管楽器でコードトーンを吹く

コードはいくつかの音の組み合わせでできています。

 

ギターやピアノではその組み合わせを、ある程度視覚的にもしくは手指の配置的に捉えていくことができるのですが、管楽器の場合はそうはいきません。

そもそも旋律を奏でることが主な役目である管楽器の奏者にとって、「コード」というもの自体に慣れていくのはなかなか大変なことだと思います。

 

 

コードの構成音(コードトーン)を管楽器で吹くって容易じゃないですよね。

 

まさにそういったことで悩まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

何かいいアイデアはないものかと考えてみたところ、

「時計の文字盤」を利用して整理するのが良さそうだと思いました。

 

 

視覚や指のポジションに頼れないとすると、コードの構成音はインターバルで捉えていくことが有効になってきます。

 

インターバルとは音程のことで、ある音からある音までの距離(音高の差)を「度数」で言い表します。

長3度(メジャー3rd)、短3度(マイナー3rd)、完全5度(パーフェクト5th)などといったインターバルで、ベーシックなコードを構成するコードトーンを見つけることができます。

 

 

今回はまず、時計のように円を12分割し、半音ごとに音名を割り振ったこの図を見ていただきます。

どこがスタートでもかまわないのですが、ひとまず12時が「C」となるようにしてみました。

そこから時計回りに半音づつ上がっていきます。

 

CとDの間には、C#(シーシャープ)もしくはDb(ディーフラット)という2つの名前を持つ音が存在します。ピアノで言うと黒い鍵盤にあたる音ですね。

DとEの間も同じです。

 

ところがEとFの間には#/bの音はありません。同様にBとCの間にもありません。

 

 

ちょっと不規則で覚えにくいと思いますが、まずは何はともあれこの半音の並びを覚えてしまいましょう。

 

新しく何かをできるようにしようとしたら、何かしら覚えることが必要になってくるのは当たり前かもしれません。

ただ、何でもかんでも丸暗記というのは、個人的にはあまりオススメできません。

人によって合うやり方・合わないやり方はあるでしょうが、大体の場合、最低限のことをガッチリ覚えてそれを応用していくのがいいのでは、と思っています。

 

そういう意味では、「半音の並び」は算数をしようとしたときの「123456789の並び」みたいなもので、コードトーンを考えていこうとしたときには必ず押さえておきたい最低限と言えます。

 

ひとまず、時計に見立てたときの12時、2時、4時、5時、7時、9時、11時を見てみましょう。

ここは#/bが付かないC,D,E,F,G,A,Bになっていますので、これらから覚えていくといいかもしれません。

 

 

次回、インターバルを使ってコードトーンを探していきましょう。