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苦節15年、ついに…トランペットのマイブーム到来!

 

今回は私ごとで恐縮なんですが…

苦節15年以上、ついに、ついに…トランペットのマイブーム到来でございます!

 

ヤマハの中古トランペットを入手したところから始まった私のトランペット人生。

最初はもう、ウンともスンとも鳴りませんで、こんな難しい楽器があるのかと、軽々吹いている人たちはなんなんだと愕然としました。

 

粘って吹いてみるも、音が鳴らないっていうのはもう楽器としてまったく面白くないですからね…。

でも、たくさん吹いている人がいるんだからきっと自分にもできるはず。

そう思って暇を見ては吹いてみる、を続けました。

 

しばらくするとさすがに音は鳴るようになってきたのですが、とにかくコントロールが効かない。

音も「トランペットの音ってこんなだけ??」というヘナチョコサウンド。

運指はすぐに覚えられたんですけどね、なにしろ吹きたい音を鳴らせないのはジレンマでした。

 

ほんの少〜し上達してなんとか1オクターブくらい吹けるようになったところで、景気づけにCONNのビンテージトランペットを購入。

私が吹いてもヤマハとの違いは明らかで、私はCONNの音が好きでしたし、見た目も気に入りました。

しかし、楽器が変わったところで根本的な吹き方がなってないので、依然として苦悩は続きます。

 

それから15年ほど、成長曲線はずっと横ばいのまま、一応はやめずに細く細く続けてきたわけです。

吹く頻度としてはバラつきがあるけれど、平均するとひと月に20分くらいかな。

ザ・細々と!ですよね。

 

 

そして!

このところようやく、コツを掴めそうな気がしているんです!

 

サックスやフルートのレッスンでは、生徒さんにさんざん「チカラずくじゃなくて、息のスピードをコントロールして吹く」ってことを言っているんですが、トランペットを吹こうとするとどうもそういうイメージが持てなかったんです。

でも同じ管楽器なので、そのへんは共通しているはず…。

それがふとした拍子にちょっと分かったんです。

ああ、そんなに力まなくてもいいのかも、って。

この気づきに15年かかった。w

 

気付けば、音域も2オクターブほどにまで広がりました。

こうなってくると俄然楽しいし、練習しがいもあります。

 

いや〜〜、ここまで続けてきた自分を褒めてあげたい。

そもそも音が鳴らないところからのスタートだったので、とにかく何かしら音が鳴っていればそれなりに楽しかったのでしょう。

それに、トランペットに関してはまったく焦っていなかったし無欲だったのだと思います。

だから上達が遅かったのでしょうけど、逆に挫折してしまうこともなかったのかもしれません。

 

最近は毎日吹いています。

あ~~楽しい。