TRIAL LESSON レッスンを体験しませんか
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耳コピ、ハードルの低いところから

耳コピについて、もう少ししつこく書いてみます。w

 

今回は、耳コピを始めるにあたって、こんなところからやってみると良いのでは?という内容で書いてみます。

 

私自身、耳コピが得意ではなかったので、トライしてもなかなかコードが分からなくてモヤモヤしたり、そもそもやってみようという気がなかなか起きなかったりしていました。

私の場合はなるべくハードルの低くくしておくことで、なんとか少しずつ慣れていくことができましたので、そんな体験も踏まえまして

 

 

・まずは簡単な曲から

何事においても同じだとは思います。何かを習得していく上では基本ですね。難しそうな曲はいったん置いておきます。いきなり難しいことをやろうとせず、簡単なところからいきましょう。

 

・一部分だけでも良い

曲の頭から終わりまでまるっと全部と思うと、なかなかヘビーです。がんばっても分からないところはすっ飛ばして、分かる部分だけを耳コピしましょう。Aメロだけ、サビだけ、でも十分です。

 

・答えがある曲を選ぶ

インターネット上や市販の楽譜など、(およそ)正解であろう情報が入手できる曲で練習しましょう。要は答え合わせができる曲ということですね。間違っていた部分があったら、正しいものと両方聴き比べて響きを確認しておきましょう。

ただし、ひとしきり自力で耳コピしてみるまでは簡単に答えを見ないようにしましょう。当たり前ですが、それでは練習になりませんので。

ある程度慣れてきたら、今度は逆にあえて答えを入手しづらい曲を選んでいった方が、自分の耳を信じていけるようになるかもしれません。

 

・だいたいで良い

ちょっと専門的な話になりますが、響きが似ているコードというのがあります。コードを構成している音がいくつも共通していたりするワケですが、こういうコードは曲の中の役目も同じだったりします。こういう似た役目のコード同士は聴き間違えやすいんですが、たとえ取り違えたとしてもOKということにしちゃいましょう。

また、ちょっと複雑な響きの場合は、「ベース音がなんの音か」と「メジャーコードかマイナーコードか」まで分かればOK!自分を褒めてあげましょう。

 

・ダイアトニックコードを知っておく

音楽理論をマスターしないと耳コピができない、なんてことは断じてありませんが、キーとダイアトニックコードについては、知っていると知らないとではだいぶ違いがあるでしょう。

ざっくり言えば、一曲の中でよく出てくる(よく使われている)コードというのは、いくつかに絞られている場合が多いということですね。シンプルなものだと、4つ~5つくらいのコードでできている曲もたくさんあります。

 

・ゆっくり再生して聴く

分からないとき、その理由として「速さ」はかなり大きいと思います。速くてききとれない。逆に言えば、ゆっくりであれば聴き取れることがかなりあると思います。

何度も言っている気がしますが、今どきはアプリ等を使えばいくらでもゆっくりにして再生できますからね。ぜひ活用してみてください。

 

 

いかがでしょうか。

 

手順としては

①ベース音を聴き取る → ②メジャーコードかマイナーコードを判別する

で、とりあえずはそこまでを目標にがんばれると良いかと思います。

※ベース音は1つのコード内でも移動して、いわゆるベースライン(ベースの旋律)になっていることがあります。そういう場合は、コードの切り替わりの1音目をがんばって聴き取るようにしてみてください。

 

 

3つほど練習用の曲をピックアップしてみます。

ぜひトライしてみてください!

 

1曲目はボブ・ディランの「Knockin’ on Heaven’s Door」です。

シンプルな繰り返しですが、前述の似た響きで役目が同じコードがあるので、ベース音をよく聴いて。

 

2曲目はザ・ビートルズの「Let it be」です。

2コーラス目(1’07″〜)からベースが入っているので、ここから耳コピしてみましょう。

 

3曲目はマルーン5の「Sunday Morning」です。

これも基本はずっと繰り返しです。