TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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やっぱり悲しい。

 

もう1週間前になりますかね。

朝起きたら、チャーリー・ワッツ死去のニュースが飛び込んできました。

 

ザ・ローリング・ストーンズのドラマーにして、誰しもに愛される英国紳士。

10代の後半にストーンズに夢中になった自分にとっては、これまででもっともたくさん聴いたドラムはチャーリー・ワッツのドラムだと言ってもいいかもしれません。

 

今年のはじめころからドラマーを何名かご紹介ていしましたが、すっかりチャーリーを入れ忘れておりました。

なんてことだ…。

 

自分はドラムが専門ではないので、昔はキース・リチャーズにばかり目や耳が向いていましたが、後になって、チャーリーのドラムがキースのギターと同じくらいにこのバンドの重要な要素だと思うようになりました。

 

上手いシンガーやプレイヤーはたくさんいますけど、やっぱり「この人じゃないとダメ」というのがいちばん価値があるような気がします。

そういう意味では、チャーリーはホントに代えがききませんね…。

 

正直言うと最近はあんまりストーンズを聴くことも少なくなっていたのですが、この1週間はひさしぶりにいろいろ聴き返しています。

この独特なグルーヴが今後はもう生み出されることがないと思うとすごく寂しい。

でも、たくさんの作品を残してくれましたので、作品を聴けばチャーリーが叩いている様が蘇ってきます。

ライブにも何度か行くことができ、良い思い出です。

 

青春の音楽をありがとうございました!

 

1990年の「Steel Wheels Tour」のライブビデオ。

ひさしぶりに観ました。ここから過去作にさかのぼって聴いていきました。

 

 

 

 

そして2日前にはレゲエ・ダブ界のレジェンド、リー”スクラッチ”ペリーの訃報も…。

リー・ペリーの音は最近でも頻繁に触れていましたし、やはりショックです。

 

むちゃくちゃ偉大なイノヴェーターだった彼の手掛けた作品はたくさんあり、まだ聴けていないものもあります。

残された作品から、その宇宙的な頭の中を覗いていきたいと思います。

リー・ペリーのライブも観れてよかったです。

 

これからも影響を受けていくことでしょう。

ありがとうございました!

 

 

 

1枚を聴き込む

 

つい先日、膨大な数ある音楽作品について書きました。

音楽作品の数

 

そこでも述べたように、個人的にはできるだけたくさんの作品をこれからも聴いていきたいと思っていますが、必ずしもみんながみんなそうすべきだとは思っていません。

 

 

自らの音楽活動の肥やし(勉強)として作品を聴くとしても、その聴き方はさまざまです。

 

例えば、DJをしようとか、評論をしようとか思うのであれば、それはたくさんの作品に触れていた方が説得力は増すことでしょう。

しかし、演奏技術を向上させたいと思うのであれば、散漫にいろいろ聴くよりも、目標(手本)とする演奏を収めた作品を何度も何度も聴く方が有益かもしれません。

 

他にも、作曲をしようと思うのであれば、何となく聴くのではなく曲の構造を理解しようと努めて聴くのがいいでしょう。

 

必ずしも、たくさんの作品を聴いてれば良いってわけじゃないんですよね。

むしろその密度の方が重要な場合も多い。

 

 

私の周りにも、聴いてきた作品の数はさほど多くなくても、その1つ1つをしっかり咀嚼してきたことから得られる音楽力を持っている人はいます。

実際、1枚のアルバムを、昔で言えば「擦り切れるほど」聴き込めば、そこから得られることはムチャクチャいっぱいあると思います。

 

 

最近、そんなに聴き込んだ作品があるかな〜。

「聴き込む」ということが、以前よりも少なくなってきているような気がします。

耳コピのために聴くは聴くんですが、もっとオープンマインドに純粋に、なおかつ何度も、となると、なかなか…。

 

みなさんはいかがすか?

 

時間もかかりますが、せっかくなら、作り手の思いなんかも想像しながらよく聴き込んでいきたいですね。

 

毎日って大変!

 

今、Twitterに毎日1枚、アルバムの写真を撮って投稿しています。

「夏のあいだ毎日1枚」と宣言しまして、言ったからにはとがんばっているわけですが…

 

毎日って大変ですね!

 

毎日毎日毎日毎日…。

 

 

作業自体は写真撮って、ちょっとトリミングしたり明るさとか調整したりして、ひとこと添えて投稿するだけなんですけど。

時間にしたら5分もあればできちゃう。

 

その5分を捻出するのが難しいわけじゃないんです。

 

ちょっとしたことだと思って後回しにしちゃうんです。

で、忘れちゃう。orz

 

日付が変わる直前に思い出して慌てて投稿したこともしばしば。

ひと月以上続けていますが、まったく習慣化しませんね〜コレ…。

 

 

 

さて、歌や楽器の練習は頻度が重要です。

(もちろん頻度だけでなく、目的意識、密度、効率なども重要です。)

 

例えば、1日に5時間練習してそのあと1ヶ月何もしないよりも、毎日10分を1ヶ月継続する方がいい。

その方が成果が見込めると思います。

 

レッスンでも「毎日コツコツがんばりましょう〜」って言ったりしているんですが、この度の毎日投稿をやっていて、あらためて毎日やるって大変だと思っている今日このごろです。

 

 

 

習慣化

 

歯磨きくらい習慣化するといいんですけどね。

スキマ時間で、って思っているとなかなか習慣化はしないもんですね。

 

やっぱり「そのための時間」を設けるのが良さそうです。

 

「毎日何時何分から」なんて決めておいても、私などは日によって時間割がまちまちなので難しそうです。

それよりも、毎日必ず行うことに紐付けていくというのはどうでしょうか。

食後に10分とか、おフロあがりに10分とか、寝る前に10分とか。

うん、コレ良さそう!

 

 

毎日コツコツ、例えば「1日10分の練習でどんなことをするといいか」は、またあらためて書いてみたいと思います。

 

手っとり早くちょっと上手そうになる その3

 

「手っとり早くちょっと上手そうになる」シリーズ

 

 

今回はさらにもう1つ「手っとり早くちょっと上手そうになる」ことを。

 

それは…

ゆっくり歌う・演奏する

です。

 

 

上手な人には余裕があります。

逆に言えば、余裕があることが上手そうだという印象につながってきます。

 

 

どうでしょう、余裕、ありますか?

 

そんなもの持ちたくたって簡単には持てませんよね。

 

 

でもそれは、曲のテンポやフレーズのパッセージが速いからでは?

 

スピードを7〜8割に落としたらどうでしょうか。

 

それでも余裕を持つまでには至らないかもしれませんが、セカセカした感じ/せわしない印象はだいぶ軽減するのではないでしょうか。

 

 

本当に地力があれば、本来よりも速いテンポで歌う・演奏することで、それを聴いた人が「上手い!」と思うこともあるでしょう。

ですが多くの場合、速いテンポで歌う・演奏すると必要以上にせわしない印象になってしまいます。

基本的には「せわしなさ」と「上手そう」は逆ベクトルだと思っています。

 

 

「あえてゆっくり歌ってる・演奏しているんですよ〜〜」

という雰囲気を出して、実際にゆっくり歌って・演奏してみてください。

実際には余裕がなくても、それをできるだけ悟られないように。

 

 

なんか…ちょっと…

上手そうかも?

 

 

 

「手っとり早くちょっと上手そうになる」シリーズ

ここまでをまとめておきましょう。

 

とにかく強弱をつける

音の長さを気にする

ゆっくり歌う・演奏する

 

お試しあれ!

 

 

あ、これらは大事なことではあるんですが、あくまで「上手そう」ってとこを目標にした話なので、本当に上手くなるにはやっぱり積み重ねが重要であることは言うまでもありません。

 

でも、案外「上手そう」の中に本当の上手さに繋がる本質が隠れていることもあるかもしれません。

 

音楽作品の数

 

音楽の作品(曲・アルバム)ってこの世の中にどのくらいの数あるんでしょうね。

 

世界規模での作品の総数を知りたかったのですが、簡単には調べられませんでした。涙

 

日本に限って言えば、1997〜1998年頃がいわゆる「CDバブル」とされていますが、アルバム作品数では1996年が16,700タイトル以上(出典:日本レコード協会)でもっとも多いようです。

シングル曲も含めればもっとですね。

 

昨今は音楽のメディアもCDから配信やストリーミングに以降し、インディーズの作品も含めるとその作品数は、CDがメインだった頃よりも多いのではないかと予想されます。

 

とにかく、何十年も前から毎年何万という数の作品が生まれ、世にリリースされてきたと考えると、その総数はやはり計り知れませんね。

 

自分の使える時間すべてを音楽を聴くことにあてたとしても、とても聴ききれる量ではないでしょう。

 

 

とすると人生において音楽を聴く行為は、聴くもの聴かないものを取捨選択することだとも言えます。

 

さて、あなたはどんな作品を聴きますか?

 

 

 

私ごとで恐縮ですが、個人的には「なるべくたくさんの作品を聴きたい」、さらに「なるべく良い作品を聴きたい」と思っています。

そう考えたとき、いわゆる名盤とされている作品ですら満足に聴けていない現状に愕然とします。

 

ましてや、私のような凡人は「1曲を1回聴いただけで細部までばっちりメモリー」などできるわけもなく、良さそうだなと感じた作品こそ、しっかり味わうために何度も聴くことになるわけです。

作品を味わうのに時間がかかる。

 

もちろん、名盤だからといって必ずしも自分に刺さるわけではありませんが、膨大にある作品群から次に聴くものを選ぶときのちょっとしたガイドにはなるかと思っています。

 

 

いや〜〜しかし多い!

多すぎでしょう、曲!

 

 

聴いたことのない素敵な作品がまだまだいっぱいある、それ自体は嬉しいことなんですけど。

 

 

絶望的にカバーしきれない(聴ききれない)。

 

だとすると、始めから「べつにたくさんの作品を聴く必要もないんじゃない?」という考え方もできますよね。

ていうか、むしろそっちの方が一般的でしょう。

 

 

そうですよ!

 

聴いた作品の数が多い方が偉いわけでもなんでもないので。

 

 

お気に入りの曲が1曲ある

お気に入りのアルバムが1枚ある

お気に入りのアーティストが1人いる

それだけで素晴らしいです!