今回は日本のギタリストをご紹介。
ご紹介といってもフェスやテレビ、ラジオなどにもたくさん出演されているので、ご存知の方も多いとは思いますが。
Reiさんです。
いつの時代も才能のある若い方ってのはどんどん出てくるものなんでしょうけど、彼女もまた素晴らしい才能の持ち主です。
ギターを弾きながら歌うわけですが、若いながらにブルースに大きな影響を受けており、いわゆるロックバンドのギターボーカルとも、いわゆる弾き語りとも一線を画すプレイをします。
そのスタイルはまさにブルース。歌とギターが切っても切れない関係に成り立っています。
フェイバリットはジョニー・ウィンターとか。渋すぎです。
オーセンティックなブルースも素晴らしいですし、ゴリっとしたロック、アップテンポでファンキーな曲調、フォーキーな曲調、ジャジーな曲調…なんでも器用にこなします。
器用というと必ずしもポジティブなだけの表現ではない気もしますが、そんな他意はなく、ホントにどの曲もビシッとカッコよく歌って弾きます。
ギタープレイでは、とくにカッティングやパーカッシヴなプレイに目を見張るものがあります。
ちなみにピックは一般的なものとちょっと違い、サムピックという親指に着けるタイプのものを使っています。このあたりもブルースギタリストっぽい。
メロディや曲の作りには洋楽の影響を大きく感じますし、歌詞は日本語と英語が区別つかないような完全な折衷スタイル。
幼い頃、英語圏で育ったんじゃなかったかな?バイリンガルですよね。
そんな本格派で渋く通好みの面がある一方で、女の子らしさや、歳相応の可愛いらしい部分も合わせ持っています。
ファンション性、映像の「映え」もあり、なんというかスペックが高く、商品価値も高いんだろうなーと思ったり思わなかったり。
ソロのアーティストですが、ライブやレコーディングにはたくさんの素晴らしいミュージシャンが参加しており、その人選も妙に納得させられるというか面白いんですよね。
つい先日、モード学園のCMに使われるらしい新曲が発表され、その出来がまた素晴らしかったので記事にしてみました。