「歌が上手いな〜」と思うヴォーカリストを独断と偏見によりピックアップ!
今回は
浜田麻里さん
と
その妹の浜田絵里さん
です。
日本のヘヴィーメタルシーン、通称ジャパメタの女王として君臨する浜田麻里さんの歌唱力の高さは、その世代の方にとっては知られたことかと思いますが、じつはその妹の絵里さんも上手い。
絵里さんはソロでの活動はほとんどしていないようですが、バックコーラスとして80年代からずっと姉の麻里さんのサポートをしてきています。
古くはザ・ピーナッツなど、ピッタリ息のあったコーラスワークというのはやっぱり姉妹ならではなのでしょう。
姉妹の素晴らしいハーモニーが聴ける動画がありましたので、ご紹介します。
あくまでメインは麻里さんということで、絵里さんはこの無伴奏の中、完璧に麻里さんの呼吸に合わせています。
ブレスやヴィブラートまでばっちり合わせてきます。
シンクロ率、ハンパないです。
2人とも恐ろしくピッチ(≒音程)が良い。
声質も似ていて、ロングトーンでハモるところなんかは機械みたいです。(良い意味で)
そして2人とも声のレンジ(音域)もめちゃくちゃ広い。
麻里さんお得意の超ハイトーンのヘビメタシャウト。
絵里さんはそのさらに上でハモってきます。笑っちゃうくらい高い。
声量や声の太さは麻里さんの方がありますね。やっぱりメインですからね。
逆にコーラスとしては、絵里さんのライトな声や歌い方は合っているのでしょう。
個人的にはもう少しピッチやリズムに遊びがある方が好みではあるのですが、
「上手い」という点で考えると、やっぱり浜田麻里さんは挙げとかなきゃですね。
音域、声量、ダイナミクス、音程、リズム、ヴィブラート、ベンド/フォール、声色の使い分け、スタミナ…。
そしてそれを長年キープしていること。
単に技術の高さだけではなく、長く続けた人しか持ち得ない説得力・強度が備わって、「最強」と言っても過言のないヴォーカリストだと思います。
(他の方との比較はあまり意味がないと思いますが。)
2019年の35周年記念ライブ!ビリー・シーンの姿も。
いや〜素晴らしい!