!!