TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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ダンスミュージックでは踊りたい

 

私が知る限り、周りのダンサーのみなさんは、もれなくみんな音楽好き。歌ったり、楽器を楽しんだり、DJをしたり。

でも、世の中の「音楽好き!」って人は、必ずしもみんなが踊ることを楽しんではいないような…。

なんでだろう。

 

多くの音楽は、ずっとずっと昔から、踊りとは切っても切れない関係なのではないでしょうか。

ポップスもロックもジャズも元来、踊りと共にあったはず。

それがいよいよ切り離されかけている??

 

「動的な音楽」がある一方で、「静的な音楽」もあるとは思いますが、明らかな「動的な音楽」をじっとして聴くばかりではもったいような気がします。

なにも決まったステップじゃなくたって、音やリズムと溶け合って任せるように身体を動かせば、ただじっとして音楽を聴くよりぜったい楽しいと思うんだけどな〜。

 

もちろん、音楽の聴き方なんて自由ですから、押し付けているわけではないのですが…。

誰も見てないとこでなら、たまにはそういう聴き方も悪くないんじゃないでしょうか。

 

あと、歌や楽器の演奏もそうですけど、踊りも「上手くないとやってはいけない」ような空気感があるのかもしれませんね。

これ、根が深いですよね。

「そんなことないよ!」って思っているんですけどね。

 

 

新しい音楽との出会い方「Mixcloud」

 

今回は新しい音楽との出会い方について。

 

昨今、サブスクやYoutubeで音楽を聴くと、それに関連したオススメが提示され、好みの音楽を次々と聴くことに苦労がありません。

しかしながら、この機能が優秀な故に「好みの枠」の中でオススメされることとなり、自分にとってまったく新しい音楽に出会うことは少ないように思います。

 

ところでみなさま「Mixcloud」というアプリをご存知でしょうか。

MixcloudはDJが制作しアップロードしたDJミックス音源を気軽に楽しむことができるアプリです。

テクノ、ハウス、ベースミュージック、ヒップホップといったクラブ系のミックスはもちろん、ジャズやラテン、はたまた歌謡曲までなんでもあり。

DJミックス音源でやっかいな著作権関係もクリアしているようで、気持ちよく楽しむことができます。

 

DJミックス音源というのは面白いもので、おおまかな方向性はありつつも、制作者であるDJの独自のこだわりが反映されていることが多い。

そんなミックス音源を聴くと、自分の価値観をグイッと広げてくれるような音楽に出会えることがあります。

その昔、音楽サークルの先輩に「お前、こういうのも聴いとかなきゃダメだよ」とエゴ満載でオススメされた音楽を、面倒クセェと思いつつも聴いてみると新たな扉が開いた…という経験に近いものがあります。

 

そんなこんなで最近はよくMixcloudを聴いております。

みなさまもアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

 

Mixcloud 

iOS版はこちら

Android版はこちら

 

もちろん、実際にクラブやライブハウスへ出向いて新しい音楽に出会う体験が一番なんですけどね。

 

9年前に話題になったあの唱法

 

さて今日は動画を1つシェアさせていただきます。

アップロードは9年前となっていますね。

もうそんなに経つのかと時の速さに驚きますが、当時、私の周りでは話題になった動画です。

今さら感がハンパないですが、まだまだご覧になってない方もいらっしゃるのではと思いますので。

すでに見ていらっしゃる方もあらためてどうぞ。

 

いまやグラミーアーティストでもあるスナーキーパピー(Snarky Puppy)は、凄腕セッションミュージシャン集団です。

そこにゲストボーカルとして参加しているのが、レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)

彼女はかの天才ソウルシンガー、ダニー・ハサウェイ(Danny Hathaway)の娘さんです。

この動画が話題になった理由は、終盤に炸裂するレイラの謎の「重音声」。

ようは1人で異なる高さの声をいっぺんに歌うってやつです。

1人ハモリとでも言いますか。

まあ聴いてみてください。

 

 

ビックリ技ですよね〜!

これは話題にもなるでしょう。

 

しかしそれは、このパフォーマンスの魅力の1つにすぎないと私は思います。

中盤からのレイラのスキャットは、重音声以上に超絶スキルと言えるのでは?

ピッチとリズムと発声のコントロールが、もうとんでもなくハイレベル。

おそらくある程度は決まったメロディなのでしょうが、ノリでやる適当なスキャット(それはそれでイイのだけど)とは違い、ばっちりハーモニーに合わせてる。

意外と涼しい歌声なので、声量でゴリ押すシンガーがお好きな方にはピンとこないかもですが、個人的にはそこも◎。

 

バンドの方も最高なのですが、とりわけリズムが凄すぎ!

 

 

彼女の他の動画もどうぞ。

 

Tiny Deskのライブ。ドライなマイキングでの歌唱もステキです。

 

レオン・ラッセル作で、父ダニー・ハサウェイの歌唱でも有名な「A Song For You」。

 

国内外のマルチプレイヤー

 

前回「森高千里さんはマルチプレイヤーである」という記事を書きましたが、国内外にはたくさんのマルチプレイヤーがいらっしゃるので、少しだけご紹介してみたいと思います。

 

ポピュラーなところでは、まずスティービー・ワンダー

鍵盤はもちろんハーモニカもドラムも素晴らしい。

 

そしてポール・マッカートニーも挙がるでしょう。

ビートルズの時代から実にいろいろな楽器を演奏しています。

ローリングストーンズにはブライアン・ジョーンズというマルチプレイヤーがおりました。

というか、この時代のロックバンドには上記2名にかぎらず、曲によってさまざまな楽器を演奏するメンバーがたくさんいました。

 

マルチトラックレコーダーの登場などの時代背景も要因でしょう。

また、シンプルなコード弾きという比較的簡単な奏法がロック、ポップスの基本だということも大きいでしょう。

そういう意味では森高さんのプレイの延長にあると言えるかもしれません。

 

国内にも山下達郎さん、奥田民生さん、岡村靖幸さんなど、枚挙にいとまがありません。

 

そんな中、どの楽器においても専門のプレイヤーに引けを取らない演奏スキルを持つマルチプレイヤーがいます。

ご存知、天才プリンスです。

ギタリストとしてのプリンスについては以前も触れましたが、ピアノ、ベース、ドラムなど、いずれもバリバリです。

 

そしてプリンス亡き後、Youtube時代のマルチプレイヤー代表はなんと言ってもジェイコブ・コリアーでしょう。

彼の軸はおそらくピアノでしょうが、ギター、ベース、ドラム…いずれもじつに音楽的に懐が広いプレイをします。

この人は天才って言うか、音楽の化身ですね。

 

 

もう少し視野を広げると、ブラジルにはすごい人がいます。

エルメート・パスコアール。この方は、まぁ音が鳴る物ならなんでも演奏します。そのプレイも音楽もなんとも独創性に富んでいます。

 

そしてエグべルト・ジスモンチ。ピアノとギターの超絶スキルをもってして素晴らしい音楽を奏でます。

 

 

世界は広いですし、Youtubeを見ていると自宅で1人バンドの動画を作っている人も今やゴマンといますね。

 

手前味噌ですが、私も3年ほど前に録ったやつがありますので貼っておきます。

 

 

さて、いろいろな楽器に慣れ親しむということは、当然1つ1つの楽器に向かう時間は分散されます。

ですから、これ!と決めた楽器があるのなら、やっぱりそれに打ち込むのがいいと思います。

一方で、いろいろな楽器に触れることで分かってくることもたくさんあります。

もし普段の楽器に少し行き詰まりを感じたら、たまにはまったく違う楽器に触れてみるのもいいかもしれません。

 

マルチプレイヤー森高千里

 

このブログもそこそこ長く続けてきたので、そろそろ森高千里さんについて書いてもいい頃合いかと思います。

 

たくさんの魅力を併せ持つ森高さんですが、音楽教室的には、そのマルチプレイヤーぶりに注目していきたいところです。

彼女はライブやレコーディングで、ボーカルはもちろん、ドラム、ピアノ、ギター、ベース、パーカッション、リコーダー…とじつに様々な楽器を演奏しています。

多くの楽器を1人で演奏したアルバム「ペパーミント」は、荒削りながらもその生々しさが素晴らしく、それ以前のアルバムとは一線を画す隠れた名盤です。

 

幼少の頃習っていたクラシックピアノが土台とのことですが、学生時代のバンド活動を通じてドラムやベースなどいわゆるLM(軽音楽)楽器に慣れ親しんでいったようです。

ちなみに森高さんのお父さんは地元ではちょっと知られたロカビリーバンドのドラマーだったそうな。

 

さてさて、そんなマルチプレイヤーの森高さんですが、その腕前のほどはいかに…と、すぐ思ってしまったそこのあなた!

それは野暮というものかもしれません。

上手いか下手かだけが音楽の物差しではないはずです。

 

なにしろ彼女の演奏は、どの楽器にしてもじつにシンプルです。

 

しかしながら楽しそうに演奏する様は、シンプルでも楽しめるという音楽の1つの側面をとってもよく表現されていると思います。

見ているこちらも笑顔になります。

 

音楽的な価値とは、必ずしも難しいことをしないと上がらないものではありません。

さらに言うと、シンプルだから簡単とも限らないのですが…。

 

森高さんを純粋にマルチプレイヤーと見るかどうかは意見が分かれそうなところですが、どの楽器でもきっちり役目を果たしている以上はれっきとしたマルチプレイヤーだと私は思っています。