歌モノとインスト

 

ポピュラーミュージックにはジャンルとは別の、場合によってはより大きな括りとして、「歌モノかどうか」という区別があるかと思います。

 

「歌モノ」っていうのは歌が入っている音楽の俗称ですね。そのまんまです。

一方、歌が入っていない楽曲を「インストゥルメンタル」と言い、略して「インスト」と呼ばれたりしています。

 

ポップスやロックでは圧倒的に歌モノが多いですよね。

ジャズなんかだと歌が入っていない曲もいっぱいありますね。

ハウスやテクノなどのダンスミュージックもインスト曲はたくさんありますが、ちょっとしたメロディを歌う声が入っていたりして、歌モノかインストかの境が曖昧なものもとても多い。

 

 

みなさんは普段、歌モノとインスト、どちらを聴くことが多いですか?

 

一般的には歌モノの方がたくさん聴かれているとは思いますが、実際その割合はどのくらいなんでしょうか。

個人的には普段、歌モノとインストを特別意識して分けてはいませんが、歌の有無というのはけっこう大きな違いだなぁとあらためて思ったりしている今日この頃です。

やっぱり我々にとって人の声は、どんな楽器も敵わない、強烈に訴える何かがあるのだと思います。

 

加えて歌モノは「歌詞」があるおかげで、イメージがし易いとも、イメージが限定的になるとも言えます。

 

もっとも、歌は楽器が生まれる前からあるわけで、手拍子や踊りなどと並びもっともプリミティブな音楽的表現です。

その背景を想像すると、「歌詞=言葉」と歌は初めからセットだったでしょうから、音楽と人の声と言葉の結びつきは強いはずです。

 

 

しかし、私は英語をたいして聞き取れないので、他の言語も含めて日本語以外の歌詞で歌われていると、その歌詞の意味は分かりません。

私のような人にとってのいわゆる洋楽は、「人の声は入ってくるけど言葉の情報は入ってこない」という意味ではまた別のカテゴリーになるのかもしれません。

 

スキャットやハミングのように歌詞がなく人の声を楽器的に使うこともありますね。

この場合は歌モノ?インスト? まぁどっちでもいいですけど。

 

 

とにかく「歌=人の声」と「歌詞=言葉」はやっぱり特別なんでしょうね。

 

ただ、これはもちろん優劣の話ではありませんで、インストにはインストの良さがあるわけです。

普段歌モノばかり聴いていらっしゃる方は、インストも聴いてみると、また新しい発見があるかもしれません。