今日は私の好きなアーティストをご紹介します。
好きなアーティストはたくさんいるので少しずついきたいと思いますが、まず今回は…
ローリン・ヒル (Lauryn Hill) さん
です!
ご紹介といっても、彼女は大スターなのであらたまって私が書くこともとくにないのですが、知らない!という方もいらっしゃるかもしれませんので、どうぞお付き合いください。
ローリンは1975年ニュージャージーに生まれて、10代の早い段階でワイクリフ・ジョンとプラズに出会い、ヒップホップグループ「フージーズ」を結成します。
1993年にはウーピー・ゴールドバーグ主演の映画「天使にラブソングを2」で生徒役のメインキャストを務めると、フレッシュな演技とすばらしい歌で魅せ、注目を集めます。
フージーズのセカンドアルバム「The Score」は世界的に大ヒットし、グループはグラミー賞を受賞しますが、その後は徐々にグループとしてより各々のソロの活動が活発になっていきます。
そして1998年にローリンがリリースしたファーストソロアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」はフージーズのセカンドに匹敵するほどの大ヒットを記録。
アルバムをひっさげたツアーでは日本でのライブも大成功し、ソロとしても当時のヒップホップ/R&Bを代表するトップアーティストになったローリン。
日本でも安室奈美恵さんをはじめとする多くのアーティストが彼女からの影響を受けていました。
当時は音楽面はもちろん、ファッションアイコンとしても際立った存在でした。
プライベートではボブ・マーリーの息子さんローアン・マーリーとの間に5人の子供をもうけ幸せそうでなによりなのですが、ファーストアルバムの後はMTVのアンプラグドライブを収録したライブアルバムをリリースしたのみで、もう何年も作品のリリースはありません。
ライブではあいかわらずすばらしいパフォーマンスをしているようですが…。
というわけで私を含め世界中のファンは今もなお新作を心待ちにしています。
さて、ローリンの魅力はたくさんあるのですが、まずはなにしろ声のよさが挙げられます。
ハスキーでありながら力強さしなやかさ、そして可愛らしさをもあわせ持ったその声はまさにギフトと言えます。
もちろん本人の努力の賜物といえるラップやボーカルのスキルも超一級品。
とにかくリズムがすばらしく、ローリン節のメロディフェイクがめちゃくちゃクセになります。
また、飾らない言葉で身近なことや自分の思いや考えを綴ったナチュラルな歌詞は、彼女が広く支持を得た要因の1つでしょう。
そしてフージーズ時代もさることながらソロアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」の楽曲のすばらしさよ…。
とくにサウンドテクスチャーが秀逸で、それ以前のヒップホップのプロダクションの枠にとらわれない生の弦楽器、管楽器、打楽器などやコーラスの音の絡みが美しい。
録音はボブ・マーリーのタフゴング・スタジオ(ジャマイカ)なんですね。
本当にこのアルバムはマスターピースだと思います。未聴の方はぜひ!
ちなみに私は当時レコード盤しか購入時ておらず、今ウチにあるCDは母のCDラックで見つけて拝借したものです。
ライブアルバム「MTV Unplugged No 2.0」では打って変わって全編アコースティックギターの弾き語り!
これがまたとても味わい深く、素のままのローリンの歌がどこまでも染み入る名盤で、いっときはかなりヘビーローテーションしていました。
そうそう、ローリンはライブパフォーマンスもすばらしいようです。
残念ながら生では未体験なのですが、10年ほど前に「そう言えばローリン・ヒル、どうしてるのかな〜」と検索してみたら出てきた当時のライブ映像の迫力に、画面越しでも圧倒されました。
そのうちまた日本に来てくれないかな〜。今度こそ観に行きたいな。
そしてセカンドアルバム、待ってます!
はい、ということでローリン・ヒルさんでした〜。888888
次はどなたかな〜、てか、いつかな〜…。
フージーズ時代のローリン。
ソロファーストアルバムより。
コラボなど。
このライブ最高。