映画って毎年何本くらい世に生まれているのでしょうね。
すごい数ですよね、きっと。
まぁ日々作られる音楽の数はもっともっとハンパない数でしょうけど。
とにかくたくさんある映画作品。
そして映画において重要な要素のひとつに音楽があります。
名画とは名映画音楽とともにあるものかもしれません。
映画音楽はひと昔前で言うと、アカデミックにポピュラーミュージックを勉強する人のひとつのゴールでした。
古今東西のポップス、民族音楽、ジャズ、クラシックなどあらゆる要素を巧みに混ぜ合わせ、映画のシーンをいっそう引き立てる。
素晴らしい映画音楽を作ってきた作曲家たちには、本当にリスペクトの念しかありません。
さて今日はそんな素晴らしい映画音楽をリラックスして楽しめるアルバムをご紹介します。
手嶌葵さんの「The Rose」というアルバムです。
手嶌葵といえばジブリ映画「ゲド戦記」のテーマ曲でデビューし、その柔らかく純朴な歌声が話題になりましたね。
そんな彼女がお気に入りだという映画音楽を、やはりとても素朴にシンプルに歌い綴ったこのアルバム。
まさに名曲揃いで捨て曲などもちろんありません。
ギター、ピアノ、コントラバス、控えめなドラムといったアコースティックで生々しいアレンジに、歌が心地よく乗る。
そのまったくと言っていいほど声を張らない、しかしながら真の強さを感じるヴォーカルは、憑き物を落としてくれるかのような浄化作用があります。
ぜひ彼女の歌で素晴らしい映画音楽を味わってみてください。