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サックス奏者:パトリック・バートリー

 

今回はサックス奏者をピックアップ。

 

パトリック・バートリー(Patrick Bartley)

 

アメリカの若手ジャズサックスプレイヤーで、今まだ20代かな?

自らYoutubeの配信やSNSなどもナチュラルに行う、新しいジェネレーション。

日本のアニメやゲーム、J-Popにもなかなか強い想いを持っていらっしゃるようです。

 

私は少し前にYoutubeで彼を見つけたのですが、最初は頭にザルを被っているのかと思いました。

というのも、彼の帽子が我が家にあるプラスチック製のザルに見えたんですよ。なんか似てて。

もちろん実際はザルじゃなくて、ニットキャップなのですが。

 

その最初に見た動画がこちら。

ディジー・ガレスピー作の「チュニジアの夜(A Night In Tunisia)」は、チャーリー・パーカーのソロのピックアップが有名ですね。

この手のプレイでパーカーの影響は受けないのが難しいかと思いますが、パトリックのアルトはそこからもっともっと自由に駆け巡ります。

音域もリズムもサウンドもワイドで自由です。

個人的にはエリック・ドルフィーを感じるところがあって、すごく耳が惹かれました。

 

上手い人は世の中にゴマンといますが、一流となるにはソツのない上手さより強い個性をともなっていることが大事なことなんでしょうね〜。

他の動画を見ても、どのプレイも思い切りがよくフレーズも淀みなくアイデアに溢れていて素晴らしい。

これなんかまさに楽器が歌ってますね。

 

つい先日、BIGYUKIさんのブルーノート公演にサイドマンとして来日、出演していたようです。

日本のサブカルチャーが大好きな彼の日本でのプレイはきっと熱かったことと思います。

今後の活躍にも期待大!です。