久しぶりにベーシストのご紹介です。
今回は新しい才能を。
Kinga Głyk
というポーランド出身の女性ベーシストです。
キンガ……グゥイクと読むそうです。
私の情報源は主にYoutubeですので、彼女もそこで見つけました。w
「Joy Joy」というビデオクリップを最初に見たのですが、ベースプレイもさることながら、そのビデオのノリが気に入りました。
曲も、「難しいことをしてやろう」という意図を感じるものではなく、シンプルにダンサブル。
パックマンから始まるのも好き。
気になって調べてみると、まだ22歳!? 若っ!
でもちょっと老けて見えますかね…。すみません。大人びてるってことで。
そして、ポーランド出身と。
ポーランドというと、かのショパンの生まれた国であり、クラシック音楽では重要な国であることは疑いようもありませんが、実はジャズも盛んなんですね。
戦前から、単なるアメリカの真似じゃなく、独自のジャズを発展させてきました。
叙情的でありながら非常にテクニカルであることがポーランドジャズの特徴としてあげられますが、彼女もメチャクチャ上手いです。
でも彼女は、先ほどのビデオの話にも通じますが、テクニックを見せることよりも「曲をどう聴かせるか」を優先しているように思います。
この感覚って、一生懸命ジャズを勉強・練習している人にはあんまりなくって、どちらかというとポップスとかダンスミュージックを演奏したり作ったりしているような人の方が強い感覚かもしれない。
個人的にはこの辺のバランス感覚が、「この人かっこいい!」って思うかどうかの大事なファクターだったりします。
と思って、彼女のYoutubeチャンネルの他の動画も見てみると……
ただ上手いだけのヤツ、いっぱいアップされてました。w
思いっきりコンテンポラリージャズの人なんだねぇ、もーちょっとブルーノ・マーズみたいなのやったら良いのに…。(余計なお世話)
でも、上手いってことは素晴らしいですからね。ええ。
ドナ・リーやってますネ。
楽器は、動画ではほぼ一貫してナチュラルカラーのフェンダージャズベースですね。
「Joy Joy」のときのSGベースもよく似合ってていいと思うけど。
てか、このピアニストやばい…!
フィーチャリング、アノマリー?
けど出てこないんだね。もっとアノマリーぽい曲の方がよかったかな。