TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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オーストラリアからの才能

 

今回も女性のミュージシャンのご紹介です。

 

タシュ・サルタナ(Tash Sultana)、オーストラリア生まれの23歳。

詳しくは分からないんですが、去年くらいから露出し始めたのかな?ニューカマーみたいです。

 

まぁ、とにかく動画を観てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=C9HmQ3SO6y4

 

ループマシン(演奏した短いフレーズを、即座に繰り返し鳴らし続ける機械)とたくさんの楽器やエフェクターを使って1人で演奏をするのですが……

 

EDM(ちょっと前まで流行っていた、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの略)以降のロックといった趣きで、この動画のようなフェスではすごくハマりますね。

 

個人的に、このてのループマシンを使ったパフォーマンスは、パートを重ねて曲をビルドアップしている最中がなんともマヌケに感じてしまうことが多いのですが、この人にはそれを感じません。

 

何かが憑依したかのような激しさ、

ハスキーかつ伸びやかな歌声、エモーショナルなギター……

いろんな楽器を操るマルチプレイヤーでもあります。

 

ちょっとすごい才能です。

 

レコーディング作品は、ライブとはまた違った、落ち着いたネオソウルテイストだったりで、ふところの深さが見られます。

 

Murder to the mind

https://www.youtube.com/watch?v=zQN1piSqAmk

 

SALVATION

https://www.youtube.com/watch?v=gqZUjnUgvhw

良いフォームとは

 

有名なシンガーやプレイヤーの中には、けっこうムチャクチャなフォーム(姿勢)で、それでも素晴らしい歌唱や演奏をしている人が少なくありません。

 

しかしながら、やはり良いフォームというのは理にかなっているものです。

では、どういうフォームが良いフォームなのか。

それは、無駄な力を必要とせず、楽に長い時間歌い続けたり演奏し続けたりできるフォームです。

 

当然、お1人ずつみんな体つきは違うので、ご自分に合ったフォームを見つけていきましょう。

動画に録ったり、鏡を見て歌って(演奏して)みることで、ご自分でも気づけることがあるかもしれません。

 

ノルウェーの少女

 

今日はシンガーを1人ご紹介します。

 

ノルウェー生まれの12歳、アンジェリーナ・ジョーダン(Angelina Jordan)です。

この子、いま現在日本でどのくらいの知名度なのか分かりませんが、個人的にはかなり熱いです。

 

Youtubeにたくさん動画がアップされていて、自身でもYoutubeチャンネルを持って、積極的に動画をアップしているようです。

Youtube発信というのは今の若いミュージシャン、アーティストには当たり前の手段になってますね。

 

で、その歌唱ですが……

初めて聴いたときはぶったまげました。

オーディション番組で歌った、ビリー・ホリディの「Gloomy Sunday

当時7歳(!)

https://www.youtube.com/watch?v=rI6ZhRk86Hs

 

その後、ちゃんとレコーディングされてMVも作られているこの曲を聴いて、さらにぶったまげました。

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバーで「I Put A Spell On You」(当時9歳でこの選曲もスゴイ。大人の思惑がチラつきます。w

https://www.youtube.com/watch?v=nwFloCPXzCs

 

ジャズヴォーカルの影響が大きいみたいですが、ポップスも歌っています。

ぜひ生の歌声を聴いてみたいです。

早熟な人は、後々まで活躍するのが難しいようなイメージがありますが、どんどん可能性を広げてほしいですね。

 

 

※写真を勝手に使って良いものか悩み、ひさーーーしぶりに絵を描いてみました。

ぜんぜん似てないけど、まぁいいや……。

最終回

 

前回からのつづき

 

このコラムでご紹介してきた考え方や方法は、私が身をもって実践してきたことのうち、効果があると確信が持てたものです。

 

趣味の音楽レッスンは、どうしても表面をなぞるだけの、もしくは歌や演奏の運動としての部分にばかりフォーカスしがちで、ベーシックな音楽力を身につけることに関して、後回し、ともすれば無視して行われてしまいます。

 

ベーシックな音楽力とは、例えば何か球技でもやろうと思った時の「筋力」や「瞬発力」や「持久力」や「バランス感覚」などです。サッカーにしましょうか。どれだけ正確にボールが蹴れたとしても、ゲームが始まって3分で疲れて動けなくなってしまっては十分に楽しめませんよね。

 

この音楽力はとてもベーシックなものですので、歌でも、ピアノでも、ギターでも、サックスでも何をやろうとしたときでも、それを楽しむためのしっかりした土台になります。一度この土台が固まれば、いろいろな楽器を演奏することも容易になります。

 

 

幼少の頃から楽器を習っていたわけでも、特別な音感を持っていたわけでもなかった私は、自分には何が必要なのか、そのためには何をすれば良いのか、ずっと探してきました。中には、これじゃダメだろう、と思えるような考え方や方法もあり、それらを取捨選択して自分なりに体系だてました。それが確立して、そのことを意識し、練習をしたら、それまでが何だったんだろうと思うくらいに音楽の景色が変わりました。音楽と仲良くなってきている、と実感できました。

 

試行錯誤の時間というのは決して無駄ではありません。それは自分にとってもそうだったと思っています。

しかし、「音楽は楽譜どおり間違えずに」という狭いマナー、「上手くならなきゃいけない」という刷り込まれた観念、気になる「他人の目、周囲の評価」……。そういったものを払拭して、音楽を楽しむための力を身につける、そのために何が必要かを見定めるには長い時間を要します。すごく頭の良い人なら、すぐ見つけられるのかもしれませんが、私には長い時間が必要でした。

スクールではそれを、何のためにこういったことをやっていくのか、しっかり理解していただいたうえで、効率よく身につけられるようなレッスンを実施していきます。

 

 

さて、1ヶ月をかけて書いてきたこのコラムですが、今回でいったん終わりになります。

なにやら面倒くさそうな堅い内容になってしまい、反省もありますが、とにかく読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

すべて読んでいただいた方には、私個人からお礼の粗品をお送りさせていただきます。

 

今後このブログでは、ちょっとしたコラムはもちろん、オススメのレコードやミュージシャンについて、スクールやレッスンの模様など、いろいろなテーマで投稿していきます。

ここまでに、キーについてなど「のちに説明します」と注釈を入れていたことも、ちゃんと忘れずに書いていきますね。

 

ひきつづき、どうぞよろしくお願いします!

 

ソルフェージュのまとめ

前回からのつづき

 

ただ、この方法(トニックソルファ)をもってしても、いまいち歯切れが悪くなってしまう点があります。

それは、日本人にとって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しい、という問題です。

 

これはなかなか手ごわいです

 

しかしながら、じつは、基本の7つが♯したり♭したりした場合の名前は、それぞれが別々の名前であれば、本人が分かっていれば何でも良いのです。

当スクールではバークリー式をベースにしつつも、実際に歌うにあたって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しければ、

 

♯させながら順に上がって

ド  ディ  レ  リ  ミ  ファ  フィ  ソ  シ  ラ  イ  ティ

 

♭させながら順に下がって

ド  ティ  テ  ラ  エ  ソ  セ  ファ  ミ  メ  レ  ア

 

といった具合に発音しても良いと考えています。

 

これら12の階名を使って歌ったり聴き取ったりしていきます。

 

とは言え、まずは基本の7つ、Do Re Mi Fa Sol La Ti が大事です。

この7音でのソルフェージュがスラスラ歌えるようになると、それだけでもかなりの割合のメロディが音階で聴こえるようになります。

 

ホントですよ!

 

今回は、普段のレッスンで使っているエクササイズの楽譜を貼っておきます。

だまされたと思ってやってみてください。

練習用の音源も貼っておきますね。テンポが速くて大変でしたら、ピアノなどで音を確認しながら、ゆっくり丁寧に、なるべく正確に歌っていきましょう。

階名のDo、Re、Mi…は、本来は書いてないもので練習した方が良いです。キーが違う楽譜を見たときに対応できなくなってしまいますから。今回はあくまでご紹介ということで、どなたでも歌いやすいように階名のDo、Re、Miをつけておきました。

階名のDo、Re、Miを歌詞だと思って、おぼえて歌えるくらいに繰り返してみてください。

 

つづく

 

 

Solfege Exercise 1 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 2 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 3 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 4 (C Major Key)