ゆっくりの極意

当スクールのレッスンでは、

テンポやリズムについての理解を深めていく

ということを大事にしています。

 

その甲斐あって、多くの生徒さんの、リズムに対するリテラシーが高くなってきました。

嬉しい~~。感涙

 

 

そのうえでなお、もったいないな~と思うことがあります。

 

それは、練習するにあたって

「自分で設定するテンポが速い」

ということです。

 

そういう方、じつはけっこう多い気がします。

いかがですか?思い当たりませんか?

 

しかし、これはあんまり効率のいい練習とは思えません。

 

簡単に言えば、

ゆっくりでできないことは速くはできない

からです。

 

元々のテンポ(原曲のテンポ)がそこそこ速い曲を演奏したいと思ったとき、ゆっくりで練習することはなかなかにじれったいと思いますが、いったん元のテンポ感(速さ)から離れられるといいと思います。

 

今は再生スピードを遅くできるような機械やアプリもたくさんあります。

じつはYoutubeの再生スピードも変更することができます。

試しに75% 50%くらいまで遅くして聴いてみてください。

それを繰り返し聴いて、元の速いテンポのイメージをいったん払拭してみてください。

 

基本的な発音や音の高さを変えることができるようになった人にとって、あるフレーズ、ある曲を演奏するのが難かしいとすれば、それはけっきょくは処理速度が遅いということが原因のほとんどです。

逆に言えば、う~~~んとゆっくりであれば演奏できる場合が多いということです。

 

ただ、テンポとリズムの関係が整理できていないと、自力でテンポを半分(50%)にしたりすることは簡単ではないかもしれません。

やっぱり、テンポやリズムについての理解を深めていくことは大事ですね。

もちろん、前述の再生スピードを落として音源を聴くことも助けになります。

 

「急がば回れ」は当スクールの名前でもありますが、ここでもそれが言えます。

 

ゆっくりから徐々にテンポを上げていきますが、ゆっくりで確実に演奏できるようにしておけば、このテンポアップの段階は意外なほどトントン拍子に進むと思います。

 

また、ゆっくりで練習することで、つっかえずに(間違わずに)演奏できるかどうか、ということ以外のニュアンス(アーティキュレーション、ダイナミクス)など色々な要素に意識を向けることもできるようになります。

 

自主練習をされている生徒さんが、ゆっくりゆっくりフレーズを確認しているのを見ると、「この人はそのうちグググ〜〜っと上達するだろうな」と思ったりします。

 

 

ちなみに、無茶なテンポで繰り返し練習していると、何度も何度もつっかえます。その「失敗を繰り返すこと」自体があんまり良くない、という考察もあります。

いわゆる「失敗グセ」というやつですね。

これについてもまた書いてみようと思います。

 

 

 

 

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