【DTM】シンセサイザーとは1(オシレーター)

ブログ記事の内容は「なるべくなら誰かしらにとって有意義なことがらを」と思っていつもネタ探しをしています。

自身の体験からひっぱってくることも多いわけですが、そういえばシンセサイザーについてはよく分からない時期がずいぶん長かったなーと、ふと思い出しまして。

 

ということで、シンセサイザーについてお話してみます。

テクノやテクノポップ、EDMといった音楽には必需品のシンセサイザーですが、今や(一聴してそれと分からないような使い方も含め)ありとあらゆるシーンで使われています。

普段その手のサウンドにはあまり関心がない方にも、豆知識として読んでいただけたら幸いです。

 

 

まず、シンセサイザーとはなんなのか。

 

シンセサイズ(Synthesize)は「合成する」といった意味で、電子工学によって音を発振・加工、つまりさまざまな音を合成することができる楽器(機器)の総称をシンセサイザーといいます。

このことから、シンセサイザーは必ずしも鍵盤楽器ではありません。

小室哲哉さんらがよく使われているようなやつは「鍵盤付きシンセサイザー」ということになります。

 

いかにもないわゆるピコピコ音から、エレキギターやヴァイオリン、オルガン、フルートといった楽器を再現した音、幻想的な音、宇宙を思わすような音…。

理屈のうえでは、「こういう音」とはっきりイメージできる音はおよそ近づけて作り出すことができます。

もちろん慣れないうちはかなり試行錯誤が必要ですが。

また、デジタルシンセサイザーであれば、たくさんのプリセットが用意されていますし、まさに「レシピ」といった具合で求める音に近づけるためのパラメーター設定を紹介してくれているサイトもあります。ありがたや〜!

 

 

さて、その歴史を紐解いていろいろなシンセサイザーを見ていくのも面白そうですが、今回はもう少し実践向きに絞って

「アナログシンセサイザー」の説明を簡単にさせていただきます。

 

アナログシンセサイザーに対してデジタルシンセサイザーがあり、ソフトウェアシンセなども大枠ではこれに該当します。

中には変わった仕様のものもありますが、基本的にはアナログシンセサイザーの成り立ち(発音の仕組み以外の)を踏襲したものが多いので、これを踏まえておくとシンセ全般に対しいくらか理解が深まるかと。

発音の仕組みがデジタルでも、それ以外はアナログシンセサイザーのそれであるものをヴァーチャル・アナログシンセサイザーと言います。

ちなみに、代表的なアナログシンセサイザーには、MOOG社のMini MoogやSequential Circuits社のProphet-5などがあります。

 

 

さて、アナログシンセサイザー(以下シンセと略します)は、特定の役割を持ったいくつかのセクションが集まってできています。

 

 

まずは肝心の元となる音をを発振するセクション。

 

・オシレーター(OSC / VCO)

波形の選択

サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波といったそれぞれに音の特徴を持った波形から1つを選びます。

音の特徴はだいたい名前や図形のイメージどおり。

鋭かったり、丸っこかったり、明るめだったり、暗かったり…。

このキャラクターの違いは、選ぶ波形によって「倍音」の含み方が異なることから生まれます。

 

シンセによってはオシレーターを複数有しているものもあり、その場合はそれぞれのオシレーターで(別の波形を選んで)発振した音をブレンドさせることができます。

ザーーーッていうだけで音程のないノイズを選択することもできます。

 

これだけだとほんの数種類の音しか選べませんが、これに他のセクションによるいくつかの加工を施すことによって、じつにさまざまなサウンドに仕立て上げることができるのです。

 

 

ピッチの選択

オシレーターでは波形の選択の他に、ピッチの選択をします。

例えばシンセリードだったらやや高いレンジ、ベースだったら低いレンジといった具合に、ざっくりとしたレンジ(音域)はオクターブピッチを変化させて選びます。

さらに半音単位でピッチを調整するパラメーターがあったり、ごくわずかにピッチを上げ下げするデチューンと言うパラメーターがあったり…。

デチューンは、2つ以上のオシレーターで発振したとき、コーラスがかかったような広がりを持たせるために、オシレーターどうしのピッチをわずかにずらしたりして使います。

このへんは機種によっても実装しているパラメーターの数が違います。

 

 

うーーーん。簡単に、と言っても難しくなっちゃうな…。

とりあえずオシレーターセクションでは、「ポーーー」とか「ピーーー」とか「ビーーー」とか「ザーーー」とか、といった音の中から元となる音を選ぶ!

これで!

 

 

長くなりそうなので今回はここまで。

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