さて、好きなギタリストを3人挙げてきましたが、キース・リチャーズ、プリンス、ジミヘンという、なんとも言えない感じになってしまったので、今回は、さほど思い入れがなくとも重要なプレイヤーおよび個人的に気になっているギタリストをピックアップしてみようと思います。
まずは比較的新しめの人たちから。
アイザイア・シャーキー
ギタリスト界隈では今もっともホットであろう人の1人。
ディアンジェロのお気に入りですね。プリンスが存命の時には、彼に気に入られるプレイヤーってのは太鼓判だったわけですが、ディアンジェロのお気に入りというのも「間違いない感」があります。
いわゆるネオソウル系ギターの旗手ですね。ゴスペルがルーツみたいですが、ブルースフィーリングもあり、ダイナミクスが素晴らしい。
エリック・ゲイルズ
フュージョンバンド「スタッフ」などで活躍したエリック・ゲイルとは別人です。
先日ご紹介したエリザベス・コットンと同じように、右利き用のギターをそのままひっくり返して左で弾くという、珍しいスタイル。
この人はブルースマンですね。左利きだから?ジミヘンを連想させるところもあります。スケールの大きいリズム感がいいです。
カート・ローゼンウィンケル
コンテンポラリージャズの最重要ギタリストといえば今はこの人なのかな。
やはり楽器を問わず、世代的に、初めからいろんな要素がミックスしている感じがします。マイルス・デイビスやハービー・ハンコックが新しい要素を取り入れてスタイルチェンジしていったのと違って、要素が全て不可分でひっついてる感じ。
だからクラプトンとやったりしても極端に浮かない。ブルースリックなんてほぼ弾いてないのに。
ジュリアン・レイジ
こちらもコンテンポラリージャズの超新生。
この人のはもっとルーツが分かんない。笑。聴きやすいのだけど。
ブルースがあんまり入ってないのかな。どっちかっていうとカントリーとか?クラシック?
とにかくニュアンスとかダイナミクスのコントロール、自由で歌心のあるフレージングが素晴らしい!
コリー・ウォン
この人はいいですね!
カッティングだけで天下を取ろうとしてるらしいです。そういうの大好きです。
さすがに素晴らしいキレ味です。
リードギター(ギターソロ)もバリバリ弾けそう……でも、やらない。笑
この中で、聴いてて一番楽しいのはこの人のプレイです。
マテウス・アサト
この人は日系のブラジル人だったかな?
ユーチューブに演奏動画をアップして話題になりました。
これも、何系っていうのかな……。ギターミュージックですね。
素晴らしい。
いや〜〜みなさん、めちゃくちゃに上手い。当たり前か。
リズム、ニュアンス、ダイナミクスとかのフィーリングが良いんですよねー。