音楽理論講座を連載中ですが、コラムやレコメンドなどの記事も並行してアップしていきますね。
先々月かな?サックスについていろいろと書いてみましたが、今度はギターでいってみようかと思います。
よろしくお願いします。
ピアノと並んで、いやそれ以上にポピュラーミュージックにおいてはポピュラーな楽器であるギター。
ひとくちにギターといっても、楽器の作りも演奏スタイルもさまざまです。
そんな話もおいおいするとして…。
ギタリストに限らないですが、楽器をやっている人同士でよく話題にするのが、「(著名なプレイヤーのうち)誰が好きか」ってやつです。
そんな話はくだらないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分が目標とするスタイルを明確にするなど、あながちムダでもありません。
ということで、私の好きなギタリストについて書いてみようかと思います。
まず1人目は「キース・リチャーズ」です。
キース・リチャーズの世間(日本)での認知度ってどのくらいなんでしょうか。ギターを弾いている人であれば、名前くらいは知っていてほしいですが。
かのローリングストーンズのギタリストですね。
ローリングストーンズって何ね?? という方は、もっといろいろなことに関心を持って、いろいろな音楽を聴いてみてください。
キースさんはですね、中学生だった高野少年にとって、とてもカッコイイおじさんに映っていましたね。
ストーンズのアルバムで言うと「スティールウィールズ」のころです。1990年くらい?
そのちょっと後にキースのソロプロジェクトで「エクスペンシヴワイノーズ」ってバンドのライブ盤があるんですが、それが好きでよくビデオを観てました。
そのへんからストーンズのアルバム「ブゥードゥーラウンジ」くらいまでの4、5年はホント大好きでした。
黄色?のテレキャスター(後に盗まれる…涙)を真似して弾いて。
キースはギタリストとしてはそんなに上手い方じゃないです。下手だ、ということじゃなくて、技巧に訴えないスタイルなんですね。
彼の演奏というのは、細かいところまで決まりきった演奏じゃなくて、ラフで、遊び(ハンドルの遊びみたいな)が多いんですよ。即興的だとも言えます。
私がギターを始めたばっかりのころは、楽譜(タブ譜)を見ながら、訳も分からずそのとおりに間違えないように弾くことを頑張っていましたが、上記のようなキースのプレイからは結構影響を受けたように思います。
ま、当時は「なんだか、弾いたり弾かなかったりテキトーだな~」って思って見てましたが。笑
そのことが後に、ブルースやジャズなどに趣向が移っていくときにとても大きかったとも思います。
そんなこんなで、当時、同世代間ではメタルとか、ギタープレイでは速弾きが流行ってましたが、高野少年は全然違う方向に突き進んでいきました。
キースは齢75歳。
数年前に出したソロ名義の新作も素晴らしかったですし、まだまだ元気にギターを弾き続けていただきたいです。
もう数人ピックアップしていこうかな。
これはこれでつづきます~~。