DJに学ぶ音楽の聴き方

今回はナイトクラブ(およびラジオ)で活躍するDJ(ディスクジョッキー)のお話し。

 

DJって、音楽的には、誰かが作って歌ったり演奏したりした曲を「かけているだけ」なんじゃないか、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

なんなら「誰でもできるんじゃないか」とか……

 

そんなことありませんよ~!

 

でも、ちょっとした真似ごとは今や誰にでもできちゃうかもしれません。

機会があったらぜひやってみてください。

 

さて、少なくとも私の周りには、音楽的に尊敬に値するDJが何人もおります

 

彼らの凄いところはいくつもありますが、何はともあれ「音楽をたくさん聴いている」という点は、多くのミュージシャンや音楽を嗜む人たちが見習うべきかもしれません。

 

それはそれは膨大な量です。

そして記憶している。

 

さらに、ドレミやコードやスケールは分からなくとも、感覚的に音楽の構造を捉える、とても鋭敏なアンテナを持っています。

これは楽譜とにらめっこしていても、なかなか身に付く感覚ではありません。

私はこういった音楽の聴き方は、音楽と仲良くなる上でも、音楽を楽しむ上でも、有効だと考えてきました。

 

もちろん、音楽の楽しみ方は人それぞれ自由です。

 

ですが、「なかなか上手くならない」と行き詰ったり、「なんだか最近、楽しさを感じれないな」と思ったりしている方は、楽譜とにらめっこしている時間、いや、練習そのものをちょっとお休みして、たくさんの音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

何も専門的な聴き方なんてしなくていいんです。

ただ、「ながら」の流し聴きではなく、意識を音楽に向けて聴いてみてください。

そして、ご自分が「良いな」「素敵だな」と感じることろをいくつも探し、その共通点を見つけてみてください。

きっとそこから、ご自分が目指すところと、それに向かっての取り組みが、あらためて見えてくるはずです。

 

 

伝説的なガラージュのDJ、故ラリー・レヴァン

 

 

テクノの至宝、ジェフ・ミルズ

 

 

ジャズを中心としたムーブメントの最重要DJ、ジャイルス・ピーターソン

 

 

日本のラジオ等でもおなじみのピーター・バラカン氏