TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか

【ベース】ベースってなに?③

ベースの役割は「アンサンブルの土台」でした。

それはハーモニーにおいてのみでなく、リズムにおいてもしかりです。

 

今回は、一つの曲で、ベース以外のパートは変えずに、ベースのみいろいろなパターンに変えて聴いてみるという実験をしてみます。

 

ただし、ドラムについては、ベース同様リズムのパターンを強く打ち出すパートですので、この実験では影響を少なくするためにシンプルなライドシンバルとスネアドラムのみのパターンを叩いています。

実際には、ベースとドラムのパターンの絡みが肝になってきます。

 

ということで、メロディーとハーモニーは変わりませんが、リズムの印象がベースによってどう変わるのかを聴いてみましょう。

(前回でっちあげた曲の使いまわしです。歌は気にしないように。)

 

 

 まずはコードが変わるタイミングでコードのルートのみを全音符もしくは2分音符で弾いた場合。

 

 つぎにそれを4分音符に分割した場合。少しだけ推進力が出ました。

 

 これは同じタイミングで弾いていますが、音を短く切った場合。1拍ずつが強調されて聴こえます。

 

 4分音符で弾くとき、こんなふうに音を上下に動かしていくことがあります。ウォーキングベース(ライン)と言います。

 

 ルート弾きを、さらに分割して8分音符にした場合。疾走感が出てきました。

 

 これをスタッカート(音を短く切る)にするとこんな感じ。

 

 スタッカートしつつ、ルートをオクターブで上下させるとディスコ風……?

 

 8分音符でウォーキングすると……ウォーキングというよりはランニングですかね。

 

 他のパートのコードチェンジはいわゆる「食った」タイミング(ここでは基より半拍早いタイミング)です。そこにベースも合わせるとこんな感じに。グイグイっと先に進む感じですね。

 

10 ところどころ休符にしてみるとこんな感じ。ちょっと躍動感が出ますね。

 

11 少し音を上下させたり、今までの要素を混ぜ合わせると……

 

12 さらに16分音符のタイミングにも音を入れていくとこんな感じに。ファンキーなノリ。

 

13 サンバ風。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

今回はあくまで実験ですので、他のパートはいっさい変えずに、ベースだけを無理やりいろいろに変えてみましたので、必ずしもアレンジとして上手くまとまっていないものもあります。

ですが、ベースがどうなっているかが、曲の印象に意外なほど影響があることがお分りいただけたんじゃないでしょうか。

実際の演奏ではさらに、音符に書ききれないような微妙なタイミングを前後させることで、アンサンブルのノリをコントロールしたりもします。

雨の歌④

7月に入りましたね。今年ももう半分がすぎました。

梅雨はもう少しつづくのかな?

ということで、連載「雨の歌」です。

90年代、80年代と、時代をさかのぼっていきましたので、今回は70年代です。

いってみましょう。

 

/ 三善英史

ぐっと歌謡曲寄りですね。難しいメロディですが、歌詞とマッチして世界観がよく表されています。

 

冷たい雨 / ハイファイセット

ハイファイセットというか山本潤子さんですね。詞と曲はユーミンによるもので、フォークグループのバンバンがオリジナル。(「いちご白書をもう一度」のカップリング)

 

こぬか雨 / 伊藤銀次

達郎さんも歌っていますが、伊藤銀次さんの作品です。個人的には銀次さんのバージョンが好きです。

 

たどり着いたらいつも雨降り / ザ・モップス

鈴木ヒロミツさんがボーカルのロックバンド。詞と曲は吉田拓郎さん。

 

どうぞこのまま / 丸山圭子

ボサノヴァのアレンジがバッチリハマった歌謡ボサ。

 

ミッドナイト・ラブ・コール / 石川セリ

石川セリさん最高です。詞と曲は南佳孝さんで、最高に決まってます。佳孝さんが歌った動画もステキでした。

 

【ベース】ベースってなに?②

ベースのお話、つづいてはベースの役割について。

 

その前にベースの音ですが、いまいちイメージできないという方は、いくつか参考動画を貼っておきますので聴いてみてください。

 

 

どうでしょうか?

3つ目の動画がやたらカッコいいのは、ちょっと置いておきまして……

 

まぁ低いんですよね。

 

コントラバスとエレキベースではだいぶ印象が違いますし、エレキにいたってはアンプの設定やエフェクターによってかなり音が変わります。

が、とにかく低いということが重要でして。

ご紹介しているような弦楽器のベースじゃなくても、チューバなどの音域が低い管楽器だったり、ピアノでは左手で弾く音域だったり、打楽器だったら大太鼓だったり……。

 

音楽では低い音がアンサンブルの土台になります。

なんとなくイメージできますよね。

 

ポピュラーミュージックでは往々にして、ハーモニー、ようはコード進行によって曲が考えられて(作られたり、把握されたり、演奏されたりして)います。

そして、その移り変わっていくコードにおいて、コードのルートといわれる音を、土台にするために最も低い位置にもってきます。

ですので、おのずとベースはこの「コードのルート」を弾くことが多くなります。

 

 

さて、ベースが有るのと無いのでは、どんな違いがあるでしょうか。ちょっと聴いてみましょう。

(歌のクオリティーは気にしないでくださいませ!)

 

ベース有り

 

ベース無し

 

いかがですか?

 

だいぶ感じが違いますよね。

ベースがない方は、土台がない感じがしませんか?

「土台」という言葉のニュアンス、伝わりますよね。

 

もし、この2つの違いがまったく分からない、という方がいらっしゃったら、それはもしかすると音源の再生環境が原因かもしれません。スマホやパソコンなどの小さなスピーカーでは、ベースの音がほとんど聞こえなくなってしまいます。

アコースティックの低音楽器がそうであるように、低い音をちゃんと鳴らすためにはスピーカーもある程度の大きさが必要です。

 

ちょっと話が逸れてしまいますが、そういった昨今の音楽を聴く環境の変化が、ますますベースという楽器を認識しにくくさせているかもしれない、と思ったりもします。

アンサンブルの中のシャカシャカした中高音域だけで楽曲が判断されてしまうのかと思うと、寂しいですし、もったいない。

常に、というのは難しいかもしれませんが、できるだけ低音から高音までバランスよく鳴る環境で音楽を聴いて欲しいな、と思います。

 

あとは、生の演奏にもぜひ触れてみてください。「あ~、ベースってこうなんだ~」と思えるはずです。

 

ということで、ベースの役割は「ハーモニーの土台」になることです。

 

 

しかし、ベースの役割はそれだけではありません。

前述したアンサンブルの土台とは、ハーモニーの部分だけの土台ではないのです。

 

よく言われることですが、ベースはアンサンブルのリズム的な側面において、大きな役割を担っています。

土台の部分が打ち出すリズムが全体に大きく影響することも、なんとなくイメージできるかと思います。

そんなこんなで、ベースはドラムと合わせて「リズム隊(体)」と呼ばれいます。

(個人的にはポピュラーミュージックで使われる楽器は、全部リズム楽器のようなものだと思っていますが。)

 

これについてもいくつかのバリエーションを聴いていただきたいと思いますが、それはまた次回~〜。

 

【ベース】ベースってなに?①

今日からは、いよいよベースです。

 

個人的には、もっともシブくカッコいいパートだと思うベース。

今やバンドにおいても、目立つヴォーカリストやギタリストじゃなく、ベーシストが一番セクシーでモテる、というのもよく聞く話。

 

しかしながら、ベースというのはどんな楽器なのか、どんな音なのか、どんな役割なのか、いまいち分からないという方もいらっしゃるかと思います。

そんなわけで、ベースについてお話していきます。

 

 

まずどんな楽器なのか。

ポピュラーミュージックで使われるベースは、ざっくり2つに分けられます。

 

 

ひとつはオーケストラなどでも使われる「コントラバス」というやつです。

バカでかいヴァイオリンみたいな見た目で、縦に構えて演奏します。

ヴァイオリンやチェロと同じように4本弦ですが、それらとはチューニングの法則が違い、ギターの低音部の1オクターブ下でチューニングします。

後述するエレキベースには、ギターと同じフレット(指板に打ち込まれた金属。これによって半音ごとの正確な音高が容易に鳴らすことができる。)がありますが、コントラバスにはありません。

奏法は、クラシック音楽ではアルコ(弓弾き)が基本ですが、ポピュラーミュージックにおいてはピッツィカート(指弾き)が一般的です。

エレキベースが世に生まれる前は、ベースといえばこれでした。

なので、ジャズやカントリーなど比較的古くからあるジャンル、もしくはアコースティックなアンサンブルにおいてよく使われます。

ただ、ポピュラーのアンサンブルにおいてはピックアップで音を拾ってアンプから鳴らすことも多いです。

日本ではよく「ウッドベース」と呼ばれますが、海外では通じないらしいです。

 

 

もうひとつは「エレキベース」

ポップスやロックのバンドではこちらの方が一般的ですね。

ベースギターとも呼ばれるくらいで、パッと見ではエレキギターと区別がつかないかも知れません。

一番分かりやすい違いは弦の数で、ギターが6本なのに対してベースは4です。(ギターにしてもベースにしても、もっと弦の数が多い楽器もありますが、基本的にはギターが6本、ベースが4本です。)

あとはネックがベースの方が長いですね。ギターよりヒョロ長いのがベースです。

エレキギターと同じように、シールドと呼ばれるケーブルでベース用のアンプに繋いで鳴らします。

チューニングはコントラバスと同じ。

コントラバスとは違いフレットがあります。そういう意味ではやはりギターに近い。

奏法は、指弾きの他に、曲調によってはピックを使うこともよくあります。指弾きのバリエーションとして弦を叩くように演奏するスラップ(チョッパー)奏法というのも、今では一般的になりました。

エレキギター同様に、エフェクター(音色を加工したり変化させる機械)を使っていろいろな音色にして演奏するのも、エレキならではの特徴と言えるかもしれません。

代表的なのをいくつかピックアップしておきます。(詳しくはまた後日)

 

フェンダーのジャズベース

 

同じくフェンダーのプレジョンベース

 

ミュージックマンのスティングレイ

 

リッケンバッカーの4003

 

 

その他にも、コントラバスのように縦に構えるエレキのアップライトベース、アコースティックギターのような見てくれのアコースティックベースギターなどもあります。

 

エレクトリック・アップライトベース

 

アコースティック・ベースギター

 

 

今日はここまで~~。

【ギター】ギタリストをピックアップ④アコギ編

好きなギタリスト、ということで書き始めたこの記事ですが、もはやただの紹介コーナーになってしまいました。

が、それでもいちおう私のフィルターを通してのご紹介というところは保ちつつ

今回はアコースティックギターの名人たち!

 

いってみましょう。※順不同

 

 

チェット・アトキンス

超レジェンドギタリストです。今となっては技巧的にはほっこりして見えますが、今回ご紹介の他の人たちにもたくさん影響をあたえたことと思います。アコギばかり弾いていた訳ではありませんが。

 

 

トミー・エマニュエル

現代において、「アコギの神」と言われるのがこのお方。このフィーリング!動画はしっとりした曲を選びましたが、アップテンポな曲のドライブ感も凄まじいです。

 

 

ドイル・ダイクス

カントリースタイルの超絶フィンガーピッキングのギタリスト。

 

 

モンテ・モンゴメリー

この人はぶっ飛んでます。むちゃくちゃかっこいい。こんなふうに弾けたい。

 

ジョシュオ・ステファン

この人はジャズ畑ですね。でもいわゆるジャズで言う箱モノギターじゃなく、アコギ使い。繊細かつキレのあるプレイ。しかし、共演のトミーが一瞬で持っていってしまうという……。

 

 

ローレンス・ジューバー

元、ポール・マッカートニーのウイングスのメンバー。正統派なコードワークと言えるでしょうか。

 

 

じつは私は、この手のスタイルにはあんまり明るくありませんで……他にもたくさんカッコいいプレイヤーはいると思います。見つけたらまたご紹介しますね。

そして、カッコいいプレイヤーをご存知でしたら、ぜひ教えてください。

 

あと、アコースティックギターのギタリスト、略してアコギストの界隈では、ここ最近、キャンディー・ラットと言うレーベルが話題みたいですね。

レーベルには、ボディや弦を叩いてパーカッシヴな演奏をするスタイル、いわゆるスラム奏法や、ともするとちょっと曲芸みたいなスタイルの、比較的若いプレイヤーがこぞって参加しているみたいです。

その辺にはさらに明るくありませんで、今回はそういった方達は入っておりません。あしからず〜。