岡村ちゃんこと岡村靖幸さんの新曲は、ライムスターとのコラボ曲「マクガフィン」。
これは、ひさしぶりにやられました。率直に言ってカッコいい。
ちょっと意外かもと思ったコラボは、バッチリ、ガッチリ!
曲は岡村ちゃんによるものだそうですが、確かに「らしさ」溢れるフューチャーポップファンク。ベースがブリブリです。
ヴァース(ラップ)→コーラス(歌メロ)→フック(サビ?)→インタールード(スクラッチ)
(ちょっと各セクションをなんと呼ぶのか分からないですが)
のような4段構成になっているのも面白い。
そして、ここでの岡村ちゃんのコーラスが素晴らしい。
キーがEのファンクから平行調のGメジャーに行くんですが、2つ目でB♭オーギュメントが!そこにシンプルなんだけどなぜか独特に聴こえるメロディが乗ります。
岡村節の真骨頂ですね。
ライムス勢では、Dさん(Mummy-D)がキレッキレのラップを炸裂させています。
高速32分~6連~16分とノリをコロコロと変えていきます。
面白いのはフック?サビ?の最後を「ア~~~~~!」というボイスサンプルをトランスフォーマースクラッチの要領で細切れにしているところ。
この細切れの手法自体は目新しくはないけど、曲の締めの部分をこれにするってのは、自分だったらにわかには出てこないアイデアだと思う。
近年の岡村ちゃんは活発で嬉しい限りです。
コラボも多い。
そういえばちょっと前にはKICK THE CAN CREWともコラボしていました。
この曲のサウンドプロデュースはKREVAと蔦谷好位置だそうで、ポップでいい出来ですが、同じラップグループとのコラボなら個人的には今回のライムスとの「マクガフィン」が断然好きです。
関係ないのだけど、これを書いていて、角松敏生さんの新曲(と言っても半年前w)「東京少年少女」も思い出しました。
ずいぶん若々しい曲をやっているなーと。お元気に活動されていて何よりです。