ローリングストーン誌のランキングってありますよね。
偉大なシンガーTOP100とかのあれ。
先日、2023年版の「史上最も偉大なギタリストTOP250」というランキングが発表されました。
まず250というボリューム。そしてエリック・クラプトンが35位という、なかなかに物議を醸すランキングとなっています。
まぁ、こういうランキングってちょっと楽しむにはいいけど、あんまり真に受けない方がいいですよね。
そもそもこれにランクインされているギタリストも、他のランカーと競っているつもりもさらさらないでしょうし。
ただ、じっさい世の中には優劣が気になる人が多いみたいだし、私自身そういった思考が全くないと言うと嘘になりますが…。
生徒さんとそのランキングについて話していたところ、「ベーシストランキング」があったらどうだろう、と話題はベーシストへ。
そのときは、ポール・マッカートニー、ジャコ・パストリアスあたりが1位2位じゃないかってことで話が落ち着いたのですが、みなさんはどう思いますか?
他にはレッチリのフリー、ジェームス・ジェマーソン、ジョン・ポール・ジョーンズ(レッドツェッペリン)、ジョン・エントウィッスル(ザ・フー)あたりの名前が出ていました。
でもベーシストのランキングなんてベーシスト以外興味ないもんね〜、なんて笑っていたのですが…
なんと!
すでにあったのですね!
「史上最高のベーシストTOP50」
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/34298
まじか〜、やるな〜ローリングストーン誌。
(表紙のブーツィー・コリンズ…w せめてベース持ってるとこにしてあげてw)
さてさて、どういう結果となってますでしょうか?
おおお〜
1位 ジェームス・ジェマーソン! そこか〜〜。渋い!
2位 チャールズ・ミンガス! お〜〜2位がジャズベーシストか。
3位 ジョン・エントウィッスル! ロック勢ではこの人がトップか〜、へ〜〜。
ちなみにポール・マッカートニーは9位、ジャコ・パストリアスは8位でした。そうなんか〜〜。
選考基準は分からないけど、ギタリストのランキングと比べると渋い人がランクインしている気がします。
ジャンルもギターに比べロック率が低い印象で、ジャズやフュージョン、R&B、ソウル系がけっこう入っています。
面白いところでは5位にキャロル・ケイという女性ベーシストがランクインしています。
彼女はレッキンング・クルーというUS西海岸のミュージシャンユニオンに属した人で、ビーチボーイズの名盤「ペットサウンズ」やモータウンレーベルのヒット曲などで素晴らしいプレイをたくさんレコーディングしたことでこんにち知られるようになりました。
個人的には17位のロビー・シェイクスピアや28位のアストン・バレットといったレゲエベーシストのランクインが嬉しい。
若いベーシストにとってはヒーローと目されるフリーは22位とやや辛めな評価かな。
まぁ、こういうランキングってちょっと楽しむにはいいけど、あんまり真に受けない方がいいですよね。
そもそもこれにランクインされているベーシストも、他のランカーと競っているつもりもさらさらないでしょうし。