今日は夕方にはレッスンが終わったので、生徒さんたちとワインを飲んじゃいました。
で、ギターを弾いて歌ったりしていると……
「バツッ」とひさしぶりにギターの弦が切れました。
ああ〜〜〜。
⤵️⤵️⤵️となっちゃいましたが、
そのとき弾いていたのが、いつもレッスンのときに使っているフェンダーのストラトキャスター。
こいつは、スクールをオープンさせるにあたってレンタル用の楽器を準備している際に、実家に置いてあったのを思い出して持ってきた楽器です。
私が中学生の頃に初めて買ってもらったギター。
親にねだって。
どうしてもサンバーストのストラトが良かったんですね。
「フェンダーの」。(フェンダージャパン。当時はフジゲン製ですね。)
何も分からないなりに、カッコイイ楽器を、と考えて選んだんだと思います。
当時、キース・リチャーズに憧れたりしていたと記憶していますが、なぜかテレキャスではなくストラト。(チェッカーズの武内亨氏の影響かな?)
この辺りに私の冒険心のなさが現れております。
分からないならとりあえず王道に行くという。www
それから18歳で東京に出てくるわけですが、そのときにこの楽器は実家に置いてきてしまいました。
以来、ギターそのものから少し距離をおいていた時期もあり…。
この度、約30年ぶりに、このストラトを復活させたわけです。
あちこちぶつけていて傷だらけ。
若気の至りでトラスロッドをグリグリやったおかげで、もう、一切余裕なし。
電気系統もやられていて音が出ませんでした。
リペアに出して、大復活!
今更ながらに、軽量でめっちゃ弾きやすいギターでした。
今日この楽器を見ていたら、ふと、ノスタルジックな気分になりました。
あの頃は本当に音楽について、何も分からなかったなと。
思うように弾けなくて。
いろいろ聞ける人もいなくて……。
こいつ(ストラト)も、30年経って、まさか音楽スクールの備品として使われることになろうとは、思ってもみなかっただろうな。
ストラトさん、ありがとう。
またこれからしばらく、よろしくお願いしまっせ!