TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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講師との相性

 

音楽のレッスンをご受講の方にとって、「講師(先生)との相性」が合うか合わないかというのは重要なポイントでしょう。

 

ひと口に「講師との相性」と言っても、そこには「講師の人間性」「講師の指導内容(レッスンの仕方)」2つの性質があり、それぞれが自分に合っているか、ということになります。

 

しかし、音楽教室の運営側で「講師の人間性」の部分をコントロールしきることは、なかなか難しいと言わざるをえません。

現実的にマンツーマンのレッスン中は常に監視したりとっさに介入することは難しく、こちら(運営側)としてはその講師の人間性を信用してレッスンを任せる他ありません。

 

だからこそ、festina-lenteでは講師の採用にあたり、「いかに音楽の経歴が立派か」よりも「人間性」を重要視しています。

そして、教室(運営側)と講師の間にしっかり信頼関係が築けてこそ、商品とも言える講師とそのレッスンを自信を持ってお客さま(生徒さん)にオススメできるのです。

 

ただ、それでもやはり人と人どうしても合わないという場合は出てきてしまいます。

 

その場合は「人間性」と「指導内容(レッスンの仕方)」を天秤にかけることになります。

よっぽど指導内容が素晴らしいものであればそちらを取っても良いと思いますが、やはり「人と人」でのことなので、そこが噛み合わないというのは結構なストレスではないでしょうか。

 

そういったとき、講師や教室を変えてみるのも選択肢としては大いにアリだと私は思います。

 

たとえそれが私自身と自分の担当する生徒さんとのことであっても。

私が一番寂しいのは、せっかく興味を持ってレッスンに通ってもらっているのに、講師との人間性の合う合わないが原因で、生徒さんがなかなか音楽を楽しめなかったり、レッスンを休みがちになってそのまま音楽をすることからもフェードアウトしてしまったりすることです。

 

お住いの地域によっては、近くにいくつもの音楽教室があるわけでもなく、大勢の講師がいるわけでもなく、選択の余地があまりない、ということもあるかもしれません。

そういう場合は、昨今増えてきた「オンラインレッスン」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

対面のレッスンと勝手が違うのでちょっと慣れが必要ですが、これなら本当に相性がピッタリの講師も見つかるかもしれません。

 

ということで、次回は「オンラインレッスンの宣伝」です。爆

 

SAVE THE LIVEHOUSE

 

だいぶ暖かくなってきましたね!

夏はもうすぐそこです。

暑いのが苦手な方には申し訳ないですが、私は夏が好きなもので……。

てことで開放的な気持ちにもなってきますが、ここにきてまた感染者が増えているようですね。

ホントにまだまだ油断できません。

 

 

この度の新型コロナウイルス感染拡大と拡大防止により、音楽業界は大きなダメージを受けています。

もちろん私の大切なこのスクールも例外ではありません。

ただ、それにも増して全国の「ライブハウス」は、現在危機的な状況にあると認識しています。

 

音楽を愛す人、嗜む人にとって、ライブハウスの重要性は今さら言うまでもありませんが、必ずしも全ての人がそう考えているわけでもなく、ウイルスとある程度は共存しながらまた少しづつ経済を回していこうとする今の日本において、ライブハウスは見限られているようにすら映ります。

 

今日も、自分が演奏者としても何度かお世話になった渋谷のお店が、この事態を受けて閉店するという悲しいお知らせを見ました。

 

自分に出来ることなら、と思いますが、金銭的にはなかなか難しく…。

 

資金援助が必要な者同士で互いに少額のお金を往き来させても、なかなか根本的な解決にはならないでしょう。

クラウドファンディングを実施すれば、まとまった金額が集まるお店もあるようですが、そうでないお店も相当数あるはずです。

と言うか、そういうお店がほとんどではないでしょうか…。

そういうお店はここで淘汰されて良いのでしょうか。

 

私はこのスクールを大きな期待と不安を抱えながら決死の覚悟でオープンさせました。

この場所をなんとしても守っていきたい。

ライブハウスのオーナーさん達も、みなそう思っているに違いありません。

ライブハウスの従業員、出演者、そしてお客さんも。

 

 

ネットを見ると、お店単位ではなく、小さなお店にも渡るようなクラウドファンディングを実施している会社や個人の方もいらっしゃいます。

頭が下がります。

 

お金…「あるところにはある」とはよく聞きますが、本当にそうなら、たとえ小さくとも何にも代えがたいこのカルチャーをどうか助けて守っていただきたい。

よろしくお願いいたします。

 

 

「止まった世界を動かす力は、音楽にある」

とはジャズのライブハウスBody&Soulさんの言葉です。

アフター、そしてウィズCOVID-19の世界でも、音楽を愛するみなさまの大好きな場所が、小さくも強く輝き続けますように。

 

レッスンを再開します

 

平素よりfestina-lente music schoolをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

 

この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方と、ご家族・関係者のみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。
また、医療機関の方々をはじめ、感染拡大防止に日々ご尽力されているみなさまに深く感謝申し上げます。

 

festina-lente music schoolは、緊急事態宣言の発出とそれに伴う営業自粛要請を受けまして416日から臨時休業をしておりました。

 

この度、先の宣言が解除されましたので、62日(火)より通常どおり対面でのレッスンを再開いたします。

状況を見ながらではありますが、ひとまずこれをもって通常営業の再開となります。

 

レッスン(営業)再開

202062日(火)

 

緊急事態宣言は解除されましたが、今もって予断を許さない状況ではございます。

レッスンの実施にあたり、スクール内の換気、空気清浄、除菌、アルコール消毒を徹底し、講師・スタッフにおいては手洗いの徹底、マスクの着用、距離を保ってのご対応をさせていただきます。

また、お客さま・生徒さまにおかれましても、手洗い、アルコール消毒、マスクの着用をお願いいたします。

その他、ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、みなさまに安心してレッスンをご受講いただけるよう感染拡大防止に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

なお、この期間に始めたオンラインレッスンは、オンラインクラスとして新設いたします。

ひきつづきこちらのサービスもご利用くださいませ。

 

決して油断することなく、それでも徐々にまた、みなさまとご一緒に音楽を楽しめる日々が戻ってくることを期待して。

 

 

令和261

festina-lente music school 事務局

 

コードネームの整理

コードネームってややこしいですよね。

 

かねてから、生徒さんにコードネームとコードのつくりを説明するとき、

一般的に使われているコードネームがなんとも分かりにくく苦労しています。

もうすっかり分かっている人からすると、そんなにややこしくは感じないかもしれませんが、

とくにメジャーセブンス、セブンスあたりが分かりにくいようです。

 

なんでこんな分かりにくい名前が付けられたのか

そう嘆いても、もはやこれがスタンダードと化していますから、慣れていくしかしょうがないですね。

 

そこで、こんな表を作ってみましたよ。

 

表のPDFはこちらコードネーム表

 

この表の「意味」という欄に注目してみてください。

 

じつは、CMaj7(シーメジャーセブン)の「メジャー」はCに掛かっているのではなく、7に掛かっているのです。

メジャーコードの「メジャー」ではなく、長7度を英語で言うところのメジャーセブンスの「メジャー」なのです。

 

そういう意味では、CMaj7(シーメジャーセブン)は、シーメジャー・メジャーセブンスと解釈するといいと思うわけです。

であるならば、C7(シーセブン)は、シーメジャー・マイナーセブンスと考えることができます。

C-7(シーマイナーセブン)は、シーマイナー・マイナーセブンスですね。

 

ただそれだと、いちいち長すぎてまどろっこしくなってしまうんですね。きっと。

だから分かっている者同士でのコミュニケーションでは、もっと短い言い方になっていったのでしょう。きっと。

 

「ちょっとゴチャゴチャしてたんだよな」という方は、いったんこの表の「意味」のところを見て整理していただくと分かりやすいかと思います。ぜひ。

 

音楽スイッチ

 

レッスンもお休みで自宅にいると、どうしても音楽(歌や楽器)の練習はしづらいですよね。

ヘッドフォンをして練習できるものはいいですが、生の音量が大きな楽器は難しい。

 

 

でも、

実際に音を出している時間だけが練習時間とは限りません。

音を出さずともできる練習はいっぱいあります。

むしろこんな状況じゃなかったとしても、普段から、音を出さない(出せない)時間の使い方次第で、上達の速度は全く変わってきます。

 

 

もちろん、歌なら頻繁に歌う、楽器なら頻繁に楽器を触る、ということは大事です。

とくに楽器の初心者の場合、楽器がどれだけ身体に馴染んでいくかはすごく重要です。

そうには違いありませんが、時間に限りがある社会人の方がグイグイ上達していこうと思ったら、

音を出さない(出せない)、楽器にも触れない(触れられない)時間こそが肝になってきます。

 

 

まずは「音楽スイッチをなるべくOFFにしない」ということです。

 

お仕事やプライベートで何かに集中しなければならない時間を除いて、そうでない時間。移動中や休憩、ちょっとしたスキマ時間ですね。

そういう時間に、音楽スイッチを完全にOFFにしないでおきます。

流れてきた音楽に反応したり、何かの周期的な動きにリズムを感じたり、もちろん好きな歌を小さく口ずさむのもいいですね。

 

レッスンのとき、ひと月に1回か2回の「その時間」だけ音楽スイッチをONにしようとしても、スイッチが錆びついてONにするまでに30分くらいかかってしまうかもしれません。

それなのにレッスンが終わると、バタンとあっさりOFFになってしまったり。

それではちょっと音楽と仲良くなるのに時間がかかってしまいます。(焦る必要はないですが!)

 

 

でもこれは音楽に限ったことじゃありませんよね。

語学でも、料理でも、絵画でも、スポーツでも、デザイン、ダンス、演劇……

能動的に何かを楽しもうと思ったら、常にそのことに対しての興味・関心のアンテナを張っていることが、上達の、いや、楽しむことの一番の秘訣です。

 

 

音楽を自ら奏でて楽しもうと思ったら、テレビやゲームのように受け身でいても楽しめるものと違い、自分からの歩み寄りが絶対に必要です。

これは本来、人に強制されるものでもありませんし、その歩み寄り方も一人一人違って当然だと思います。

だから、自分なりの「好き」で良いんです。

今日も自分なりに音楽へ歩み寄って行きましょう。