ひさしぶりに
「この人は歌が上手い!」と思う人を挙げ、無理やりにその良さを押し付けるという、けったいな企画!
をやってみます。
今回は……
松崎しげるさん!
なんともう70歳を超えていらっしゃるんですね。
昨今の松崎さんといえば、真っ黒に焼けた肌と、バラエティー番組で見せる陽気でコミカルなキャラクターが思い出されるでしょうが、
本職はもちろん歌手。
しかも昭和の時代から、日本を代表する「高い歌唱力を持った歌手」と言われていました。
まず、その声色がステキです。ハスキーでありながら、とてもしっかりした芯の太さがある。
高音域でもファルセットで「抜く」ことはまったくせず、突き刺すようなヘッドヴォイスを聴かせます。
伸びやかなハイトーンボイスをはじめ、優しいウィスパーヴォイスから非常に力強い声までダイナミクスの幅が広く、音域の広さと合わせて松崎さんの歌唱力の土台となっています。
加えて、滑らかに音程を下げるフォールや、次の音へ繋ぐ巧みなフェイクも効いています。
この世代の歌手に多い「リズムのタメ」は、やはり今の耳で聴くとやや古臭くは感じてしまいますが…
とにかく素晴らしいわけですよ!
松崎さんのWikiページを見ると、学生時代には後のガロになるトミーとマークと共にバンドをやっていたんですね。
デビューのきっかけは宇崎竜童さんからのスカウトだそうで、この方も日本の歌謡界の超キーパーソンですよね。
デビュー後はたくさんのCM曲で歌っており、その中のひとつが代表曲の「愛のメモリー」でした。
ちなみに左利きですが、右利き用のギターを左で構えて弾くことでも知られています。
こうやってご紹介している私も、じつは代表曲以外はあまり存じ上げないので、これを機に勉強させていただきます!
素晴らしい。
名曲!
今年の映像ですね。70歳にしてこの力強さ!
CM曲をいっぱい歌われていました。
グリコアーモンドチョコ。
トミーとマツ。