TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか

絶対に間違えないで演奏するには④

前回のつづきです。

 

確実な演奏をするため、いったんグッとテンポを落としていった、その際に出てくる、

「遅すぎて元の曲がイメージできなくなり、リズムが分からなくなってしまう」という問題

 

たとえば、米津玄師さんのLemonYoutubeの設定で再生速度を0.25にしてみてください。

次の音へ移り変わるタイミングが分かりにくくないですか?

(今は、引き伸ばしすぎて音が劣化したり揺れたりしてしまうことには目をつぶっていきましょう。)

 

このタイミングを問題なく把握できる方は、今回の内容は読み飛ばしちゃってOKです。

 

初心者の方の多くは、遅すぎて分かりづらいと感じたんじゃないでしょうか。

これを、本筋で解決していこうとするならば、テンポやリズム、拍子、音符の種類、表拍・裏拍など、音楽の「時間」に関する要素を、しっかり理解しコントロールできるようにしていきましょう、となります。

何ごとも「急がば回れ」ですので、もちろん丁寧に学んで練習していくに越したことはありませんが、今回はちょっと先を急いでみようと思います。

 

どうするかというと、

アプリを使います。

 

もう、思いっきり道具に頼ります。w

 

 

Youtubeも再生速度を変えられて便利なんですが、遅くしようとしたとき、0.750.50.253段階しかありません。

試してみると分かりますが、けっこう極端にテンポが落ちてしまうんですね。

1段階でかなりイメージが変わって、分かりづらくなってしまう。

 

これをアプリで、もう少し細かい段階にしていこうというわけです。

 

そういった用途のアプリはいくつもありますが、私が持っているのはSpeed Pitchというアプリです。(iOS

シンプルなアプリですが、テンポを1%づつ100段階に変えることができます。

ついでにキーも±12と、どこにでも上げ下げできます。

Speed Pitch

 

Androidでは「ミュージックテンポチェンジャー」というアプリが、おそらく似たような物だと思います。

ミュージックテンポチェンジャー

 

 

前回ちらっと書いた

>> 目標設定と、現状把握、そして目標に近づくためには何をしていくべきか。

>> この3つを客観的に考えられる人が、もっとも上達するタイプです。

にも通じる話ですが、

『「ある点」と「ある点」を結ぼうとしたときに、いかにその「間」に細かい段階を設定できるか』

ということが効率よく物ごとを運べるか否かに、大きく関係しています。

 

 

上記のアプリを使って、焦らず少~しづつテンポを落としていきましょう。

そうやって段階を踏んでいくと、かなり遅くしてもまだリズムをキープできると思います。

演奏することを想定して、多少でも次の音までの猶予を持てるテンポまで落とせたら、それをしばらく繰り返し聴き込んでください。

焦ってすぐ演奏しようとせず、音もリズムもイメージできるように、よく聴き込みます。

元のテンポじゃなく、そのゆ~~っくりにしたテンポで、メロディを口ずさめるくらいにまでなったら準備万端です。

 

さあ、演奏です。気を抜かず集中して。

 

どうですか?

 

およそ間違えずに演奏できたでしょう?

 

あとはそれを繰り返していけば、勝手にテンポアップしていきますから。

 

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

今回で「絶対に間違えないで演奏するには」のシリーズは終わりです。

個人的には、「間違えずに演奏できるかどうか」は大事な要素ではありますが、最重要かと言えば必ずしもそうではないと考えています。

「間違えずに演奏できるかどうか」以外のことにも目を向けてみると、もっと音楽の楽しさを、そして自由さも感じれるのでは、と思います。

 

絶対に間違えないで演奏するには③

前回のつづきです。

 

なんであってもいきなり事を成すのは大変で、簡単なことからの積み重ね(ステップアップ)が、けっきょくは一番近道だ、ということを多くの方は知っています。

 

頭ではそれを理解しながらも、誰しも「すぐにでも」こんな曲が演奏したい、あんな風に演奏したい、という欲があるわけです。

 

目標設定と、現状把握、そして目標に近づくためには何をしていくべきか。

この3つを客観的に考えられる人が、もっとも上達するタイプです。

逆に高い目標だけしか見えていない人は、なかなか上達しない、と思い悩みがちです。

 

 

 

ちょっと話がそれました。

 

さて現状では、

およそ「高速であるため」一曲通して間違えずに演奏しきることは困難

だとしましょう。

途中で何度も間違えてしまう。つっかえてしまう。

 

だからテンポをググ~~っと落としていきます。

 

元のテンポの半分か、場合によってはそれ以上かもしれません。

「演奏の間違い」は、ほとんどが時間的制約が厳しいことから起こりますので、その制約を可能な限り緩くしていきます。

次の音を考え、確認し、正確に運動できるくらいの猶予を設けていきます。

 

 

その状態で、気を抜かずに演奏すれば「間違えない演奏」が成せるはずです。

 

この「間違えない演奏」が一度できてしまえばあとは簡単で、目標のテンポに向かい徐々にテンポアップしていきます。

と言うか、間違えない状態が固まってしまえば、ほっといてもテンポアップしていくはずです。

楽器の演奏に限らず、淀みなく行える運動は高速化していきますので。

 

 

演奏したい曲の元のテンポで、何度も何度も間違え、悶々としながら繰り返す練習より、いったん確実に(間違えずに)演奏できるテンポまで落とし、それを元のテンポまで引き上げていく方が早いということですね。

 

 

人によっては、焦れったいでしょう。

自分がしたいのはこんなのじゃなくて、もっとアグレッシブでカッコいいやつなのに……。

と、モヤモヤもするでしょう。

そこをグッと堪えてやれるかどうか、なのですが。

もう、騙されたと思ってやってみてください、と言うしかないです。

 

これが間違えないで演奏できるようになる唯一の方法だ、と言うつもりもないのですが、多くの人にとっては有効なはずです。

 

 

 

ただ、これにはひとつ問題があります。

 

「極端にテンポを落とした際に、元の曲がイメージできなくなり、次の音に移るタイミング、つまりリズムが分からなくなってしまう」ということが起きる可能性があるのです。

 

テンポとリズムについて深い理解があれば、テンポを変えた際の相対的な音価(音や休みの長さ)の伸び縮みが分かりますが、初心者の方にはちょっと大変だと思います。

 

どうするか……

 

 

つづきますw

 

絶対に間違えないで演奏するには②

前回のつづきです。

 

往々にして「こんな曲が演奏できたらカッコイイ!」と思うような曲を元のテンポで演奏することは、初心者にとっては相当キビシイでしょう。

残酷なようですが。

でも、だから諦めましょう、という話ではないですよ。誤解なきよう。

どうにかしていこうという話です。

 

 

次の音までの猶予。

 

たとえば、米津玄師さんのLemonBPM=87で、これは4分音符が1分間に87個入るテンポということです。で、この曲のメロディには16分音符がたくさん出てきますので、その部分で言えば、次の音までの猶予は0.17秒ほどとなります。

これ……その間に次の音を正確に認識して確実に運動すること、はっきり言ってムリですよね。

 

こうなると、正確に認識することと確実な運動は度外視するほかなく、

やり方としては、けっきょく

「しのごの言わず繰り返せ!何べんも何べんも繰り返して体に染み込ますんや!」

となるわけです。

 

いや、むしろ楽器の練習と言えば、このやり方以外に何があるの?と思う人の方が多いかもしれません。

 

このやり方自体を全否定しているわけではありませんが、強靭な根気と膨大な時間が必要になってきますので、大人の方が趣味に使える時間内で、と考えるとどうも効率が良いとは思えません。

何より大人には考える力があります。これを活かさない手はありません。

 

 

ではどうしていくか。

前回お話ししたように、いったんテンポをグッと落として猶予を増やし、「余裕を持って判断や運動ができる」ようにします。

 

もちろん練習するのに適切な速さ(早さ)には個人差があります。

Lemonはテンポを半分(BPM=43.5)にしても16分音符の長さは0.34秒ですので、多くの初心者にとってはまだ速いと思います。

 

いったん曲を変えてみましょうか。

Lemonのように16分音符が基本となっている曲ではなく、4分音符が基本となっている曲に。

上を向いて歩こう、星に願いを、ダニーボーイ、ラブ・ミー・テンダーなど。

どうしてもちょっと古い曲にはなってしまいますが

 

この場合、テンポがBPM=60だとすれば、次の音までの猶予は1秒となります。

1秒あると、先に挙げた0.17秒とは違い、ほんの少しでも「考える」ことができるのではないでしょうか。

まだ速ければ、さらにテンポを落としてみてください。上記の曲であれば、BPM=40くらいでも、なんとか元のメロディをイメージできるんじゃないかと思います。ちなみにBPM=40の場合、猶予は1.5秒ですね。

 

 

なんだかまどろっこしい話になってきたと思ってませんか?w

こんな話はダルいわ~~、と思ったらどうぞ、何べんも何べんも繰り返して体に染み込ませてください。

 

いずれにしても、今できないことをできるようにしようとすれば、何かしらがんばらなきゃならないわけです。

なるべく効率よくスムーズに、そして楽しく、と考えて書いていますので、よろしければ引き続き読んでくださると嬉しいです。

 

つづく

 

絶対に間違えないで演奏するには①

今回は

「絶対に間違えないで演奏するには」

というお題でお話ししてみます。

 

楽器をやっている人は誰しも、間違えたという経験があると思います。

本来はこう演奏するはずなのに、違う音を鳴らしてしまったり、違うリズムで演奏してしまったり、詰まって演奏が止まってしまったり

 

そのすべてをあっさり解決する方法があります。

 

なんだと思いますか?

ちょっと考えてみてください。

 

どうです?

 

はい、それは……

 

「ゆっくりやる」

です。

 

テンポをググ~~っと落として、ゆ~~っくりにするんです。

 

演奏の間違いというのは、簡単に言えば、テンポという時間的制約の中でアタマの処理が追いつかないことと、運動が追いつかないことから起きます。

だからゆっくりにする。

非常にシンプルな答えです。

 

どれくらいゆっくりにするか?

これはおそらく、

あなたが思っているのの何倍もゆっくりにします。

 

私はつねづね「ゆっくりでできないことは、速くなんてできない」とアドバイスしていますが、それを受けても多くの方はほんのちょっとテンポを落とす程度です。

 

いやいやいや、ぜんぜん、もっと、うんとゆっくりですよ!

 

Youtubeで、どの曲でもイイので、再生速度を少なくとも0.5倍にして聴いてみてください。

譜割りや元のテンポにもよりますので、曲によってはまだまだ速い(早い)でしょう。

 

ちなみにこの曲(米津玄師さんのLemon)は、0.5倍でもそこそこ速い(早い)ですね。

 

ここで言う「速い(早い)」とは次の音までの物理的な時間です。

 

たとえば、

次の音までの時間が1分あったとしたらどうですか?

 

確実にこの音だ、と思うに十分な時間があるし、運動としても余裕があるでしょう。

もちろん、さすがにそれはやりすぎです。

でも、つまるところ、「そう言うこと」です。

 

この考えてみれば当たり前とも言えることが、既存の曲を演奏しようとしたとき、元の曲の速さで演奏したい、もしくは演奏せねば、と思うばかりに見えなくなってしまいます。

 

 

と、ここまでですと、たくさん異論もあることと思います。

つづきますね。w

 

白日

スキマ時間にひさしぶりにカラオケに行ってまいりました。

こんな機会に、ちょっと最近の曲もと歌ってみましたよ、アレを。

 

「白日」

 

King Gnuによる昨年の大ヒット曲ですね。

ご存知ない方はこちらをどうぞ。

 

いや〜〜〜、マジで歌えなかった!!

 

それなりに知っていて、歌詞もメロディも把握しているつもりだったんですが、

洋楽か、ってくらい歌えませんでしたわ。

私にとって、音域的に美味しいところがひとつもない。いや、多くの人にとってそうであろう…。

キーを下げても今度は、口が回りきらない、譜割りが分からない、息継ぎの場所が分からない、キーを下げてもなお高い、などズタボロ。

あ〜〜難しすぎて笑えた。惨敗。

 

 

で、こんなモンも見つけました。

ガチャピン…イイわ〜。w