練習時間ってどのくらい?

 

上手くなくても音楽は楽しめます。

 

それでも、やるからには上達していきたい、と考えることは当然かもしれませんね。

これは他人からの評価と関係なく、習得していくこと自体に喜びがあるからだと思います。

 

そんなわけで、

「上手くならないといけない」

「上手くないと他人に聴かせてはいけない」

という刷り込みに対しては、そんなことはない!と、強調して念を押しつつ、

上達について考えてみたいと思います。

 

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練習時間ってどのくらい?

 

 

みなさん毎日どのくらい練習していますか?

 

毎日なんて、とてもじゃないけどできないよ!という方も多いと思います。

 

でも、実際にちゃんとした声を出して歌ったり、楽器で音を鳴らしている間だけが練習時間とは限りません。

駅まで歩く間、電車の中、湯船に浸かりながら、ベッドで眠りにつくまで……。

そういったちょっとの時間でできる練習もたくさんあります。

 

私の師匠は、インタビュー等で「練習時間」について聞かれると、いつも困ったそうです。

寝ている時間以外のほとんどは音楽のことを考えていたので、「常に練習している」という答えになるが、それで良いですか?と。

 

もちろんそこまでとは言いませんが、

日常の中のちょっとした時間に、なるべくパッと自分の中の音楽スイッチをONできるように意識してみてください。

 

聴くこと、好きであること

 

上手くなくても音楽は楽しめます。

 

それでも、やるからには上達していきたい、と考えることは当然かもしれませんね。

これは他人からの評価と関係なく、習得していくこと自体に喜びがあるからだと思います。

 

そんなわけで、

「上手くならないといけない」

「上手くないと他人に聴かせてはいけない」

という刷り込みに対しては、そんなことはない!と、強調して念を押しつつ、

上達について考えてみたいと思います。

 

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聴くこと、好きであること

 

練習するばっかりが「上達への道」ではありません。

 

よく言われていることかもしれませんが、聴くことは練習することと同じか、もしかしたらそれ以上に大切です。

 

たとえば、桑田佳祐さんのものまねが上手な人というのは、ものまねの練習をしたかもしれませんが、間違いなくそれ以上に、すごくよく桑田さんの歌を聴いたはずです。

なにより、桑田さんのファンであると思います。

 

たとえば、ジャズが上手になりたかったら、ジャズをたくさん聴く。そう言われて「聴かなきゃ」と感じるようであれば、もしかしたら今はそんなにジャズが好きじゃないのかもしれません。好きになるところから始めるのも良いですし、そもそもジャズではなく純粋に好きだと思えるものをやれば良いだけかもしれません。

とにかく、上達という観点からは、譜面に書いてあるジャズの曲を何回もくり返し練習しても、ジャズらしく歌ったり演奏したりするのは難しいと思います。だって、ジャズらしさが何だか分かってないんだから。たくさん聴いて、自分なりにジャズらしさを感じて、捉えていくことが大切です。

 

上達について考える

 

上手くなくても音楽は楽しめます。

 

それでも、やるからには上達していきたい、と考えることは当然かもしれませんね。

これは他人からの評価と関係なく、習得していくこと自体に喜びがあるからだと思います。

 

そんなわけで、

「上手くならないといけない」

「上手くないと他人に聴かせてはいけない」

という刷り込みに対しては、そんなことはない!と、強調して念を押しつつ、

今日から数日、上達について考えてみたいと思います。

 

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練習×時間=成果?

 

練習をしなければ上達しません。

 

では、練習をすればやっただけ上手くなるかと言うと、これは必ずしも約束されていません。

音楽の練習は、やった時間に比例して成果が出るようなシンプルものではないと思っています。

 

でもこれは、けっしてネガテイブな話ではありませんよ。

効率の良いやり方をすれば、かけた時間以上の成果が期待できるということでもあるのです。

 

下手が許されない恐ろしい世界

なぜ音楽を語るときに、「上手いか、下手か」がこんなにも重要視されることとなったのでしょうか。

 

音楽は「芸術」というカテゴリーに括られています。

「芸術」とはウィキペディアによれば、「表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことによって、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動」とあります。

ここでは上手さには言及していませんが、「精神的・感覚的な変動を得ようとする」にあたって、「誰しもが簡単には真似できない」方が、よりその可能性が高くなる、ということはあるでしょう。

がしかし、やはり「上手くなくてはいけない」とまでは読み取れません。

 

そして一方では、音楽は「大衆の娯楽」という側面も持っています。

カラオケなんかが、その最たる例です。

そして当然、カラオケは上手い人だけが楽しむものではありません。

 

そうすると、音楽が芸術だとしても大衆娯楽だとしても、「上手さ」は、その質を判断する要素の1つにはなりえても、絶対的な条件ではないように思えます。

 

それなのに、誰かがただ好きで歌ったり演奏したりしているのを聴いて、それを上手くないと判断したとき、まるでひどい雑音でも聴こえてきたかのように「音痴」だの「下手くそ」だのと口にする人がいたりします。

 

そういうことを言う人は、よっぽど美しいものに囲まれて、美味しいものばかり食べて、良い香り、心地の良い肌触りの物に囲まれてないといられないんでしょうね。そして、そうでない人を受け入れられないんでしょう。だとすれば、電車に乗っても、街を歩いても、そこで見るたくさんの人や景色に嫌悪感しかないでしょうね。

 

でもね、もしもですよ、もしもあなたが、趣味で楽しんでいる誰かの歌や演奏を「音痴」だの「下手くそ」だの言ったとして、そんなあなたの容姿は、たいして美しくもないし、なんならブサイクだし、良い香りもしないし、なんなら臭いですよ。

 

 

「美男美女以外死刑!

スタイルが悪い人は逮捕!

美味しい料理作れなかったら終身刑!

絵が下手だったらリンチ!

体臭がせっけんの香りじゃないと村八分!

……そして音痴だと、演奏が下手だと、白い目で見られる。」

 

もし、そんな世の中だったら、私なんてすーーぐ死刑ですね。

そんなのイヤすぎます。

 

 

音楽は上手い人だけのものではないです。

下手でもやって良いんです。

その人なりに楽しんでやれば、それが一番です。

 

 

P.S.

まさか誤解する人はいないと思いますが……

上手くなろうと向上心を持つことはとても素敵で素晴らしいことです。

少しでも上手くなれば、それはその分、楽しみが増すことにはなると思います。

スクール施工の進捗状況

 

今日は施工中のスクールを見てきました。

 

もう、元のオフィスフロアは見る影もなくなっていました。

レッスンルームの壁も骨組みが出来上がって、壁板も貼られていました。

天井も打ち抜いて高くなったし、コンクリートも良い感じでしょう。

少し心配していたレッスン室の広さも、これだけあれば十分というところ。

サロンスペースも思ったよりゆったりです。

 

どんどん夢が形になっていきます。

ワクワクが止まりません。

 

でもこれは夢の第一歩。

先に繋がるように、しっかり前を見てやるべきことをやっていかなければ。

 

オーストラリアからの才能

 

今回も女性のミュージシャンのご紹介です。

 

タシュ・サルタナ(Tash Sultana)、オーストラリア生まれの23歳。

詳しくは分からないんですが、去年くらいから露出し始めたのかな?ニューカマーみたいです。

 

まぁ、とにかく動画を観てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=C9HmQ3SO6y4

 

ループマシン(演奏した短いフレーズを、即座に繰り返し鳴らし続ける機械)とたくさんの楽器やエフェクターを使って1人で演奏をするのですが……

 

EDM(ちょっと前まで流行っていた、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの略)以降のロックといった趣きで、この動画のようなフェスではすごくハマりますね。

 

個人的に、このてのループマシンを使ったパフォーマンスは、パートを重ねて曲をビルドアップしている最中がなんともマヌケに感じてしまうことが多いのですが、この人にはそれを感じません。

 

何かが憑依したかのような激しさ、

ハスキーかつ伸びやかな歌声、エモーショナルなギター……

いろんな楽器を操るマルチプレイヤーでもあります。

 

ちょっとすごい才能です。

 

レコーディング作品は、ライブとはまた違った、落ち着いたネオソウルテイストだったりで、ふところの深さが見られます。

 

Murder to the mind

https://www.youtube.com/watch?v=zQN1piSqAmk

 

SALVATION

https://www.youtube.com/watch?v=gqZUjnUgvhw

良いフォームとは

 

有名なシンガーやプレイヤーの中には、けっこうムチャクチャなフォーム(姿勢)で、それでも素晴らしい歌唱や演奏をしている人が少なくありません。

 

しかしながら、やはり良いフォームというのは理にかなっているものです。

では、どういうフォームが良いフォームなのか。

それは、無駄な力を必要とせず、楽に長い時間歌い続けたり演奏し続けたりできるフォームです。

 

当然、お1人ずつみんな体つきは違うので、ご自分に合ったフォームを見つけていきましょう。

動画に録ったり、鏡を見て歌って(演奏して)みることで、ご自分でも気づけることがあるかもしれません。

 

ノルウェーの少女

 

今日はシンガーを1人ご紹介します。

 

ノルウェー生まれの12歳、アンジェリーナ・ジョーダン(Angelina Jordan)です。

この子、いま現在日本でどのくらいの知名度なのか分かりませんが、個人的にはかなり熱いです。

 

Youtubeにたくさん動画がアップされていて、自身でもYoutubeチャンネルを持って、積極的に動画をアップしているようです。

Youtube発信というのは今の若いミュージシャン、アーティストには当たり前の手段になってますね。

 

で、その歌唱ですが……

初めて聴いたときはぶったまげました。

オーディション番組で歌った、ビリー・ホリディの「Gloomy Sunday

当時7歳(!)

https://www.youtube.com/watch?v=rI6ZhRk86Hs

 

その後、ちゃんとレコーディングされてMVも作られているこの曲を聴いて、さらにぶったまげました。

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバーで「I Put A Spell On You」(当時9歳でこの選曲もスゴイ。大人の思惑がチラつきます。w

https://www.youtube.com/watch?v=nwFloCPXzCs

 

ジャズヴォーカルの影響が大きいみたいですが、ポップスも歌っています。

ぜひ生の歌声を聴いてみたいです。

早熟な人は、後々まで活躍するのが難しいようなイメージがありますが、どんどん可能性を広げてほしいですね。

 

 

※写真を勝手に使って良いものか悩み、ひさーーーしぶりに絵を描いてみました。

ぜんぜん似てないけど、まぁいいや……。

最終回

 

前回からのつづき

 

このコラムでご紹介してきた考え方や方法は、私が身をもって実践してきたことのうち、効果があると確信が持てたものです。

 

趣味の音楽レッスンは、どうしても表面をなぞるだけの、もしくは歌や演奏の運動としての部分にばかりフォーカスしがちで、ベーシックな音楽力を身につけることに関して、後回し、ともすれば無視して行われてしまいます。

 

ベーシックな音楽力とは、例えば何か球技でもやろうと思った時の「筋力」や「瞬発力」や「持久力」や「バランス感覚」などです。サッカーにしましょうか。どれだけ正確にボールが蹴れたとしても、ゲームが始まって3分で疲れて動けなくなってしまっては十分に楽しめませんよね。

 

この音楽力はとてもベーシックなものですので、歌でも、ピアノでも、ギターでも、サックスでも何をやろうとしたときでも、それを楽しむためのしっかりした土台になります。一度この土台が固まれば、いろいろな楽器を演奏することも容易になります。

 

 

幼少の頃から楽器を習っていたわけでも、特別な音感を持っていたわけでもなかった私は、自分には何が必要なのか、そのためには何をすれば良いのか、ずっと探してきました。中には、これじゃダメだろう、と思えるような考え方や方法もあり、それらを取捨選択して自分なりに体系だてました。それが確立して、そのことを意識し、練習をしたら、それまでが何だったんだろうと思うくらいに音楽の景色が変わりました。音楽と仲良くなってきている、と実感できました。

 

試行錯誤の時間というのは決して無駄ではありません。それは自分にとってもそうだったと思っています。

しかし、「音楽は楽譜どおり間違えずに」という狭いマナー、「上手くならなきゃいけない」という刷り込まれた観念、気になる「他人の目、周囲の評価」……。そういったものを払拭して、音楽を楽しむための力を身につける、そのために何が必要かを見定めるには長い時間を要します。すごく頭の良い人なら、すぐ見つけられるのかもしれませんが、私には長い時間が必要でした。

スクールではそれを、何のためにこういったことをやっていくのか、しっかり理解していただいたうえで、効率よく身につけられるようなレッスンを実施していきます。

 

 

さて、1ヶ月をかけて書いてきたこのコラムですが、今回でいったん終わりになります。

なにやら面倒くさそうな堅い内容になってしまい、反省もありますが、とにかく読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

すべて読んでいただいた方には、私個人からお礼の粗品をお送りさせていただきます。

 

今後このブログでは、ちょっとしたコラムはもちろん、オススメのレコードやミュージシャンについて、スクールやレッスンの模様など、いろいろなテーマで投稿していきます。

ここまでに、キーについてなど「のちに説明します」と注釈を入れていたことも、ちゃんと忘れずに書いていきますね。

 

ひきつづき、どうぞよろしくお願いします!

 

ソルフェージュのまとめ

前回からのつづき

 

ただ、この方法(トニックソルファ)をもってしても、いまいち歯切れが悪くなってしまう点があります。

それは、日本人にとって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しい、という問題です。

 

これはなかなか手ごわいです

 

しかしながら、じつは、基本の7つが♯したり♭したりした場合の名前は、それぞれが別々の名前であれば、本人が分かっていれば何でも良いのです。

当スクールではバークリー式をベースにしつつも、実際に歌うにあたって「R」と「L」の発音を使い分けることが難しければ、

 

♯させながら順に上がって

ド  ディ  レ  リ  ミ  ファ  フィ  ソ  シ  ラ  イ  ティ

 

♭させながら順に下がって

ド  ティ  テ  ラ  エ  ソ  セ  ファ  ミ  メ  レ  ア

 

といった具合に発音しても良いと考えています。

 

これら12の階名を使って歌ったり聴き取ったりしていきます。

 

とは言え、まずは基本の7つ、Do Re Mi Fa Sol La Ti が大事です。

この7音でのソルフェージュがスラスラ歌えるようになると、それだけでもかなりの割合のメロディが音階で聴こえるようになります。

 

ホントですよ!

 

今回は、普段のレッスンで使っているエクササイズの楽譜を貼っておきます。

だまされたと思ってやってみてください。

練習用の音源も貼っておきますね。テンポが速くて大変でしたら、ピアノなどで音を確認しながら、ゆっくり丁寧に、なるべく正確に歌っていきましょう。

階名のDo、Re、Mi…は、本来は書いてないもので練習した方が良いです。キーが違う楽譜を見たときに対応できなくなってしまいますから。今回はあくまでご紹介ということで、どなたでも歌いやすいように階名のDo、Re、Miをつけておきました。

階名のDo、Re、Miを歌詞だと思って、おぼえて歌えるくらいに繰り返してみてください。

 

つづく

 

 

Solfege Exercise 1 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 2 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 3 (C Major Key)

 

Solfege Exercise 4 (C Major Key)