
ギターの弦、最近いつ張り替えましたか?
私も無精な方なので、ぶっちゃけ切れるかよほど錆びるまで替えないこともあるんですが、
そんな自分への戒めも含めて…
弦はマメに張り替えた方が良いです。
なかには古い弦の鳴りや触った感じが好き、という方もいるでしょうけど、よっぽどのこだわりがない限りはやっぱり弦は新しい方が良いです。
なんでって?
一番は「鳴り」です。
かなり使い古した弦を新しい弦に張り替えた経験のある方の中には、新しい弦の鳴りに「おおっ」と小さく感動した覚えがある方も多いでしょう。
もう、ぜんぜん違いますから。
具体的には、新しい弦に替えるとキラキラして伸びやかな音になります。
古くなった弦でもいちおう弾くことができるし、なんならそれに慣れてしまったりもしますが、張り替えたときに「おおっ」と思ったなら、新しい弦の方が良いのですよ。やっぱり。
他にも、単純に弾きにくくなることや、フレットを削ってしまうことなど、古い弦にはデメリットがあります。
大体の消耗品(日用品とか)って「無くなったら補充」みたいなやつですよね。
まだ使えるけど替えた方が良いものってじつは少ないのかも?
もしかするとギターの弦はそんなものの代表かもしれないです。
あ、車のタイヤとかがそんな感じなのかな…。
弦はマメに張り替えた方が良いです。
弦のセットも、コントラバスの弦とかに比べたら大した値段じゃないですしね。
で、新しい弦に張り替えてまた次に張り替えるまでの期間、たくさん弾いてもその都度ちゃんと拭けば、1回でも弾いてその後ほったらかしてるのと、弦の劣化具合は大きくは違わないような気がするんですよ。(あくまで主観)
もちろんまったく違わないってことはないでしょうけど。
でも、だとしたら、たくさん弾いとかないともったいないんですよ。
鳴りが良いと気持ちいいし、弦を張り替えることは積極的にギターを弾くモチベーションにもつながります。
ところが私みたいな無精な人間からすると、弦を張り替える作業がめんどうで億劫になっちゃう。
もうとっくに「替えどき」は過ぎているのに、つい、まだ弾けるからもう少し…となってしまう。
でもこれ悪循環で、弦交換をめんどくさがってしない人はその作業になかなか慣れないので、ますますもってめんどくさいと思うようになってしまうんですね。
慣れている人の弦交換を見ていると、ほんとにスムーズです。
これってコツがどうこうじゃなくて、単純に数をこなしていけばスムーズになっていくと思うんですよ。
私もさすがに30年くらいギター弾いてますから、トータルの回数で言うともう数え切れないくらい弦交換しているわけですけど、それでも頻繁に張り替えている人の手際陽子にはかないません。
弦はマメに張り替えた方が良いです。
弦を張り替えること自体が、自分の中で大変な、おおごとになってしまわないように。
ライブやレコーディングのときだけ真新しい弦でも、普段ショボショボの弦を使ってたら、ねぇ。
逆に弾きにくくなっちゃったりなんかして。