宮島くんとトランペット

今日はこの動画を見てみてください。

 

 

どうです?ステキじゃないですか?

 

これを何から何まですべてを1人でこなし、作ったのは、宮島くんという私の友人です。

 

もう15年前くらいになるかな、当時はよく会っていて、一緒にライブなんかもしていたんですが、ここ何年もなかなか会えずにいました。

そしたら今朝、おもむろに「ポコン」とメッセージが届きまして、開くとこの動画が。

コメント付きで、なんとこのバックに流れるトランペットは彼自身による演奏だと言うじゃないですか!

 

マジか!

 

えも言われぬ気持ちで動画を見てみると……

淡々としながらも宮島くんらしいナレーションが。

 

そして流れ始める「You Dont Know What Love Is」。

 

この動画の脚本じゃありませんが、それを聴いた私は思わず目が潤みました。

 

 

じつは宮島くんとトランペットには感慨深いものがあるのです。

 

宮島くんと出会ってすぐの頃、我が家に遊びに来た彼が、その辺に置いてあったトランペットを見つけます。その日が彼のトランペットとの出会いでした。

試しに、と吹いてみると……

「ポッワ~~」っと鳴るじゃないですか!

 

やってみたことがある人は分かると思いますが、ファーストブロウではなかなか音が出ないものです。

「おおお!」と私。

「おおお!」と宮島くん。w

 

トランペットも吹けたらいいな、と軽い気持ちでトライするも思うようにならず、かなり苦戦した私は、この、最初にしてキレイな「ポッワ~~」にびっくりしました。

でも、それ以上にびっくりたのは宮島くん本人だったろうと思います。

その後も「ポッワ~~、ポッワ~~」と吹き続け、まさに新しいおもちゃを手に入れた子供のよう。w

すでに放置気味だったそのトランペットを「貸すよ」と私が言うと、嬉々として持ち帰ったのをよく覚えています。

 

しばらくすると自分の楽器を買ったと言って、貸していたトランペットを返しに来ました。

それから、ゆうに10年、いや15年近くは経った今日のこの動画です。

 

絵や脚本など世界観もホントに宮島くんらしくて素敵なんだけど、私としてはとにかくトランペットの音色にヤラレまして。

 

 

この動画で言っている「宮島塾」というのは彼の私塾で、教えているのはDJing

http://miyajimajyuku.com/

中でも「スクラッチ」に特化した内容です。

レコードを前後させてキュッキュッとやるアレです。

宮島くんは、「スクラッチャー」としてDJコンテストで2度の日本一になり、さらに世界へ名を馳せるDJなのです。

 

 

その彼が、あの日以来、ず~~~~っとトランペットを続けていたのです。

本人曰く「ほーんのちょっとづつ」、でもやめずに続けていたのです。

 

さすがにもう吹いていないかもな、と思っていた私は続けていたということだけでも、なんだかえらく感激してしまいました。

 

さらに完全に独学!だそうですが、音を聴くと、宮島くんならではの研究や試行錯誤が想像できます。

彼のDJとしても、いち音楽人としても素晴らしいところは、そういった研究心や分析力だと思っています。

繊細でいい音だわ〜〜。

 

 

はからずも、かねてから私がこのブログでも言っている、「続けてさえいればちょっとづつでも上手くなる」と「少ない時間でも、要点を押さえていくことで上達できる」ということを地で行って証明してくれた気がして、これまた嬉しかった。

 

 

2人でライブした時の写真。