あれやこれや書いていたら、ベーシストのご紹介が滞ってました。
1人目はミシェル・ンデゲオチェロでしたので、2人目は……
う~~~ん……
スクエアプッシャー
にしましょう!爆
一般的な押さえておくべきベーシストを軒並みすっ飛ばしてのスクエアプッシャー。
我ながら良いと思います。
スクエアプッシャーは、テクノなどのいわゆるクラブミュージックのシーンにおいては、ビッグネームに違いないんですが、一般的な知名度はいかほどなんでしょうか。
ましてやベーシストとして、となると。
しかしながらですね……。
むちゃくちゃ上手いんですよ!ベースが!
あ、スクエアプッシャーというのは、トーマス・ジェンキンソンというイギリス人のユニットです。
1人のユニット、ていうか個人の芸名ですね。
主にドラムンベースやエレクトロニカと言われるジャンルで作品を残してきています。
変態的とも言える緻密な打ち込み、エクスペリメンタル(実験的なディープな音楽)とポップの間を自由に行き来するバランス感覚、そして超絶技巧のベースプレイ……。
ライブではベースを弾きまくっています。
スラップも速弾きもコード弾きもバリバリです。
そこだけ見ると、個人的に思う「良いベーシスト像」とはかなりかけ離れているのですが、弾きまくりのベースもジェンキンソン一個人の創造する音楽の一部だと考えると、これはアリなような気がしてくるのです。
作曲してベースを弾くだけじゃなく、トータルクリエイターであること。
そのことが他のベーシストとは決定的に違うところであり、スクエアプッシャーの音楽を唯一無二のものにしているように思います。