半音を知れば音楽が見えてくる

 

ではでは、インターバル(音程)についてです。

 

 

前回お話したように、何という音がどういう指の状態で鳴るか、そしてそれが半音の並びでどのように配列しているか、が踏まえられているという前提で進めていきます。

 

インターバルとは、2つの音の音高の差(距離)のことです。

 

2つの音に音高の差がない状態をユニゾンと言います。

西洋音楽のもっとも小さな音高の差を半音と言います。(短2度および増1度という言い方もありますが、今は半音としておきましょう。)

サックスやピアノ、ギターなどはいずれも西洋音楽の楽器ですので、この半音を階段の1段のようにイメージしてください。

 

 

まず半音のインターバルとはどんなものなのか、それを感じていきましょう。

楽器で半音違いの音(何でもいいです)を交互に鳴らしてみてください。

 

はい。それが半音のインターバルです。

極端に跳ね上がったり沈み込んだりはしないけれど、確実に音高は変わりますね。

 

 

このインターバルを覚えていきたいわけです。

運指(運動として)だけじゃないですよ。聴いて感じ取れる音高の差をも、です。

 

 

半音のインターバルは、例えば上向きには

 

・いとしのエリーの歌い出し「泣かしたこともある」の最初「な」「か」の2音間

 

・君の瞳に恋してる(Cant take my eyes off you)のサビ前の「パーラッ、パーラッ、パーララッパッパ……」というフレーズの「パーラッ」の2音間

 

・ダニーボーイの歌い出し「オーダーニーボーイ」の最初「オー」「ダー」の2音間

 

・ホワイトクリスマスの歌い出し「Im dreaming of a white」の最初「Im」「drea…」の2音間

 

 

下向きには

 

・もろびとこぞりての歌い出し「も」「ろ」の2音間

 

・プリーズプリーズミーのイントロのハーモニカフレーズ、最初の2音間

 

・森のクマさんの歌い出し「あるーひー」の「あ」「る」の2音間

 

・エリーゼのためにの出だしの2音間

 

などが挙げられます。

 

こうやって既知の曲、馴染みのある曲の中にある半音を認識していくと覚えやすいかと思います。

 

 

この半音のインターバルを、音高の差をイメージしながら運指と結びつけていきましょう。

 

ピアノやギターなどで練習するときは、声に出して音高およびインターバルを確かめていくと良いと思います。サックスなど管楽器ではそれができないので、よほど意識して頭の中で歌っていきましょう。

 

 

ここからいろいろなインターバル、つまり音高の差を認識して楽器にも結びつけていくわけですが、それらは全て「半音がいくつ分か」で計られます。

音楽の要素の中でも、メロディやハーモニーなど音高に関わることについては「半音がいくつ分か」が全ての物差しになります。

 

半音。階段の1段。

とても重要です。