今日もギターのワンポイント講座です。
コードの音がキレイに鳴らないとお悩みの方にちょっと意識してみてほしいポイントです。
それは押弦する指の第一関節です。
いちばん指先に近い関節ですね。
この第一関節、他の第二、第三間接に比べるて弱いので、簡単に逆反りしてしまいます。
こうなってしまうと隣にある触れたくない弦に不用意に触れてしまい、キレイな音が鳴りません。
押さえ方によってはあえて逆反りさせることもあるのですが、基本的に指の関節はアーチを描くように手のひら側に曲げていきます。
とくに第一関節はしっかり押弦しようと力をかけると、ペコッと逆反りしがちなので気をつけてみてください。
押弦しようとする力(第二・第三関節の力)に負けないように、第一関節にグッと(適度に)力を入れます。
むしろ第一関節を固める力で押弦するようなイメージとも言えるかもしれません。
第一関節が伸びきっている場合も同じようなことが言えます。
たとえば人差し指のセーハであっても、ピーンと指を伸ばしきりはしません。
どちらかといえば、ほんの少しですがやはり手のひら側に自然に曲がっています。
第一関節についてはなにもギターにかぎらず、ピアノ、ベース、ヴァイオリン、サックス、フルート、トランペットなど多くの楽器で同じように考えられます。
試しにちょっと注意してみてください~。