好きなギタリスト2人目は…
プリンス
です。
プリンスのギターがめちゃめちゃカッコイイ、というのはファンやよく知る人にとっては言わずもがなですが、世間的にはギタリストとしてはあんまり知られてないんじゃないかと思います。
まぁ、奇抜な見てくれと、踊りながら歌うステージのイメージが先行してるかもですね。
加えてプリンスは、ギターのみならずあらゆる楽器を演奏して1人でアルバム作っちゃうマルチプレイヤーでもありますし。
そんなこんなで、ローリングストーン誌の選ぶ「歴史上で最も過小評価されているギタリスト」ランキングの第1位という、輝かしいのかなんなのかわからない称号ももらっています。
私自身、彼を純粋にギタリストとしては見ていないですね。
ファンですね。単に。
バットマンのサントラくらいからがリアルタイムです。
亡くなったというニュースを聞いたときはショックでしたねー。泣きました。
まぁ、キース・リチャーズもそうですが、プリンスのようなビッグネーム、なおかつカルトなスターには、ものすごい詳しいマニアがたくさんいるので、私なんかがあんまり語ることもないのですが。
プリンスのギタープレイ…。
リードギターはジミヘンとかサンタナの系譜ですかね。めっちゃエモーショナル。
そして、ファンキーなカッティングはキレッキレの切れ味。テンションノートの使い方も洒落てます。
彼はとにかくギターを体の一部のように扱います。そういう意味ではキースの弾き様とも共通するところはありますが、プリンスの場合はカッチリ弾いています。あんなに動いてよくこんな上手く弾けるなーとホント感心します。
コントロール力が高くて、ミスタッチとかしないです。余分な音がなくて、スクラッチノイズとかゴーストノートも良いところに入れてくる。
エフェクティブなギターサウンドもプリンス印で、かなり特徴的です。BOSSのエフェクターばかりを直列でつなぐという、高校生みたいなシンプルなセッティングからあの音が出てるとはにわかには信じがたい。
もちろんギタープレイ以外にも素晴らしいところがいっぱいあるプリンスですので、なんとなく見た目で敬遠していたような方もぜひ聴いてみてください!