
さて今日は動画を1つシェアさせていただきます。
アップロードは9年前となっていますね。
もうそんなに経つのかと時の速さに驚きますが、当時、私の周りでは話題になった動画です。
今さら感がハンパないですが、まだまだご覧になってない方もいらっしゃるのではと思いますので。
すでに見ていらっしゃる方もあらためてどうぞ。
いまやグラミーアーティストでもあるスナーキーパピー(Snarky Puppy)は、凄腕セッションミュージシャン集団です。
そこにゲストボーカルとして参加しているのが、レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)。
彼女はかの天才ソウルシンガー、ダニー・ハサウェイ(Danny Hathaway)の娘さんです。
この動画が話題になった理由は、終盤に炸裂するレイラの謎の「重音声」。
ようは1人で異なる高さの声をいっぺんに歌うってやつです。
1人ハモリとでも言いますか。
まあ聴いてみてください。
ビックリ技ですよね〜!
これは話題にもなるでしょう。
しかしそれは、このパフォーマンスの魅力の1つにすぎないと私は思います。
中盤からのレイラのスキャットは、重音声以上に超絶スキルと言えるのでは?
ピッチとリズムと発声のコントロールが、もうとんでもなくハイレベル。
おそらくある程度は決まったメロディなのでしょうが、ノリでやる適当なスキャット(それはそれでイイのだけど)とは違い、ばっちりハーモニーに合わせてる。
意外と涼しい歌声なので、声量でゴリ押すシンガーがお好きな方にはピンとこないかもですが、個人的にはそこも◎。
バンドの方も最高なのですが、とりわけリズムが…凄すぎ!
彼女の他の動画もどうぞ。
Tiny Deskのライブ。ドライなマイキングでの歌唱もステキです。
レオン・ラッセル作で、父ダニー・ハサウェイの歌唱でも有名な「A Song For You」。