【ギター】ギターの種類②アコースティックギター

ではアコースティックギターから。

 

ここでは、まず「ガット弦のギター」「スチール弦のギター」に分けてみたいと思います。

 

 

 

・ガット弦のギター(ガットギター)

 

ガット弦は本来は羊の腸を使った弦のことですが、こんにちではガット弦の響きを模したナイロン製の弦が一般的であり、これをガット弦と呼ぶこともしばしばあります。

つまりガット弦とナイロン弦は別物ですが、同じ括りとして扱われているんですね。

 

ガットギターは、日本では「クラシックギター」と呼ばれることが多いです。

 

実際にクラシック音楽の演奏に用いられるのはこのタイプ。

他に、フラメンコなどのスパニッシュスタイル、ボサノヴァやショーロなどのブラジル音楽、アルゼンチンのタンゴ、フォルクローレなど、いわゆるラテンミュージックにも広く使われています。

 

ナイロン弦の優しく温かみのある音色が特徴で、いずれのスタイル(ジャンル)でもピックを使わず指で弾いて演奏するのが一般的です。

 

ネックはがっしりと太め。指板の幅も広い、ので各弦の間隔もやや広めです。

ペグ(糸巻き)が後ろに付いている、スロッテッドヘッドになっています。

 

ちなみに私は、スクールでも家でももっぱらガットギターばかり弾いています。

 

 

 

・スチール弦のギター(アコギ)

 

ガットギターがヨーロッパで生まれたのに対し、スチール弦のギターはそれよりも後にアメリカで生まれます。もちろんガットギターが元になっています。

当初は、主に北アメリカで、ブルース、フォーク、カントリー、ブルーグラスなどの演奏に使われていました。

 

一般的に「アコギ」と呼ばれているのがこのタイプですね。

日本では、同じタイプの楽器が「フォークギター」という呼び名でも通っています。私は、フォークギターって言ったことはほとんどないですが。

 

ピックを用いてコードをジャカジャカ掻き鳴らすのがポピュラーな奏法です。

音色は、やや硬くて高音がキラキラと響きます

ネックは細め。指板の幅や各弦の間隔も、クラシックギターに比べると狭めです。

ボディの大きさや形も少しづつ違い、種類がいくつかあります。

 

よく「弾き語り」に使われるのも、スチール弦の「アコギ」ですね。

 

ちなみに近年エレキよりも売り上げが多いアコースティックギターとは、このタイプのやつですね。クラシックギターじゃないです。

 

 

 

音楽の種類によって、必ずしもどちらかを限定的に使わなければいけないわけではないですが、ガット弦のギターとスチール弦のギターは、わりとはっきり棲み分けがなされています

 

前回同様、漠然とギターを、という方にオススメするなら、とりあえずスチール弦のいわゆる「アコギ」ですかね。

でも、ボサノヴァとかお好きでしたらガットギターもありだと思いますよ。