スクール施工の進捗状況

 

今日は施工中のスクールを見てきました。

 

もう、元のオフィスフロアは見る影もなくなっていました。

レッスンルームの壁も骨組みが出来上がって、壁板も貼られていました。

天井も打ち抜いて高くなったし、コンクリートも良い感じでしょう。

少し心配していたレッスン室の広さも、これだけあれば十分というところ。

サロンスペースも思ったよりゆったりです。

 

どんどん夢が形になっていきます。

ワクワクが止まりません。

 

でもこれは夢の第一歩。

先に繋がるように、しっかり前を見てやるべきことをやっていかなければ。

 

オーストラリアからの才能

 

今回も女性のミュージシャンのご紹介です。

 

タシュ・サルタナ(Tash Sultana)、オーストラリア生まれの23歳。

詳しくは分からないんですが、去年くらいから露出し始めたのかな?ニューカマーみたいです。

 

まぁ、とにかく動画を観てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=C9HmQ3SO6y4

 

ループマシン(演奏した短いフレーズを、即座に繰り返し鳴らし続ける機械)とたくさんの楽器やエフェクターを使って1人で演奏をするのですが……

 

EDM(ちょっと前まで流行っていた、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの略)以降のロックといった趣きで、この動画のようなフェスではすごくハマりますね。

 

個人的に、このてのループマシンを使ったパフォーマンスは、パートを重ねて曲をビルドアップしている最中がなんともマヌケに感じてしまうことが多いのですが、この人にはそれを感じません。

 

何かが憑依したかのような激しさ、

ハスキーかつ伸びやかな歌声、エモーショナルなギター……

いろんな楽器を操るマルチプレイヤーでもあります。

 

ちょっとすごい才能です。

 

レコーディング作品は、ライブとはまた違った、落ち着いたネオソウルテイストだったりで、ふところの深さが見られます。

 

Murder to the mind

https://www.youtube.com/watch?v=zQN1piSqAmk

 

SALVATION

https://www.youtube.com/watch?v=gqZUjnUgvhw

良いフォームとは

 

有名なシンガーやプレイヤーの中には、けっこうムチャクチャなフォーム(姿勢)で、それでも素晴らしい歌唱や演奏をしている人が少なくありません。

 

しかしながら、やはり良いフォームというのは理にかなっているものです。

では、どういうフォームが良いフォームなのか。

それは、無駄な力を必要とせず、楽に長い時間歌い続けたり演奏し続けたりできるフォームです。

 

当然、お1人ずつみんな体つきは違うので、ご自分に合ったフォームを見つけていきましょう。

動画に録ったり、鏡を見て歌って(演奏して)みることで、ご自分でも気づけることがあるかもしれません。

 

ノルウェーの少女

 

今日はシンガーを1人ご紹介します。

 

ノルウェー生まれの12歳、アンジェリーナ・ジョーダン(Angelina Jordan)です。

この子、いま現在日本でどのくらいの知名度なのか分かりませんが、個人的にはかなり熱いです。

 

Youtubeにたくさん動画がアップされていて、自身でもYoutubeチャンネルを持って、積極的に動画をアップしているようです。

Youtube発信というのは今の若いミュージシャン、アーティストには当たり前の手段になってますね。

 

で、その歌唱ですが……

初めて聴いたときはぶったまげました。

オーディション番組で歌った、ビリー・ホリディの「Gloomy Sunday

当時7歳(!)

https://www.youtube.com/watch?v=rI6ZhRk86Hs

 

その後、ちゃんとレコーディングされてMVも作られているこの曲を聴いて、さらにぶったまげました。

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバーで「I Put A Spell On You」(当時9歳でこの選曲もスゴイ。大人の思惑がチラつきます。w

https://www.youtube.com/watch?v=nwFloCPXzCs

 

ジャズヴォーカルの影響が大きいみたいですが、ポップスも歌っています。

ぜひ生の歌声を聴いてみたいです。

早熟な人は、後々まで活躍するのが難しいようなイメージがありますが、どんどん可能性を広げてほしいですね。

 

 

※写真を勝手に使って良いものか悩み、ひさーーーしぶりに絵を描いてみました。

ぜんぜん似てないけど、まぁいいや……。

最終回

 

前回からのつづき

 

このコラムでご紹介してきた考え方や方法は、私が身をもって実践してきたことのうち、効果があると確信が持てたものです。

 

趣味の音楽レッスンは、どうしても表面をなぞるだけの、もしくは歌や演奏の運動としての部分にばかりフォーカスしがちで、ベーシックな音楽力を身につけることに関して、後回し、ともすれば無視して行われてしまいます。

 

ベーシックな音楽力とは、例えば何か球技でもやろうと思った時の「筋力」や「瞬発力」や「持久力」や「バランス感覚」などです。サッカーにしましょうか。どれだけ正確にボールが蹴れたとしても、ゲームが始まって3分で疲れて動けなくなってしまっては十分に楽しめませんよね。

 

この音楽力はとてもベーシックなものですので、歌でも、ピアノでも、ギターでも、サックスでも何をやろうとしたときでも、それを楽しむためのしっかりした土台になります。一度この土台が固まれば、いろいろな楽器を演奏することも容易になります。

 

 

幼少の頃から楽器を習っていたわけでも、特別な音感を持っていたわけでもなかった私は、自分には何が必要なのか、そのためには何をすれば良いのか、ずっと探してきました。中には、これじゃダメだろう、と思えるような考え方や方法もあり、それらを取捨選択して自分なりに体系だてました。それが確立して、そのことを意識し、練習をしたら、それまでが何だったんだろうと思うくらいに音楽の景色が変わりました。音楽と仲良くなってきている、と実感できました。

 

試行錯誤の時間というのは決して無駄ではありません。それは自分にとってもそうだったと思っています。

しかし、「音楽は楽譜どおり間違えずに」という狭いマナー、「上手くならなきゃいけない」という刷り込まれた観念、気になる「他人の目、周囲の評価」……。そういったものを払拭して、音楽を楽しむための力を身につける、そのために何が必要かを見定めるには長い時間を要します。すごく頭の良い人なら、すぐ見つけられるのかもしれませんが、私には長い時間が必要でした。

スクールではそれを、何のためにこういったことをやっていくのか、しっかり理解していただいたうえで、効率よく身につけられるようなレッスンを実施していきます。

 

 

さて、1ヶ月をかけて書いてきたこのコラムですが、今回でいったん終わりになります。

なにやら面倒くさそうな堅い内容になってしまい、反省もありますが、とにかく読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

すべて読んでいただいた方には、私個人からお礼の粗品をお送りさせていただきます。

 

今後このブログでは、ちょっとしたコラムはもちろん、オススメのレコードやミュージシャンについて、スクールやレッスンの模様など、いろいろなテーマで投稿していきます。

ここまでに、キーについてなど「のちに説明します」と注釈を入れていたことも、ちゃんと忘れずに書いていきますね。

 

ひきつづき、どうぞよろしくお願いします!

 

ソルフェージュのまとめ

前回からのつづき

 

ただ、この方法(トニックソルファ)をもってしても、いまいち歯切れが悪くなってしまう点があります。

それは、日本人にとって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しい、という問題です。

 

これはなかなか手ごわいです

 

しかしながら、じつは、基本の7つが♯したり♭したりした場合の名前は、それぞれが別々の名前であれば、本人が分かっていれば何でも良いのです。

当スクールではバークリー式をベースにしつつも、実際に歌うにあたって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しければ、

 

♯させながら順に上がって

ド  ディ  レ  リ  ミ  ファ  フィ  ソ  シ  ラ  イ  ティ

 

♭させながら順に下がって

ド  ティ  テ  ラ  エ  ソ  セ  ファ  ミ  メ  レ  ア

 

といった具合に発音しても良いと考えています。

 

これら12の階名を使って歌ったり聴き取ったりしていきます。

 

とは言え、まずは基本の7つ、Do Re Mi Fa Sol La Ti が大事です。

この7音でのソルフェージュがスラスラ歌えるようになると、それだけでもかなりの割合のメロディが音階で聴こえるようになります。

 

ホントですよ!

 

今回は、普段のレッスンで使っているエクササイズの楽譜を貼っておきます。

だまされたと思ってやってみてください。

練習用の音源も貼っておきますね。テンポが速くて大変でしたら、ピアノなどで音を確認しながら、ゆっくり丁寧に、なるべく正確に歌っていきましょう。

階名のDo、Re、Mi…は、本来は書いてないもので練習した方が良いです。キーが違う楽譜を見たときに対応できなくなってしまいますから。今回はあくまでご紹介ということで、どなたでも歌いやすいように階名のDo、Re、Miをつけておきました。

階名のDo、Re、Miを歌詞だと思って、おぼえて歌えるくらいに繰り返してみてください。

 

つづく

 

 

Solfege Exercise 1 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 2 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 3 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 4 (C Major Key)

 

トニックソルファで歌おう

 

前回からのつづき

 

もちろんファ♯だけでなく、ド♯でもミ♭でも、いずれも歌うには1つの音に対して文字数(発音数)が多すぎて無理があります。

 

一方、小さい頃からピアノをやっているような人たちは、例えばファの半音上を歌うとき、ファと言いながらもファの半音上の高さで歌っています。

名前を変えずに、頭の中で処理して音の高さを上げ下げしているんですね。

これも、ちゃんと各音程を歌える前提で、もうずっとそうしてきている人にとっては難しくなくても、今から相対音感を身につけようとしている方には良いやり方とは言えません。

建物の4階を指して3階だと言っているようなものですから。

 

このことを解決するために、当スクールでは、12の音程それぞれに階名をつけていきます。

日本ではあまり普及していませんが、アメリカのバークリー音楽大学などで、ソルフェージュやイヤートレーニングに使われているものです。

 

Do Re Mi Fa Sol La Ti の基本の7つと、それらが♯したり♭したりしたときの音にも階名をつけていきます。

まったく関係のない名前ではなく、基本の7つがそれぞれ

♯する場合は母音を「i」に

♭する場合は母音を「e」に

変えていきます。Faが♯したら「Fi」となるわけです。

 

各階名を♯させながら順に上がっていくと

Do  Di  Re  Ri  Mi  Fa  Fi  Sol  Si  La  Li  Ti

 

各階名を♭させながら順に下がっていくと

Do  Ti  Te  La  Le  Sol  Se  Fa  Mi  Me  Re  RaRaのみ例外)

 

このように、12の音程にもれなく階名をつけていくこの方法を、トニックソルファと言います。

 

ここでSol(ソ)の半音上を見てみると、Si(シ)となっていますね。

みなさんのよく知る「ドレミファソラシド」のままこれをやると、「シ」が2つになって区別がつかないので、「Ti(ティ)」を使っていきます。

 

サウンド・オブ・ミュージックという映画の中で流れる「ドレミの歌」でも、シではなく「Ti」と歌っていますね。

 

つづく

「ファ♯」って……

前回からのつづき

 

ここで階名のドレミについて、もう少し補足しておきます。

トニック(主音)をドとし、そこから上に、レ、ミ、ファ、と続くわけですが、それでみなさんがよく知るのは「ドレミファソラシド」だと思います。

 

しかし、当スクールではそれを「ドレミファソラティド」としていきます。

「シ」ではなく「ティ」です!

 

何だよそれ~~、と言われると思いますが、それで徹底していきます。

 

なぜか。

 

「♯」と「♭」というものは聞いたことがありますよね。

「♯は半音上げる」、「♭は半音下げる」という記号です。

 

ちなみに「半音」というのは、西洋の音楽や楽器における、もっとも小さな音程です。階段の1段をイメージしてみてください。ピアノで言えば、1つ隣の鍵盤までの音程(白鍵だけでなく黒鍵も含むすべての鍵盤での隣です。)、ギターで言えば、1フレット分の音程です。

 

みなさんは、例えば「ファが半音上がった音」のことを何と言いますか?

 

ファ♯?

 

ですよねぇ……

 

じつは、ファ♯というのは正式な言い方ではありません。

だって、ファはイタリア式の言い方で、♯っていうのはモロに英語ですからね。

イタリアでもアメリカ・イギリスでも「ファ♯」とは言いません。

日本でも、ちゃんとした楽典(西洋音楽の基礎的な決まりごとや理屈が書いてある本)には、「ファ♯」といった表現はどこを探しても書いてありません。

 

でも学校の音楽の授業で「ファ♯」って習った気もしますよね。

しょうがないです。音楽の先生の先生がそうやって教えていたりするので。

 

何が間違っているとか誰が悪いとかはともかく、今やりたいのは、音楽を楽しむための力をつけて、音楽と仲良くなって、思い思いにいろんなメロディ、リズム、ハーモニーを奏でていくことです。

そのために、相対音感を身につけたいのです。

そのために、階名でソルフェージュしていきたいのです。

 

さて、メロディのうちのいくつかの音が♯したり♭したりする(臨時記号がつく)というのは、さほどめずらしくありません。

もちろん最初のうちは臨時記号があるようなものではなく、もっとシンプルなメロディを歌う練習をしていきますが、いずれは避けて通れません。

 

そのとき、「ドーレーミレーファシャープ~~」なんて歌えますか?

「ラーシドシャープシラーソーファシャープ~~」なんて無理じゃないですか?

 

つづく

同じ高さで歌うために

 

前回からのつづき

 

それでは、階名、つまりドレミでのソルフェージュについて、練習の仕方をお話します。

基本的には、そのキーのトニック(主音)を「ド」として、以下レ、ミ、ファ、と割り当てた階名で、まずは歌う練習をしていきます。

 

自分がやりたいのは、ピアノやギター、サックスなどの楽器であって、歌うことじゃないので、歌う練習は必要ないのでは?と思った方は、このコラムを読み返してみてくださいね。

楽器を演奏したいのだとしても、相対音感はぜひ身につけていただきたい力です。

メロディを階名のドレミで聴き取れるようになるためにも、自ら声を出して歌うということがとっても効率の良い練習になります。

 

さて、慣れないうちは、正しい音程で歌うのが大変かもしれません。その場合は、ピアノなど(なければスマホのアプリ等で十分です。)で音をよく聴いて、そこに自分の声を合わせていきます。

 

ここで、普段、声を出して歌うということをしていない方は、ピアノの音に自分の声を合わせるのが困難、もしくは合っているかどうか判断ができない、ということがあるかもしれません。

 

これを解決するには、1つには喉の柔軟さ、もう1つには2つの音を聴き比べるということが必要になってきます。

 

普段、声を出して歌うということをしていないと、喉が固まってしまい、思ったように自分の声を上げ下げしにくくなってしまいます。普段から気ままに歌を口ずさむことには、喉を柔軟にするためにもとても良いことだと思います。

また、パトカーのサイレンや、オートバイのエンジン音、何か物が上昇したり落っこちたりするときの効果音など、音の高さが滑らかに上がったり下がったりする(ポルタメントと言います。)ものをイメージして声に出して真似してみるのも、喉の緊張をほぐすには良いと思います。

 

2つの音を聴き比べる(今は、2つの音が同じ高さ(ユニゾン)であるかどうかを判断すること)にあたっては、音色の違いということも無視できない要素になってきます。

おそらくは、ピアノとピアノ、ギターとギターというように、同じ音色、もしくは非常に似かよった音色であれば、2音が同じ高さになったときの判断は比較的容易だと思います。

しかし、自分の声とピアノでは音のキャラクターが違いすぎて、たとえ同じ高さで歌っていたとしてもそれを同じとは捉えにくいかもしれません。その場合はチューナー(これもスマホアプリで十分です。)を使って、歌いやすい高さの音をなるべくまっすぐに歌い、その音名を確認し、ピアノでその音を鳴らしてみましょう。そして、「あ~これが同じ高さかー」と、その状態を確かめてみてください。

そのうえで、上記のパトカーのサイレンの要領でゆっくり自分の声を上げて、もしくは下げていくと、「あっ、今同じになったな」というポイントが見つけられるようになってきます。

 

ソルフェージュは、本来はそれを指導できる人と練習していくのが間違いがなく、効率も良いですが、お1人で練習する場合には、いい加減な音程で歌っていては意味がないので、そこは注意してください。

 

つづく

音名はCDE、階名はドレミ

前回からのつづき

 

「音名はCDEのアルファベット」「階名はドレミ」で音名と階名を使い分けると、前回のこの図Aの音符は

音名はC、階名はソということになります。

 

音名は、五線譜で言えばどの場所の音符がアルファベットの何になるか、で、順に並べると図Bのようになります。

そしてこの名前は、キーが変わっても、いかなるときも変化しません。

ですので図Aの音符は、常にCです。

 

階名は、そのキーのトニック(主音、中心に感じられる音)を「ド」とし、ドを基準として、そこからのインターバル(音程)ごとに、ドレミファソラティドと順に名前が割り当てられます。

これを俗に「移動ド」と言ったりしています。

つまり、ある一音(例えば「C」)で見ると、キーが変わると、階名が変化することになります。

 

図Aでは調号というキーを表す「♭」が1つ付いていますので、この場合のキーはFメジャーということになります。

とすると、 音名「F」が階名「ド」となり、そこから順に「Gがレ、Aがミ、B♭がファ」と、階名が割り当てられ、「Cがソ」となるわけです。

 

なんとなく分かってきましたか?

 

おそらくは階名やキーについての説明は、現段階では不十分だと思いますが、とりあえずは

 

・音の名前には、音名と階名がある

・1つの音に対して音名は固定で、階名はキーによって変わる

・音名はCDEのアルファベットで、階名はドレミで、と徹底する

 

この3点を押さえておいてください。

 

以前お話しした、絶対音感と相対音感のお話を思い出してください。名前のとおり、絶対音感は絶対的な、相対音感は相対的な音感でしたね。

これ、音名と階名にもちょっと似ているところがあると思いませんか?

 

音楽を楽しむにあたってみなさんに身につけていただきたいのは、相対音感です。

そして、相対音感を強くするため(聴いたりイメージしたりしたメロディやハーモニーを、演奏に落とし込んだり、正確に歌ったりするため)には、階名を意識していきます。

 

ソルフェージュは、音名でなく、階名で歌ったり聴いたりする練習をしていきましょう。

 

つづく