今年はゴールデンウイークに先駆けて少しだけ帰省してきました。
そして実家の自室にてこんなものを発見。
「クイック・マスター・シリーズ、ロックギター!」
1990年…。かれこれ30年以上前ですね。
私がギターを始めて間もないころに手にした本です。
中身はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、ごく初歩的なことが独特なイラストによって説明されています。
そういえばそれ以来、かれこれかなりの数の教則本を読み漁ってきました。
どの教則本でも一冊、書いてあることをしっかり理解し練習していけばそれなりに成果は出るはずですが、中にはピタッと自分に合う内容・語り口のものもあり、逆に言うとうでないものは買ってもほとんど手付かずという結果になることもしばしば。
とくに初心者のうちに読む教則本は、分かりやすく自分に合ったものであればラッキーですが、下手をすると音楽が楽しくなくなってしまうようなものもあるかもしれません。
なにも脅かすつもりで言っているわけではありませんが、ようはあまり堅苦しくなく楽しむことを第一に書かれた本がいいように思います。
ただ、一方でじつに奥が深いのも音楽の魅力です。
私もレッスンにあたっていつも意識していることですが、「間口は広く、敷居は低く、奥が深い」そんな風に書かれている教則本だとステキですね。
きっとこのバランスが難しいんですよね。
そういう意味では、気軽さに振り切ったり専門性に振り切ったりしてしまえば、比較的書き易いんでしょうけど。
そのうちまた私が読んでよかったと思えた本・教則本をご紹介してみたいと思います。