作曲の方法…と思いましたが、ブログで書いていくのはちょっと大変なので、「オリジナル曲を作るにあたってのポイント」くらいの感じでお話してみます。
オリジナル曲を作るといっても弾き語りから、バンド、打ち込みなど、形式はいろいろです。
それによって作り方というか、意識する点もアプローチもだいぶ違ってきますが、
いずれにしてもまずはテーマを決め曲調をイメージするところからスタートするといいでしょう。
漠然とピアノの前に座って、もしくはギターを抱えて、まあ楽器はなんでもいいし楽器を使わなくてもいいんですが、とにかくボーっと待っていると、あるときメロディや歌詞、ハーモニーが「降りてくる」なんてことは最初にはまず無いと思います。
だから「〇〇というテーマで歌詞を書こう」とか「〇〇みたいな曲調にしよう」とか、そういう方向づけをしていきましょう。
実際のところ、ほとんどの場合は多かれ少なかれこういった方向づけをしているはずです。ですが、それをより明確に持てた方が曲は作りやすいと思います。
やってみるとわかると思いますが、曲作りとは「判断の連続」です。
歌詞もメロディもコード進行もアレンジも録音もミックスも……すべてにおいて、判断をしていくことで完成に近づきます。
だとすればやはり、「方向づけが明確であればあるほど判断がしやすくなる」というわけです。
ガイドラインですね。
そういう意味では前回もお話した「模倣」であれば、判断は比較的イージーだということが想像できます。
あと、「曲を作るぞ」というタイミングとは関係なしに、常日頃から好きな言葉を書き留めておいたり、楽器を触っていたら不意に出てきたような短いフレーズを録音しておいたり、いろいろな既存の曲を聴いて良いと思った箇所をチェックしておいたり、要は素材のストックですね。これをしておくといいかもしれません。
曲を作る際は、これらの素材を前述の方向づけに沿って組み合わせていくわけです。
ちなみに私には歌詞(言葉)のストックはまったくありません。ゼロです。自分は棚に上げててすみません。
もちろんオリジナル曲なんて、十人十色、ケースバイケース、ありとあらゆる作り方があっていいわけで、ここでお話していることは一例にすぎませんが、よかったら参考にしていただいて、とにもかくにもまずは作ってみてください。