ソリッドのエレキギターといえば、やはりストラト、テレキャス、レスポールの3タイプが大スタンダードではありますが、それ以外にも魅力的なモデルがたくさんあります。
挙げていくときりがないのですが、思いつくままにピックアップしてみます。
まずはフェンダー社から。
ムスタング
ネックは細めのショートスケールで、手の小さい方にもオススメなのがムスタング。フロント・リアにシングルコイルのピックアップというところはシンプルですが、フェイズ(位相)スイッチが付いています。これを上手く使うと面白いサウンドが得られるかも?ムスタングといえば、日本ではCharさんでしょう!ニルヴァーナのカート・コバーンでも有名ですね。
ジャズマスター
なぜジャズマスターという名なのか。今となっては「?」ですが。当時はジャズを演るために作られたそうです。確かにフェンダー系の中では豊かな音なので、ジャズに合う…かなー?いやしかし、スイッチ類の複雑さよ…。所有していないだけに、いまだに把握しておりません。
ジャガー
ジャズマスターに似ていますが、こちらはショートスケール。音はジャズマスターよりガッツがある感じがするかな…。いやしかし、スイッチ類の複雑さよ…。所有していないだけに、いまだに把握しておりません。低音をカットするローカットスイッチなるものも付いています。
フェンダーには「スクワイヤー」というセカンドブランドがあり、主なモデルはスクワイヤーでも作られています。フェンダーに比べ価格が安いので、ブランドにこだわらずフェンダー系のギターを求めるのならアリだと思います。
次にギブソン社。
SG
SGはソリッドギターの略。無駄を削ぎ落としたまさにソリッドな作りとサウンド。レスポールに比べ重量は軽いかな。個人的にギブソンで一番好きなのは、このSGです。SGといえば、やっぱりアンガス・ヤング!トニー・アイオミ!スライドギターの名手、デレク・トラックスの愛機もSGです。SGについてはまた書きたいですね。AC/DCのコピーバンドやりたいなぁ…。
フライングV
これぞ変形ギターの王様。弾きにくい?そんなことは問題じゃありません!見てくれ、大事でしょ?誰がなんと言おうと、もっともカッコいいギターはこれです。マイケル・シェンカー、ポール・スタンレー、アルバート・キング、ジミ・ヘンドリックスなど。ハードロック系のギタリストからブルースマンまでを虜にしています。
ファイヤーバード
独特なデザイン、圧倒的な個性。これを持っていたら一目置いちゃうかも。ジョニー・ウィンターやロン・ウッドをはじめ、ブルース、ブルースロック系のギタリストがよく使っていました。
エクスプローラー
HR/HM系のギタリストが使っているイメージがありますが、今さらながらにカッコいいギターですね。とくにヘッドがカッコいい。
ギブソンには「エピフォン」というセカンドブランドがあり、主なモデルはエピフォンでも作られています。ギブソンに比べ価格が安いので、ブランドにこだわらずギブソン系のギターを求めるのならアリだと思います。
ただ、エピフォンは、フェンダーにおけるスクワイヤーの位置づけとは若干異なり、もともとはギブソンとは別のメーカーでした。そんなわけでエピフォンにしかないモデルもあり、それを好む人も少なくありません。かのビートルズのメンバーは、こぞってエピフォンのカジノというモデルを使っていました。
フェンダーにもギブソンにも、もっとマニアックなモデルはありますが、主なところではこんな感じでしょうか。
フェンダー、ギブソン以外のメーカーはまた次回…。