ローリングストーンズの新譜が出るようですね!
先日発表されたリード曲「Angry」を聴いてびっくり(失礼)。
メチャメチャかっこいいじゃないですか!
アルバムも俄然楽しみになって来ました。
1990年に「スティールホイールズ・ツアー」で初来日。
当時、ツアーのライブ映像を見てからというもの、10代の終わりごろまではストーンズを熱心に聴いていました。
デビューからの多数のアルバム、そして1994年リリースの「Voodoo Lounge」。
さらに1995年のアコースティックなライブ盤「Stripped」もお気に入り。
しかし、1997年の「Bridges to Babylon」。これがあまりグッとこなかった。
個人的にロック的なものからジャズやソウル、ヒップホップなどのブラックミュージックに好みが移っていったこともあるとは思いますが。
キースがメインボーカルのカリビアンな「You don’t have to mean it」やスローな「Always Suffering」は好きでした。
というか今聴くとけっして嫌いなアルバムではないですね。
とにかくそれ以来、ストーンズの動向はさほど気にしなくなってしまいました。
次のオリジナルアルバム「A Bigger Bang」(2005年)にいたっては買ってもおりませんで…。
(あ、キースのソロアルバム「Crosseyed Heart」は素晴らしかったです。)
さて、来月リリース予定だというニューアルバム。
「A Bigger Bang」からは18年ぶり。
「Bridges to Babylon」からだとじつに26年!
超ひさしぶりにストーンズのアルバムを楽しみに待つこととなりました。
それまでは「Angry」をヘビロテですね。
故チャーリー・ワッツが後任に指名したスティーブ・ジョーダンの、どっしりしたビートからスタートのるこの曲。
ミディアムテンポでのグルーヴィーなドラムがたまらんです。
そこにキースのリフ!
そしてミックのボーカル!
チャーリーのドラムも大事だったことに違いないですが、キースのリフとミックの声があればストーンズになるんだな〜。
グルーヴマスターのスティーブ・ジョーダンとダリル・ジョーンズ(ベース)が支えるリズムはとにかく強力で、足まわりはガッチリという感じでしょうか。
しかし、ストーンズのエンジンはやっぱりミックとキース。
とくにミックの声の若々しさ!80歳とはにわかに信じがたいものがあります。
MVも文句ない仕上がり。
ビルボードに映る過去の写真や映像が新曲「Angry」に合わせて演奏するという、古くからのファンもニヤニヤしてしまうだろう演出。
ノリノリで歌うシドニー・スウィーニーを乗せたベンツのオープンカーが走るだけという潔さもいい。
そして色味も好きな感じで、このMVが曲の印象をより良いものにしていると思います。
80歳を超えても転がり続ける、まさにリヴィングレジェンド。
ストーンズに興味のなかった方もこの機会にぜひ聴いてみてください~。